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※この小説はひすいが書いております。
【いつもの朝】
「ひーちゃんー!朝ごはんできたわよー!」
「はーい!」
私の名前はひすい!(ご自分の名前に置き換えて見るのも面白いですよ!)
今日から高校2年生になる普通の女子高生です!
「おはよう!今日はひーちゃんとりょーちゃんが好きなトーストを作ったわよ!」
「やった!」
お母さんのトースト、めっちゃ美味しいから大好きなんだよね!
「りょーちゃん、ハチミツかけすぎじゃない?」
「そんなことないよ」
「あんまかけすぎちゃダメよー?」
「分かってるってー」
この子は私の弟の良太(りょうた)。
私の一つ下で、甘いものが大好き。
「りょーちゃん、今日も一緒に学校行くの?」
「うん?そうだけど……どうして?」
当然でしょ?って言いたげな眼差しだな……。
「今日から高校一年生なんだよ?姉と一緒にいるの恥ずかしいとか……ないの?」
このくらいの年頃だと、そういうの気にすると思うんだけど……。
「なんで恥ずかしいの?俺の自由じゃん」
そりゃそうですわ。ごもっとも。
「りょーちゃんももう高校生なのねぇ。この前まではよちよちしてたって言うのに……」
「いつの話だよ!?」
確かに、この前までは「ひーちゃんと結婚するー!」とか「ひーちゃん遊ぼー!」って引っ付いてきてたのに……。もうこんなに大きくなっちゃって……。
「……なんで急に俺の頭撫でてんの?」
あ、昔のことを考えてたら手が勝手に。
「ごめんごめん、もうこんなに大きくなったのかーって考えてたらつい 」
「そういえば、りょーちゃんとひーちゃんは全然喧嘩してなかったわよねー。昔っから仲が良くって」
言われてみれば、りょーちゃんと喧嘩した記憶はないな。
まず喧嘩をするようなこともないしなー。
「ひーちゃんは優しいから喧嘩をする必要もなかったし」
「優しいだなんて……!りょーちゃんが良い子だから優しくするんだよー!」
うちの子可愛いなー!
……自分でもブラコンだと思う。
「いきなり抱きつくなよ!?飲み物がこぼれるだろ!」
「ごめんごめんー」
「……って言いながら抱きついたままじゃん」
「りょーちゃんが可愛いのが悪いでしょー」
「人のせいにすなっ」
「2人とも、仲が良いのはいいけどそろそろ家を出た方がいいんじゃない?」
「あ、そうだった!」
りょーちゃんが可愛すぎて時間を忘れてたー。
「先に玄関行ってるぞー」
「うん!すぐ行く!」
髪セット良し!制服は乱れてない!
スマホも持った!
「「行ってきますー!」」
「2人とも行ってらっしゃい!気をつけてね!」
一年生の先輩として、これからも頑張るぞー!
一話はここまでです!
どうでしたか?面白かったですか?続きが気になりますか?気になりますよね??
「こういうとこを直して欲しいな」「こういう物語書いて欲しいな!」等あればコメントしてくださいね〜!!
ではまた二話でお会いしましょう🫡