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独ソ戦①
⚠️
・政治的な意図はありません。
・ナチソです。
・史実を元にしていますが、あくまで二次創作です。
・リョナ×ソ連です。
ーーナチス視点ーー
丘の頂上まで来た。
一応星が見える穴場というのは本当のことで、そこには満点の星空があった。
「晴れててよかった。」
ソ連は天を仰ぎながら呟く。
「あぁ、綺麗だ。」
その場に2人で座り込み、 しばらく星について語った。
そろそろだろう。
俺はスッと立ち上がってソ連と向かい合う。
「、、、どうしたんだ。」
少し不安げなソ連。何をされると思っているのか。
「ソ連。今日お前をここに誘ったのは、、、お前に伝えたいことがあったからだ。」
いつも無表情のソ連が珍しく動揺が表に出ている。何を言われるか分かった顔だ。
いつも身長的に見下ろす側のソ連が見上げている。
それがどうもロマンチックに感じているのか、ソ連は立ちあがろうとしない。
それも俺の計算のうちだ。
ゆっくりとソ連に近づき左手で右手を握る。
ソ連も俺も右利きだ。
右手は腰の後ろに回し、若干跪く。
「ソ連。俺と結婚してくれないか?」
ソ連の顔がみるみる紅潮していく。
動揺が隠せていない。いや、隠す気がないのか。
「ナチ、、、俺でいいのか?ほんとに俺で、、、」
震えた声でそう問い返してくる。
問いに対して問いで返すなと冷めたツッコミを心の中でする。
当然そんな心情は隠して満面の笑みを浮かべる。
「当たり前だろ?こんなに好きなんだから!」
よりグッと距離を詰める。
「俺たち、、、1つになろ?」
その刹那、俺はソ連への殺気を漏らしてしまった。
「、、、え?」
「一つになる」=「併合」と言うことに気づいたのか、はたまた俺が刹那に漏らした殺気に気付いたのか、おそらく後者。
ソ連の顔から血の気が引いた。
俺は隠していた右手のナイフをソ連に突き立てた。
ーーソ連視点ーー
血の気が引いた。
ナチスから一瞬、いや、一瞬より短い間。とんでもない殺気が漏れた。
反射的に後ろに飛んだ。
そのおかげでナチスからの攻撃を急所から逸らすことができた。が、ナイフは右脇腹に深々と刺さった。
後ろに飛んだせいでナチスの持つナイフは腹を切り裂いていく。
「い”ぃっっぁあ”あ”ぁっ!」
傷口から血が吹き出す。
思い切りナチスを蹴っ飛ばしてナチスと距離を取る。
なんで、どうして!
そんな俺を見てナチスは目を見開いた。ほんの一瞬固まったように見えた。
切り裂かれた腹からは赤黒い血液がドバドバと溢れ出す。
「う”ぐっっ、、、っ、う”お”ぇっっ!」
その光景を見て俺は盛大に吐いた。吐瀉物が地面にビチャビチャと撒き散らされる。
混乱・恐怖・不安・悲しみ
様々な感情が入り乱れる中、俺は気づいてしまった。
今までの優しい言動、甘い言葉、育んだ愛
それらは俺を騙すための偽りだった。
ナチスがうずくまる俺の肩にナイフを振り下ろす。
『俺はナチに愛されていなかった。』
ドスッ! ブシュッ!
「あ”っ!あ”あぁっ!い”や”あ”ぁぁっ‼︎」
痛みで我も忘れて泣き叫ぶ。
なんとかナチスを振り払い、山林めがけて走り出す。 まだ足は無事だった。
山林にたどり着く一歩前でドロップキックを入れられる。
地面に叩きつけられ、次第に血溜まりが広がってゆく。
出血で意識が朦朧とし、呼吸もまともにできない。
「カヒュッ、、、ヒュッ、コプッ、、、ヒュッ、、、」
愛されてない愛されてない愛されてない
その事実が頭の中で反響していた。
最後くらい目を合わせてやろうと仰向けになる。
霞む視界の中でナチの顔が見えた。
笑っている。
今までの優しい笑顔じゃない、頬を紅潮させ困ったような笑み。手を口元に当てにやけるのを抑えようとしている。
、、、なんだ、こいつ。、、、気持ち悪い。
純粋な嫌悪だった。
今までのナチスへの想いが急速に冷めていく。
しばらく攻撃も話しかけもせず、ただ俺を見下ろしていた。その間ずっと困ったような笑顔でブツブツと何か呟いていた。
そしてついに口を開いた。
「お前っ、、、そんな顔、、、 反則すぎる、、、♡」
ーーナチス視点ーー
俺が腹を切り裂くとソ連は悲鳴をあげた。
普段無表情のソ連からは想像もつかないほど歪んだ声と表情。
ドキンッ
その姿に俺の中のナニカが大きく揺さぶられるのを感じた。
、、、なんだ?
