校庭には楽しそうに授業を受ける先輩がいた
『ふふっ』
必死にボールを追いかける姿がカッコよくて
可愛くって目が離せない
『あっ』
不意に振り向いた先輩と目が合った
僕は服を掴み 微笑んだ
『ぶっwww』
意味を理解したジミンは挙動不審になりながら友達の元へ戻った
『あぁ…可愛い』
『あの可愛いがどんな風に変わるのか知りたい…』
自分の中の理性が歪みそうになるのを必死に抑えた
キーンコーンカーンコーン
僕は急いで保健室へ向かった
ガラガラ
『うわっ』
『なんだお前か』
『先輩 もう脱いじゃうんですか?』
『当たり前だろ』
僕はジミンの後ろから抱きつき耳元で
『僕の事 思い出しました?』
『?!』
『お、思い出すわけないだろ!!』
『本当ですか〜?w』
『僕を感じてくれないなんて酷いなー』
『あのな!!』
振り向いた時に体勢を崩しベッドへ倒れ込んだ
『いててて…悪い…』
『先輩 大胆ですね♡』
『え?』
2人はベッドに重なるように倒れた
『ち、違う!!早くどけよ』
『どうしたんですか?』
『あれ?意識してます?』
『そんな訳ないだろ…』
『ふーん…』
『ちょっ!!な、何してんだよ?!』
『ん?体操服返してもらおうと脱がしてます』
『自分で脱ぐから!!』
『気にしないでください』
『気にするわ!!』
一気に体操服を脱がした
白くて細くて強く抱きしめたら折れてしまうんじゃないかと感じた
『先輩の肌…キレイですね』
そっと身体に触れる
『んっ…』
ビクッと身体が反応する
僕の身体が一気に高揚感に包まれた
『どうしたんですか?』
『く、くすぐったいだけ』
『へー』
僕は首筋からゆっくり胸を撫でた
『あっ…んッ』
『先輩…ここ弱い?w』
僕はゆっくり胸に触れ突起を摘んだ
『ダメ…っ…んぁ…』
ダメだ…
そんな可愛い声出されたら優しくなんて出来ないよ
『先輩?』
『え?』
僕はキスをした
優しく その柔らかいくちびるに触れた
びっくりした先輩は僕を突き放そうと手を伸ばしたけど邪魔何かさせないよ
微かに開いた口に舌を絡める
強く拒否をしていた先輩の身体からゆっくり力が抜けていくのが分かった
僕達は夢中でキスをした
舌が絡む度 心臓が痛いほど脈を打つ
早く次へ進めたい
きっと先輩もそんな気持ちのはず
キーンコーンカーンコーン
『あっ』
『残念ですね…先輩』
『…………』
『気持ちよかったですねw』
先輩は何も言わなかった
分かってる
独りよがりな事も
先輩の気持ちを無視してる事も…
『虚しいな…(ボソッ)』
つい本音が…
『授業行きましょう』
ドアに手をかけた時
ガチャ
鍵がしまった
『えっ』
振り向くと 先輩は下を向きながら鍵をかけた
『先輩?』
『2度も…寸止めするなよ……バカ』
『え…』
先輩は恥ずかしそうに下を向く
『ふふっ』
『わ、笑うな!!』
そう言いながら顔を上げた先輩は真っ赤な顔をしていた
『先輩』
『ん?』
『好きです』
『……知ってるw』
僕達はベッドへ歩き出した
END
コメント
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わぁ....もう....最高ですね 本当に憧れます〜😭 お餅ちゃん....天才ですよ🎓✨