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kn × shk
二人なら
⚠️
学生
いじめ表現あり
モブレ🔞あり
めっちゃ長い(話分けるのがめんどうだった)
「…ッ!!ッ、あ゛ッ…!!!」
「お前見ててイライラすんだよ…!!」
「ごめ…ッ!!ごめ、なさッ…!!」
今日も腹に一発殴りを入れられる。
鈍い痛みに苦しみながら、終わるのを待っていた。
どうせまた殴られて終わり、と思っていた。
「とっとと死ねよ!!!」
「ッ!?あ゛、あ゛か゛ッ!?!ヒュッ!?!」
ずっと死にたかった俺にとってはいい機会なのに、なのに。
俺の体はまだ死にたくない!と言うように抵抗し、その都度力を強くされる。
「チッ…キモイんだよ…早く殺してやるよ…!」
「だれ、か…ッたすけ…!!」
必死の思いで出した声も、体育倉庫の外には届きゃしない。
あぁ、意識が朦朧としてきた。目の前がぼやけて、声も遠くなって。
いきが、いきができなくて、あ、おれ、しぬんだな。
「…あれ、シャークん?にモブさん…?」
体育倉庫のドアが開いた瞬間に首を絞めていた手の力が抜け、息ができるようになった安堵と
なんでここにきんときがいる!?!?という感情でパニックになってしまい言葉が出ない。
「…チッ、バレたか…」
「…あの…いじめ、ですよね…?さっきから聞いてました。」
体に殴られた跡が数箇所ある俺を見ながら言ってきた。
「…そうだよ!いじめだよ!!ムカついたからやったんだよ!何が悪い!!」
「はは…理由になってねぇよ…」
「は?…お前、ムカつくな。シャークんと同じようにしてやるよ!」
「きんッ、とき!!逃げッ…!!」
パニックで上手く声が出ない。
どうしよう、これじゃきんときまで…
「ッふ〜…ッ!!い゛ッ…!!ッ…あ゛ッ…」
「いい顔すんじゃんww!ほら!もっともっと!」
「…ぐッ…あ゛ッ、う゛…ッ…!!は、ッ…!」
「イケメン殴るのたのし〜!ストレス解消だわww」
今すぐにでも助けに行きたい。でも体が言うことを聞かない…!
なんで、なんで俺の足は動かないの?怖いから?またやられるから?
「きんとき、ごめん、ごめん、ごめん…」
俺は結局何も出来ないままで、きんときは休み時間が終わるまで殴り続けられていた。
「はは〜…思ってたより痛かった…」
「…きんとき、俺のせいで…ごめん、ごめんなさい。」
「なんで早く教えてくれなかったの?」
「…ッごめん、…」
「ごめんばっかじゃん…w」
「…でも俺も気づけなかった。ごめんね。」
なんできんときが謝るんだよ…いつもみたいに言いたくても、言葉は出ず喉の奥につっかえたまんま。
俺だってもっと早く相談してればよかった…
「受けるのは俺だけでいいのに…ッ…」
「!それはダメだよ!!」
「…ッなんで…おれのせいなのに…ッ!」
「二人なら、こわくないでしょ?」
やだ、こわいよ、なんでそんなこというの、やだ、やだ、
「…うん、ッ…」
口から出た言葉は自分の意志と真反対の言葉だった。
本当はいやなのに、心のどこかで二人ならいいと思っている自分がいるのが憎い。
「じゃあ明日からは二人で痛みを受けて二人で苦しもうね。」
「きんとき、ッ…」
「二人なら、きっと大丈夫だよ。」
「で、でも…」
「ね、シャケ付き合おうよ。」
「な!?な、なな、な、なんでそんな急に…!?」
突然の告白に動揺を隠せない。
「付き合ったらずっといっしょにいれるんだよ…だめ…?」
見たことないきんときの甘い顔に表情が緩んでしまう。
いや、ちゃんと考えないと。
「…ずっといっしょ…」
「でも…こんな俺でいいの…?いじめられてばっかで…根暗だし…」
付き合いたいし、ずっといっしょにいたい…
でもこんな俺がイケメンのきんときと付き合ったら他の人にもいじめられちゃう…
っやだ、こんな自分がやだ。そうやっていつも自分ばっかりで…
「俺はそんなシャークんが好きだよ?」
「…ほんと…?守ってくれる…?」
「うん、だってずっといっしょだもん。」
殴られて身体中が痛いのと疲労で俺らはすぐ早退した。
ぎゅっと一生離れないように手を繋いだ。
いつもより明るい帰り道は、傷ついた心を癒してくれた気がした。
キーンコーンカーンコーン、と授業の終わりと地獄の休み時間の始まりを告げるチャイムが鳴り響く。
きんときと二人で体育倉庫に行くのは、これで何回目だろうか。
二人なら、と思えばどこか心が軽くなった気がした。
のも束の間。
「あ、やっと来たじゃ〜ん!w」
「え?マジ?あのイケメンで有名なきんとき君じゃんww」
…二人、いる…?なんで…?
