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僕らの マスク戦争 最終章 ラスト開戦 ❹

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僕らの マスク戦争 最終章 ラスト開戦 ❹

1 - 仲間と暗号で連絡を取り合う中、知らない筈の場所と時間が、露見し黒マスク達に確保されてしまう、しかし…

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2023年03月08日

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最終章 ラスト開戦〜❹


昨日はかなり疲れていたようだ。もう朝の8時を回っている。横のベッドに寝ていた杉田の姿はなく階下から聞こえてくる開店準備前のスープ鍋の煮炊きの音や野菜を洗う蛇口🚰の音だったり、集客の期待をかけた緊迫感と忙しさを伝えている。

その隙間を縫って、親子の会話が密かに聞こえてきた………、

「ショウタ!今日、何処へ行くんだ?、、お前が何しようが構わないが、受験生だと言うことを忘れるなよ、あとナ、この間の融資の話し、あれ断った!訳の分からない融資は、後が、オッカナイからよ。」

「親父、期限があるんだろうが?もし払えなかったら、この店は取られるんだゾ!」

「お前は心配すんな!それよりもちゃんと勉強して大学入れ、母ちゃんとの約束を守れ、いいナ!!」………

シズキは階段の側で聞き耳を立てる、、、、

( 繁盛しているように見えたけど、何で?話してくれないんだ、家が大変な時に…、早く手伝おう、一宿一飯の恩義だろ)


☆〜  黒マスク警察支部の1人と

支部長との通話


「何だと❗️ 2人の生徒が逃げ出した❓どうなってるんだ、黒マスク施設の警備は?」

「明日には、例の新薬投与を強行する!頓挫する訳には絶対に行かない!!うちの病院の命運が掛かった大事なイベントだ!莫大な金が流れる、こんな不手際は困る!」

「そのために準備した製薬会社との密約、新薬の先行発注契約が、明日の夜には決まる。大事な記者発表も予定しているんだ、どんな手を使ってでも早く連れ戻せ❗️

逃げられたことが明るみになってみろ、黒マスク警察の権威が失墜する!私の医師会での今後の立場も危うくなるやもしれん!」

「其れにだ、日に激しさを増す反対派の連中にねじ込まれる材料は、是が非でも阻止せねばならない!!いいかすぐに探し出せ❗️」


その夜、支部長の部屋から

別の通話の相手と、、、、、、、


「そうなんだよ、、、逃げられる訳が無いのに、何故か逃げた!手助けをした奴がいるようだ。馬鹿げているよ!ただの保護でしかないのだから、普通に帰れるのだよ…」

「薬のことは、親の承認を得てからだ。だが,健康に役立つ薬なのだよ、持病の子に優先して使用してあげようとしているのにナ、まっ義務では無いから辞められるサ!黒マスクとしての地域の長の私が断言してもいい!」

「兎に角、何処に行ったか本当に知らないと言うのかね?、、、、質問を変えようか、あの2人とは、いつ、何処で会うのかナ?、、」

「ああゝ、そうか、そんなに協力できないならこんな事はしたくはないが,仕方がない!私のひと声で、銀行の融資もストップ出来る。脅迫ではないよ。私の権限と影響力は今や誰もが知るところだよ、、、、」


***〜 次の日の午後


僕達は、大澤駅から直ぐのショッピングセンター ” アラモ“ に向かう。(3時半には到着しそうだナ)、、、結局、杉田がついてきた。(キョウコ達が心配だからと強行に言い張った。こんな杉田を見たことが無い、コイツ、もしかしたらキョウコの事が❓と、僕は妙に気になった…)


4時までに皆んなで集まる事は決まっている。しかし問題は集合場所だ。

これが、休日の午後のモールの人混みで、紛れ込んだ2人を探す事さえ、今は容易では無いのに、(せめて、キョウコの洋服の色ぐらい聞いておけばよかったナア〜、、)

キョウコからのメールは、昨日を最後に途絶えた。此方からの送信は、調べられている為、めったなやりとりもキャッチされる恐れが有り、仲間達とは、暗号でやり取りする。

集合場所は、黒マスク警察の動向次第で決める。

万が一、危険が迫る場合には、仲間達には中止の雨マーク☔️を出す。速やかに立ち去ることが、僕が決めた仲間との絶対的な約束だった。

アラモに着いた僕は,杉田と6人の仲間達と信号を取り合う。僕が鳩一羽、杉田が2羽、、、今のところ仲間8羽全て飛んだ。因みに、黒マスクは⦅ カラス ⦆と例える。

キョウコとハクトが、もう此処に居るのは時間的に間違いない、、、、

キョウコとハクトは、電車による長旅で、お腹が空いているだろうと僕は考え、杉田と別れ、反対側からのフードコートを彷徨、同時に黒マスクを警戒しながら捜索する。

フードコートの先の🚻の前のベンチに座る眼鏡をかけた大人びたベージュの上下を着た女性、見たところ、大きな買い物袋を持ち、子供の🚻を待つ若い母親のように見受けられる。

