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どうも!あおりんです!!
今回はデートだそうです♡きゃっ!
それではどーぞ!
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小春日和……それは夏の暑さも静まりつつある、天気のいい秋の日だった。
「敦さん!!一緒にデートに行きましょう!!」
賢治が突然、敦にそう言った。
「え、デート?」
「はい!そうです!」
何故賢治がこのような提案をしたかと言うと、昨日に遡る…
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「そう言えば賢治君って、そろそろ敦君と付き合って一ヶ月だよね?」
「 はい!そうです〜!」
昼食時、太宰に突然尋ねられ、少し驚くも肯定する賢治。一体どうしたんだろうと思っていると太宰からとんでもない爆弾発言が降りる。
「じゃあもうデートしたんだね!どうだった?」
2人の間に…と言うか賢治に強烈な雷が落ちた様な音がした。
「………まだです。」
賢治のその顔はいつもとは考えられない程表情筋が死んでいた。そんな賢治に太宰が火に油を注ぐように
「え、もう一ヶ月も経ってるのにデートの一回もしてないの!?」
太宰は気付いているのか、それとも知らんぷりなのかは本人と江戸川乱歩と神以外誰にも分からない。
「お、おかしい…ですかね?」
賢治が心なしか、少し震えながら太宰にそう問う
「うーん、一ヶ月も経ってるのにデートしてないのはなぁ…」
「普通のカップルならもうしてるし、何ならキスもしてる頃だしな〜〜」
太宰がそれはもう態とらしく言った
地獄かとも思える空気が数秒流れた後、賢治は深く息を吸いいきなり椅子から立ち上がり……
「太宰さん!おすすめのデートスポットを教えて下さい!!」
ぺこりと可愛らしいお辞儀をしながらそう言った
「そこまで頼まれたら!しょうがないね〜」
太宰はにんまりとした顔をしながらまるで自分が恋のキューピッドかの様に振る舞いながら言う
太宰、一応言うが貴様が撒いた種だぞと何処かの手帳君が言いたげな視線を送っているが、そんなもの太宰が意識する訳も無かった……
「太宰さんからかくかくしかじかで…!!なのでデートに行きましょう!!」
「だ、太宰さんが…?(なんか怪しいな…)」
明らかに怪しんでる目をしているが、キラキラした瞳でお願いされては何も言えない。
「うん、勿論大歓迎だよ!一緒に行こう!」
とニコニコの笑顔でそう言うのだった
めんどいので今日はここまで!!続く!!