コメント
0件
ちょこらびBL小説
「照らしてくれた」#2
キーンコンカーンコーン(学校のチャイム)
「ういっー‼︎(?)おはよー」
と、僕の肩を叩きながらにこーと歯を見せ、話しかけてきたのは同じクラスのまいたけだ。「いってぇよ」
「ごめんてw」
コイツ、絶対分かって無い…💢
「てか聞いて!聞いて!」
よく、相手がイライラしてんのに普通に話せるな(^^;
「なんだよ…」
「かにちゃんがぁ😊😊😊😇」
ノロケかよ💢あ、ちなみにまいたけはかにちゃんと付き合ってる。
「あーはいはい。良かったですね(^^💢)」
「ゆぺも彼氏そろそろ作れば?w毎日が明るくなるしー!」
こちとら恋愛経験少ないですよ、
「作ろうと思えばすぐ作れるわw」
「これだからイケメンは(´・ω・)」
「あれ?w褒められてる?w」
「んなわけねーだろw」
「あ?」
「あ、^_^;」
2人で→「なんだよこれwww」
(…楽しいな、)
「ゆぺくんって顔だけじゃない?w」
(は?)
「イケメンだけど、あんまかまってくんない、」
(、こいつ何言ってんの?付き合う前はお前から嫌と言うほどせがんで来たクセに)
「期待はずれ…」
そんな時に僕を救ってくれたのはまいたけ。いつも楽しそうで、自分も周りも皆んなの雰囲気が明るくなる。だから、僕はまいたけが好きだった。
「ゆぺっ!ゆぺっ!!ゆぺっ!!!!」
息を切らしながら僕の方まで走って来たまいたけは花が咲いたような笑顔だった。
「どした?そんな慌てて」
僕は、全く気づかなかった、まいたけが恋をしていたのも、その事で悩んでいたのも…
「かにちゃんと付き合える事になった‼︎」
「はっ⁈なんで…、」
(あ、やべ、、こんなに喜んでるのにこの返し方は無いよな、、)
驚きが隠せなかった。
「でさ〜😊」
(あ、良かった聞かれてないみたい。でも、なんで?なんで?僕じゃ、足りなかった??なんで、親友なのに何の相談もしてくれなかったんだよ、、でも…)
「おめでとう、」
「ありがとう!」
親友の報告を素直に祝えたんだ。まいたけのその笑顔を見たら、全部吹っ飛んでったよwその時気づいたよ。僕は、まいたけを恋愛的に好きだったから嫉妬したんじゃなくて、寂しかったんだって。味方をしてくれる人が少なくて、陰口を言われては、人との関わりを減らして、こんな事してたから気づくの遅くなったよ…
(僕、以外と寂しがり屋なんだな…笑)
まいたけのおかげで気づく事が出来た。少し前を向ける気がする。
「ありがとう(´・ω・)」
「え?何でゆぺが嬉しそうなんだよwま、ありがとな!」
「おうっ」