が、キョウコの下僕である僕には、彼女のオーラを感じ取る。(確かめてみるか?どうやら、ハクトのトイレを待っている感じだナ)

僕も、杉田に借りたグレーのセーターで、野球帽を被り、民衆に溶け込んでいると思う。

{ 🚻の隣りのスポーツ洋品店に入って}と書いたメモを、何気に座っている彼女の膝の上に落とした。

やはりキョウコだった。

そのまま僕は、スポーツ店の入り口の植木に、身体半分隠し、待つ。キョウコがそそくさと店に入る、と同時に僕は彼女の腕を掴み、思いっきり引き寄せ、抱きしめていた。一瞬、お互いに顔を見合い、僕は、感涙に咽びそうになる。このまま時を忘れ、ずっと抱きしめていたかった、、、、、、、、。

「キ、キョウコ!ハクトの事を守ってくれて、本当にありがと!なんて言ったらいいのか?」

「シズキ!…、自分の子供を守るのは当たり前だから」,「エッ⁉️今、なんて言ったの?」

「まだ、まだよ!感傷に浸るには早い、戦いはこれからなんだよシズキ!…ねぇ,ハクト、🚻でるの遅くない❓」

(ハクト!!確かにそうだ、彼女との再会で気が動転していた。)

何と言う事だ!目を離したといっても1分程、それなのにハクトがいない⁉️幾度も🚻や周辺を、キョウコと探し回るも手がかりが無い、杉田が現れ捜索に加わる。

最悪のシナリオが頭を過ぎる。

黒マスクに捕まったかもしれないと、、、、

時間的にアラモ内で移動しているなら、まだ救出可能ではないかと、密かに期待をかけ、”黄緑色の幼虫を咥えたカラスは庭の中’” と、仲間達に暗号を送る…………..。


***・・・***

八王子市立八王子南高校の3年.生徒会長、吉川イズミは,来月、市で開催する青年の主張の高校生部門に出演する全ての高校からの弁士を募集していた。

このイベントを最後に、会長の座を退く。成功のための熱量は、計り知れない。日々市立公立高校の代表達と連絡を密に取り合っていた。


☆〜 キョウコとハクトが、

施設を逃げ出した晩


週末前夜、試験勉強の合間に、いつもの様にイズミは部屋のベランダに出て,疲れた脳を癒すため、ライトアップされた内庭を見ながら幾多の高校の代表からのメールの返信をしていた。

” 吉川総合クリニック院長 “、” 吉川 孝明”

は地域統括代表でも有り、黒マスク警察支部長の職務にも抜擢され、2つの肩書を持つ。

そして、イズミの最も尊敬する父親なのだ。書斎は、娘の部屋の隣に在る。どうやら窓を開け通話をしているらしい、いつもと違う話し方に,何故かイズミは違和感を覚え、聴き耳を立てていた。

「そうだよ、逃げだしたんだ。君の同級生の女子生徒と、君の親友の宮原君とか言ったかな、その病気の弟を直ぐに連れ戻す必要がある、、、、」

「君のお父上、せっかくの私からの融資を断るとは、あまり利口では無いねぇ!大切な店は本当に大丈夫なのかな?こんな事言いたくないが、お父上の店など、私のひと声で明日にも営業ストップになる、、、、、、、、、成程、そうか、明日アラモに到着し、2人を見つけたら、間髪入れずに連絡したまえ、、、、約束しよう、明日中に2人を連れ戻すことが出来たら、融資は必ず取り付けるし、手続きが済めば、夜には2人を解放してもいい……,」


☆〜 次の日,

[ショッピングセンター, アラモ  ]


‘” 幼虫を咥えたカラス二羽が、水浴びを目指してる❗️至急、bird watchingへ”’ 鳩の3から、、、

’” カラスが群れをなし、大きな餌を求め、四方に飛散した。黒が抜けた色は、

金の目を確認しbird watchへ、、、、、’”

彼方此方からメールが届く。

僕とキョウコは、二手に別れ、人混みに紛れながら、急いで出入り口近くの公園、’“水浴び’”

