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違う、、違うよ、、 こんなはずじゃ、、
私を見る目はいつも冷たい。
私は仲が良いと感じた人に対して、ちょっとした悪ふざけをしてしまう。。
例えば、、こんな風に…。
『ねーねー!これめっちゃ可愛くない!?』
友達の美桜(みお)が言った。
『うんうん!確かにっ!めちゃかわっ!』
悠(ゆう)もそう言った。
私の頭の中では、
配慮、よりも面白さ、を無意識に重視しているのかも知れない。
『え〜、、でもそれ、100円ショップでしょ?お金持ちの美桜には似合わないってw』
私としては『面白い』と思った。
『っえ?そ、そうだよね〜!』
人当たりが良い美桜は少し戸惑っているような、悲しんでいるかのような顔をしていた。
『ちょっと!だからなんなの!?可愛いなら良いじゃんっ!人の物に文句つけないでよっ!』
悠がそう言う。
やってしまった、、。そう思いながらも
『ごめんごめんっ!ねー、ちょっとしたジョークだから!ジョーク!』
悠は私を睨みながら、美桜の肩に手を添えていた。
次の日から、
私に話しかけてくれる子は
徐々に減っていった
当然と言えば当然なのだろう。
このような結果は、私が生み出しているんだから。そう思いつつも涙が溢れた。
そんな中、一人の少年と出会った。
『………嫌われてるんだね。自業自得w』
私に対しての第一声がこの言葉の少年は
良いよ。僕が君の代わりになってあげる
っえ?
『ここは、、?どこ…?』
私がそう呟いた。
『ここは君の脳の中…。まぁ、簡単に言えば仮想空間のようなもの…?かな。』
…意味が分からない。
彼は続けてこういった。
『僕はもう一人の君。性別は♂なんだけど…』
『名前、、着けてくれない?』