、、、落ち着け任務を遂行しろ。
俺は続けてソ連に切り掛かる。
ソ連が盛大に吐いた。
その情景に胸を焼かれる。
やば、
肩を思い切り切り裂く。
またソ連が大声で叫ぶ。
その低い声にうっとりしているとソ連に思い切り蹴られた。
ソ連はすっ転びそうな体制のまま山林へと駆けて行く。
重症のソ連にドロップキックをかます。
地面に叩きつけられ過呼吸になりながら泣いているソ連。
俺が泣かせている、、、
俺が苦しめている、、、
その事実を実感すると、心の底から本音が迫り上がってくる。
もっと苦しめたい、もっと見たい、もっと泣いてほしい、、、もっと、、、
気づけば俺はそれを見ながら笑っていた。
なんなら勃起していた。
ソ連が仰向けになる。
俺の表情を見て目を見開く。怖がっているのかな?
あれ?ソ連ってこんなかわいいかったっけ?
かわいい、、、好き、、、エロい、、、犯したい、、、
「お前っ、、、その顔、、、反則すぎるぜ、、、♡」
俺は堪らなくなった。
こんな気持ちは初めてだ。
絶対に逃したくない、、、♡
ーーソ連視点ーー
ナチスが何か言ったが意識が薄くてそれどころではない。
いつのまにか意識を手放していた。
ハッと目を覚ますとそこはさっきの丘の山林付近だった。
肩と腹の傷はご丁寧に縫われ包帯が巻かれている。
おまけにどこから持ってきたのか輸血までされている。
「、、、なんで」
「気が付いたか」
独り言のはずが返事が返ってきた。
少し離れた木にナチスが背を預けて、ニヤニヤと見下ろしていた。
さっき刺してきた奴が目の前にいる。
まだ手にナイフを持ち、ジリジリと近寄ってくる。
ガバっと体を起こし逃げようとする。
体が悲鳴をあげているがそれどころではない。
すぐにナチスに取り押さえられ、体の自由が効かなくなる。
「、、、っ、離せっ、」
俺の制止も振り切って俺を押し倒す。
嫌な予感がした。
カチャカチャ
コートのベルトが外される音。
予感が的中した。
「やめろっ!俺はもうお前なんか好きじゃないっ!そう言うこともしないっ!」
ナチスは止まらない。むしろ嫌がる俺の反応を楽しんでいるように見えた。
「はっ、おい、ほんとにやめろ。」
どんどんナチスの目が細まってゆく。獲物を前にした獣のようだ。
カチャカチャ
流石にパニックになりジタバタと暴れる。
傷のせいでまともに力が入らない。
「ーっ!誰かっ!」
ズバッ
ズボンを下着ごと脱がされる。
カチャカチャ
ナチスも自分のズボンを下着ごと脱ぐ。
「誰かっ‼︎誰かいないのか⁉︎」
ナチスのものがピッタリと後肛に押し付けられる。
「いやっ!やだっ!痛いっ!痛いからっ!」
ナチスは容赦なく腰を叩きつけた。
コメント
5件
えと、もう、本当に……大好きです…、
うわあああ…😭💦 第2話でいきなりここまで来るとは思わなかった…! 最初の星空のシーンがすごくロマンチックだったからこそ、ナチスの裏切りとソ連の絶望がめちゃくちゃ刺さったよ…。ソ連視点の「愛されてなかった」って気づきが切なすぎるし、最後の展開も含めて心臓バクバクしながら読んだ…⚠️ でもナチスの歪んだ執着もまた一種の愛なのかなって感じさせられて、複雑だけど引き込まれた…!続きが気になりすぎるんだけど大丈夫…?!😭✋