噴水を目指す。{鳩を手から舞上がらせる仕草の少年の彫刻が施されている}中央の石から、高低差の水流を交互に噴き上げている⛲️が在る。

僕は、すかさず仲間達に、☔️のマークを配信した。何故か急にいなくなった杉田にも、中止を知らせる。

既に僕は、腹を括っていた。

キョウコが、人を隠すなら人混みだと、この場所で会うことを決めた。また八王子でも、指折りの大型駅とこのショッピングセンターは、地続きであり、かなりの市民が往来する。

狙いは、この人通り、、、、この政策を見直すべきだと、地区の緊急事態条項マスク、着脱禁止規制の廃止を求める団体の代表に、予め、キョウコがコンタクトをとった。

’” この理不尽な政策の為に、何の罪もない子供達が利権に利用される事は、絶対に許されない❗️’“と、賛同してくれた。

是非一緒に声を挙げ、広く市民の皆様から署名をもらい、団体は、すでにマスク義務の正当性と整合性に疑問と反対を表明し、マスク自由化を掲げていた。

条例の為の1部の利権企業から成る、俄か黒マスク警察とやらの廃止を求める嘆願書等、又、新薬投与等の強制が露見した場合、権力乱用と違法行為としてしの調査会に申請し、徹底的に糾弾する旨を取り付けていた。

そのタイミングが午後4時、まもなくだった。

しかしながら、団体との交流も儘ならない厳しい状況になった、、、、( しかし何故?場所も時間帯も、分かっていたんだろうか?タイミングが良過ぎて、何かがおかしいと、キョウコと僕は,その時、直ぐ思っていた。


僕は、1番に公園迄辿り着く。

ハクトがいた❗️中程に在る⛲️噴水の向こう側に、ハクトを挟んで黒マスク達は立ち止まり、手前男が何やら携帯電話を取り出し、通話をし始めた。片方の男に合図するや、男は噴水に手を翳して湧き上がる噴水に集中するハクトを、無理矢理引っ張って行こうとした。


身体を張るなら今だと思い、僕は走った、、、、、、

「ハクトを離せ❗️」、、、ハクトの手を強く引っ張る男の腕を素早く払いのけ、僕はハクト奪回の為、一進一退の攻防を繰り広げる。

しかし、形勢は元から不利だ!署からの指示を受けていたのか、通話を辞めた男によってその場に羽交い締めにされ、床に倒されそうになる、その時,駆けつけた杉田が,男に背後から馬乗りになり僕の窮地を救う。

杉田は、もう1人の黒マスク警察に殴られ、鼻血が出ていた。僕も杉田も諦めなかった、、、、、、、、、、、、、、、、

「杉田、大丈夫か?」

「シズキ、スマン!俺なんだ❗️この場所も今日の事も、全部密告したのは俺だ、友を売る最低な野郎なのさ!!、、店の事、脅されて、母と造りあげた親父の店が、、って!シズキがやられると思ったら居ても立っても居られなかった!!本当にすまなかった、、、」

「ウン、分かっていたよ、、汚い奴らのする事だ!仕方ないサ,それにショウタ!お前こうして僕を助けに来てくれたろ、☔️マーク出したのに、帰れ、逃げろって言ったのに、僕こそ,すまん!お父さんに悪いよ、、、だから俺は闘う、絶対に負けない❗️汚い大人の奴らにケリをつける」

その時、ざわざわと何処からか、金バッチをつけた黒マスク警察が、残りの鳩6羽を捕まえ、僕と杉田の前に乱暴に引きずり集めた。

僕は、その時、初めて悟る。

(☔️は中止で帰れと言う仲間達との約束だった筈、危険を知らせる暗号なのに、何故逃げなかったんだ!杉田も家が大変なのに、僕のせいで皆んなが……)

仲間は、暴れたのだろう、押さえつけられていた。これ又、僕と杉田も地面に手を着き首を押さえ込まれている。

これじゃぁ、まるで時代劇の捕物だよ、、、、、、、

「早く、皆んなを解放してくれよ!!コイツらは、此処で偶然会っただけだ。今回の事には一切、何の関係も無い! マスクはしているし、違反なんかしていないはずだ。捕まえる理由もないじゃないか! 僕だよ❗️

