赤)『君、声優とか興味ない?』
家出をして三週間が経ったある日突然声をかけられた
赤)『お金は、結構でるよ?』
金………家出をして三週間も経ったんだ、そりゃ必要に決まってる
紫)『わかりました。行ってみます』
今になったから言える。
ふざけんなよ、俺の馬鹿
紫)『//////』
声優って、言ったけど…
BLアニメの声優とは聞いてねぇ//////!
桃)『あれ、誰?』
そういって部屋から出てきたのはほんのり茶色味のかかった黒髪にピンク色のメッシュが入った170cmくらいのイケメン
赤)『お、今女子に大人気!絶対的攻めボイスの桃さんではありませんかぁ~』
桃)『そういう赤っちゃんはなんで声優やめたのさ~』
赤)『別にやめてねぇ~よベシッ』
桃)『はいすみませんッ』
は?なにこいつら
帰ろっかな
赤)『あ、忘れてた。こいつ、見学』
紫)『えっと、紫、です』
桃)『へぇ!君カッコイイ声してるね!』
赤)『そうなのよぉ、片っ端からイケボそうなやつに話しかけてたら見つけた』
桃)『イケボじゃなかったらどうしてたんだよ(笑)』
赤)『いや、こいつ一人目(笑)』
桃)『強っ(笑)』
いやいやいや、俺を置いておいて盛り上がるなよ
桃)『ま、これからよろしくね紫♡』
桃)『ばいば~い♡』
紫)『えっ、俺ッ別に…』
ドサッ
赤)『これ、声優始めてくれたら全額君のものだけど…?』
は?分厚くね?これ、札束?しかもぜんぶ、一万円札!?え、俺の手の平の、え?
紫)『ほ、ほんとに全額?』
赤)『もちろん』
どうしよう…でも、ここで断ったら結局金がなくなって飢え死…
紫)『…やります』
赤)『オッケーここにフルネームかいて』
紫)『カキカキカキッ…ピタッ』
保護者、名……
赤)『ん、書けたな』
紫)『えっ…いいの?』
赤)『どうせ俺もあいつもお前と一緒だよ』
赤)『それじゃあまた明日…♡』
紫)『おはよう、ございます~………』
桃)『あ!紫~!!!』
うわっ、昨日のイケメンだ…
桃)『今日はよろしくね!』
紫)『…………は?』
まさかの俺の初出演の相手はあのイケメン、桃
しかも俺、
受けだし、最悪
まぁ演技するだけだろ… と思ってたのにッ
紫)『なぁ桃、俺台本貰ってねぇんだけど、なにしたらいい?』
桃)『はいこれ付けて』
紫)『はなしきけよ』
桃)『それつけてくれれば紫はなにもしなくていいよ♡』
桃)『ドサッ』
収録部屋に入った瞬間桃に押し倒された
紫)『えっ、ちょっ、なに…!?』
桃)『ふふっ、可愛い♡』
桃)『チュッ』
ゆっくりやさしく、甘い口づけをおろされる
紫)『ん”っふっぅ……♡』
桃)『顔、トロトロですごい可愛い~♡』
紫)『ッッッやだっっ、やめろっ!!!!』
ゆっくりゆっくり慣れた手つきで服を脱がされる
紫)『ねぇっ!桃!やめてッッッ離せッッッ!!!!!』
怖いっ逃げたいのにッッッ俺を掴んだ桃の手は俺を離そうとしない
紫)『やだっ離してよ!!!!ッ助けて!!』
この部屋にある窓の奥にあるもう一つの部屋に俺は助けを求めた
けど、誰も助けてくれない
なんで?騙された?金は貰った…けどこれはどう考えても声優の仕事じゃない
桃)『グチュ♡』
紫)『っあ”あ”!?』
紫)『やめ”っぬ”いてぇ”ッ!!!!』
いつの間にか服を全て脱がされ、すでに事は始まっていた…
パンパンパンパンパンパンパンパンパンッ♡
紫)『ひ”ぅ、♡お”ぉ”!?やら”ぁっ、♡とま”ってぇっ!!!!♡♡』
桃)『ははっ♡紫かぁーいーよ♡』
なにを言っても止まらない桃、
怖いッ誰かぁ誰かッ
紫)『助けて……ポロポロ』
桃)『ははっッ泣いちゃったの?可愛いねぇ♡ほんとに可愛い♡♡』
紫)『ふざけんなっポロポロ』
桃)『は?』
ガブッ!!
