のろい

昔、友人が二人居た。立場なんて関係なくいつもの場所に集まって、馬鹿言って、愚痴言って、笑い合って。

大切なものほど壊れやすいと分かっていたのに。私と君達をつなぐのはいつ千切れるかもわからない細い糸だと分かっていたのに。

その関係を大事にしてしまった。

あの..私達の関係を事件のあと

今ではもう二度と会えない友に一つ呪いをかけられた。きっと軽い気持ちで言葉にしたこだろう。もう少し私の事も考えて欲しい。

、あんなこと言われたら守るしか無くなるじゃないか、あぁー本当に馬鹿みたいだ。こんなの私らしくない。

まったく厄介な呪いだ。誰にも解けない。私の行動を制限する、呪い。私は自由を愛しているのに。

…なのにどうしてもこんなにも温かくて、嬉しいんだろう

君の呪い受け取ったよ、

(君の念い受け取ったよ)