不安が一気に押し寄せてくる。
「ほら、お前ら挨拶しろよ。」
「あ、き、きんときです…!」
「は、え、あ、っシャークん、です…」
きんときに続いて俺もしたくもない挨拶をする。
心底、なんでしなきゃいけないんだ、とは思っているが口にしたらどうなるかわからない。
「まあきんとき君は相変わらずのイケメンだねw」
「えっと?隣の子は〜シャークん、だっけ?暗そうだけど顔はまあまあじゃん!w」
「これからイケメンヤれるなんて最高だな〜!」
「お前ってそんなホモだっけ?w」
「いやいや、俺はヤりたいだけだから!w」
嫌な予感しかしない。ヤる…ってアレのことだよね…?
「何やるかわかってるよな?早く脱げよw」
「久しぶりだな〜wてか、お前動画撮ってるだけなんだから俺に感謝しろよな?w」
嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ。初めては好きな人とがいい。嫌だ。
こんなヤツらに犯されるなんて絶対に、
「ほら、集中してよwシャークんw」
「…は、…」
ソイツのアレが、俺の下に入ろうとする。
嫌悪感で、冷や汗が垂れる。声が出ない。
「ッ、だめ!!」
「!?き、きんと…き…?」
「だめ…!…ヤるなら、俺をヤって…」
「ま〜イケメンがそんなこと言うなら諦めるかw」
「ってかイケメンの方が美味しそうだし!ww」
は、はぁ…って何安心してんだ自分。これからきんときがアイツに…って考えただけでもいやだ!
でも弱い俺にはどうしようもできない…
そうこうしているうちに、アイツの先っぽがきんときに少し入っていた。
「やばっwイケメン犯すって考えるだけで…w」
「もっと奥挿入れていいよね?ね?」
ずぷぷ…とソレはきんときの身体に入っていった。
「…ッふ、ッう〜…」
「大丈夫、そろそろ気持ちよくなってくるからさw」
そう言い、アイツは腰を動かした。
こういうのって最初は優しくゆっくりやるもんだと思うが、コイツは明らかに違う。
優しさの欠片もない、まるで怪物のようだ。
「あ〜!イケメンのナカきもち〜!!!」
「ふッ、あッ、ああ…ッ!♡」
「めっちゃ締まってんじゃん!wイケメンなのに見られて興奮してるのかな?w」
「ぐ、ッ!///ちが、ッあ!♡♡」
「ドMじゃ~んwもっと激しくしてあげるよ~w」
「お゛ッ?!!♡♡ん゛ぉ~~!??!♡♡」
「やば、wでる…ッ!」
「ッ〜〜〜!??!!♡♡」
きんときは逃れられない快楽に負け、チャイムが鳴っても構わずに何時間もずっとヤり続けられていた。
俺は、見てることしか出来なかった。
あの日を境に、殴る蹴るという暴力よりも無理やりヤられる、ということが多くなっていた。
他の奴も連れてきたりするせいで、きんときの体はもうぐちゃぐちゃになっている。
本当に、許せない。苦しい。辛い。
でも、一番辛いのは平然としてるきんとき本人なんだよな。
「きんとき…ほんとに大丈夫…?」
「ううん、いいの。シャークんがヤられるよりずっとマシ。」
俺だってきんときがヤられるより自分がヤられた方がマシなんだけどな…
「…てか、どこ向かってんの?」
「え?屋上。」
「な、なんで?」
「いやー、ね。とりあえず行こ行こ!」
ドアを開けると、明るい日差しが俺らを照らす。
「やー、もう夏だし暑いねー!」
「……」
「…シャークん?」
今言わなきゃ、後悔する。
「きんとき…平気なフリすんの、やめろよ…」
「、っえ…?お、俺は平気なフリなんかじゃ…」
「わかってるんだよ!きんときが俺のために我慢していじめ受けてんのも、一人で抱え込んでるのも、」
「今、ここで、飛ぼうとしてるのも…」
「…ッなんで、なんで分かっちゃうかなぁ…ッ」
「おれ、いままで、ッがんばったよねぇ…?」
こんなに泣いてるきんとき、初めて見た。
「でもさ、ッもう、限界なんだよね、ッ…」
「きんときはがんばったよ。」
「いっぱい我慢して、ぐちゃぐちゃにされても耐えて、笑顔でいて…」
「シャークん、ッいままで、ありがとう。」
「ごめんね…だいすきだよ…」
やばい、もう時間が無い。どうする?どうする?どうにかしてでも止める?
…いや、俺は…!
「俺もだいすき、…だから!」
「え?おわッ!?!?」
ずっといっしょ、って約束したもんね。
ほんのりオレンジがかった明るい空に、二人で身を投げる。
きんときは驚いた顔をしていて、どこか面白くて笑ってしまう。
本当に、きんときに出会えてよかった。
みんなきんときのことをイケメンだとか、そんな目で見ている。
でも俺は、そういう見た目や偏見を見ているのでなく、きんときを見ている。
きんときという一人の人間として。
きんときだからこそなんだと思う。
ああ、もう終わりの時間が近づいてきている。
「シャークん、大好きだよ。」
「俺も、大好きだよ」
「来世でもずっといっしょに生きようね。」
あああああ長い!!長い!!しかも長い割にはクオリティが低いし終わり方がよくわからん…
いじめからの二人で飛び降りるってのが書きたかった…でもあんまり納得いってないです。
うまくならない…😭😭😭😭😭😭😭ギャン泣き
とりあえずここまで読んでくれて感謝です!本当に本当に本当におつかれさまです…
また次も思いついたら投稿します〜!では!