紫)『いあ”ッ!?ポロポロ』
ヂューーーー♡
紫)『やめれ”っ、ごめん”なさっ!ポロポロ』
ガッ
首に噛み付かれキスマークを付けられてから
思いっ切り髪を引っ張られ無理矢理顔をあげられる
事の流れが早すぎて、今自分がどのような立場におかれているのか理解ができなかった、いや
したくなかった
俺は今から
桃)『なぁ、誰に向かってそんな口聞いてんの?』
紫)『はひゅっポロポロ』
息を呑んだ
なんでもない、ただ桃が言葉を発しただけ
この状況もすこしは関係あるかもしれないけど俺は、
桃)『お仕置きだな…♡』
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンッ♡
絶対に普通の収録部屋には鳴り響かない肉体同士が重なり合う音
かれこれ2時間は経っただろうか…
止まらない桃に諦め、ただひたすらにいかされ続ける俺
いつしか俺は抵抗する力どころか自分で座っていることすらできなくなっていた
紫)『あ”ッお”…♡や”めぇっッポロポロとま”ってぇ♡♡』
あれから一言も発さなくなった桃
それでもさっきの威圧感だけは残っていた
止めてほしい。どうにでもなっていいからとにかく休みたいお願い、お願いだから
紫)『とまってよっポロポロ』
桃)『ふふっ♡結腸我慢できたら、許してあげる♡』
結腸?………………………結腸って、なにするの?
怖い、けど我慢したらやめてもらえる?
ならいいっ我慢するからッとめて………
紫)『やりッゲホゲホッやりますっからぁ”!!!とめてぇぇえ!!!』
ビュルルルルルルルルッ♡
グポォッ!!!!
俺が達したのと同時に奥に入ってきた
チカチカッ
紫)『あ、え?ポロポロなに、これッ』
桃)『♡』
桃)『頑張ろうね♡紫♡』
俺は後に後悔することになる…
ほんと、俺の大馬鹿…
紫)『も、終わった”でしょ!?抜いてよぉ”ぉ”ぉ”お”!!!』
結腸…というものに入ったはずなのに出し入れを繰り返す桃
なにをしているのかもわからず叫び声を上げる俺、
その声を聞いても桃はとまろうとしない
桃)『なぁにいってんのさまだあと10cm以上は奥だよ』
は?10cm…?、、、
紫)『ッッッい、いや”っ!!!!!抜い”てよ!!!!だめ”っ!!!!』
自分でもわかるくらい血の気が引いた
この辛いのをさらに超えるのか?
無理だッもうこの仕事は辞めよう。
辞めるからッ謝るから、もうやめてよ…
桃)『大丈夫♡これから気持ち良くなるからね』
桃)『力入れて、絶対良くなるから』
紫)『ほんっとに?』
桃)『ほんと』
もう、なにも考えられない
いっそのこと、○んでもいい
行き場もないんだ
こんなの辛すぎる
紫)『わかっ、た』
力を入れた瞬間だった
桃の、言うことなんて聞かなきゃよかったのに
グポォッ!!!!!!!!!
さっきよりも遥かに奥まで入ってきた
苦しい、痛い…と思ってたのに
紫)『あ”ぁ!?♡♡♡』
桃)『偉い偉い♡』
桃)『一緒に気持ち良くなろうね♡紫♡』
紫)『あぁ♡桃ッ桃~♡♡』
ビュルルルルルルルルッ♡
桃)『ふふっ俺の名前呼んでいくとか可愛すぎる♡』
桃)『でも、もぉっと可愛いことできるよね?』
紫)『無理っも、おしまいなのぉぉ♡♡』
ビュルルルルルルルルッ♡
ゴリュンッ
紫)『ッッッ~~~~~?!?!?!?!?♡♡』(達
紫)『あ、え?』
桃)『できるじゃぁん♡』
桃)『偉かったね♡それじゃあまた明日♡』
紫)『ん、ここ、』
ゴキィッ!!!!!
紫)『あっ!?ポロポロ』
赤)『あ、お目覚めですかお嬢様』
紫)『ッッッ俺この仕事もうやめます!!!ポロポロ』
赤)『いやお嬢様を否定しろ』
紫)『そんなことどうでもいい!俺はこの仕事をやめる!!!』
桃)『えっ紫仕事やめちゃうの?』
紫)『そもそもこんなこと聞いてない!!!!俺は未成年だぞ!?』
赤)『まぁ、なに言ってもいいけどさ』
赤)『仕事辞めるなら俺らの犬に、なってもらうけど?』
紫)『なにいってッ』
赤)『ちゃんと読んでからサインしないからこうなるんだぜ?』
契約書
この仕事は、声が出なくなる。または死ぬまで辞められない。
辞める場合責任者赤、桃の所持品となる。
紫
桃)『おぉ!さすが赤っちゃん!』
赤)『わざわざ人項目ずつサインかかせたのに…』
赤)『さぁどうする?』
桃)『俺らの所持品になるか』
赤)『この仕事を続けるか…』
紫)(俺の身体はもう……………)
もう、元には…
紫)『ッポロポロ仕事、続け、ますッ』
桃)『言い方おかしくなぁい?』
紫)『仕事、続けさせて、くださいッポロポロ』
赤)『いいぜ♡』
赤)(ほんと馬鹿だなこいつ…♡)
契約書
仕事を辞めた時、プロデュースした責任として赤、もしくは桃に引き取られる。
紫
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