僕が首謀者だ❗️❗️彼女と弟の逃亡の手助けも全て僕が考えて手引きした。

病気の弟は、限界なんだ,弟に何か後で起きたら、誰が責任をとるんだよ!だから,2人の代わりに,僕を支部長の処へ、連れていけ!」

ハクトが,大柄の男に抱えられているのを目視するや,キョウコの姿を探す、、、、

突然、大きな水飛沫の音と、辺りは俄かに曇り靄が立ち込める、微かなキョウコの祈祷が聴こえ始める、、、次の瞬間、僕は冷水を浴びたような錯覚を覚える、何とも言葉に表すのが難しい。まるで,

我が身が水中に埋没したかのような浮遊感と冷たさを肌で受ける。しかし魚のように普通に息はしている。


僕は我に帰り、 フウ〜と息を思い切り吐いた。驚いたことに,黒マスク警察官が、全身びしょ濡れになり、まるでドミノ倒しの様に薙ぎ倒されている、、、自分達に何事が起こったのか分からず呆然としていた、、、、、

キョウコがハクトと手を繋いで僕達に駆け寄る。「き、君か?コ、コレしたの⁉️」

キョウコが僕を見て、ニヤリと笑った。

「シズキ!反対派の代表たちが、弁護士と一緒に今、こっちに向かってる、だから皆んで、戦い抜いて時間稼ぎするのよ!!」

シズキは噴水の水が、容量を超えて6〜7メートルも高く、立ち°昇り数メートル先まで、地面に流れ出ている状況に、初めて気がつく。

仲間達も理解できず、噴水⛲️の故障で溢れてるのか?水源元の水量がマックスになってしまう調整ミスだろうと考えている。

天が僕達に味方したらしいと一斉に囁いていた。

ショッピングセンターアラモを出入りする客が、怪訝に思い、立ち止まり始め、いつしか群衆が群衆を呼び集めていた。


シズキ達は構えた❗️、、、、、

黒マスクが正気を取り戻し、僕たちに襲いかかろうとしていた、、、、其の時、何処からか、登場した制服女子が、

「待って!!誰1人として,連れて行けないわ❗️貴方達。黒マスク警察は、18歳以下の子供たちに暴力を振ったワ!証拠は私達がビデオに収めています。此れは違法行為よ、直ぐに市の懲罰委員会に提出します」

驚いた事に、我が校、生徒会長の吉川イズミと2年の委員2人を連れて現れ、僕たちを押さえ込むまでのビデオを見せ、何故か?此方の加勢に加わ、、、、、、る?

「黒マスク警察さん、貴方達は間違っています!黒マスク警察官支部長の吉川孝明、即ち私の父は、大きな間違いを犯したんです。

この条例は、子供たちを対象にしたものでは無いはずです。切符が溜まった者だけ、そもそも児童、生徒は指導だけの筈なのに、、、、

拘束して、それどころか、病気の子供を利用してお金儲けしようなんて、、、、、

父は医療に携わる身で、何の罪も無い病気の子供に都合の良い健康薬と称し、お金のため、欲のために、こんなことを?娘として、とても恥ずかしいし悲しすぎる…。

宮原君、弟さんのこと本当にごめんなさい!!、、、こんな理不尽な条例は直ぐ辞めるべきよ❗️

だから、皆んなに声をかけて賛同してくれる市の高校生に拡散してもらったの、、、見て❗️こんなに、集まってくれたわ!!!」、、、、、、、、、、、

群衆の合間から、種々様々な制服を着た高校生達、恐らく市内の高校の学生達が続々と集まり、いつの間にか、まるで集会場のように見渡すかぎりの制服の群れを成していた。

そして、一斉に”‘強制マスク反対’“黒マスク警察の廃止!⦅民を奴隷化する条例、廃止!⦆等のプラカードを掲げ、吉川イズミの号令で一斉にシュプレヒコールを挙げる。

そして、条例、反対派の団体も加わり、広い公園内は人で埋め尽くされ、一般市民も一緒に声を挙げ始めた。

黒マスク警察は、圧倒され如何にもならず、立ち尽くすだけだった、、、、、、、、、。そして、奇跡が起こる。

騒ぎを聞きつけた数ある著名な文記者やマスコミが、社会現象と捉えこぞって記事にしてくれたのだ。

このことは、八王子だけに留まらず、全国的に広がり、燻っていた国民の不満や不安が爆発し、緊急事態条例や数多の法案をも、見直しとなる可能性が出てきた。

その後も、民衆の声は、今も広がり続けている、、、、、、、、、、、、、、、、、。



シズキ達は、それからの数ヶ月、マスクを外し少ない高校生活を謳歌し、無事に卒業を迎えた。

今回の事は特別で、感動するラストを迎えた。一生僕たちの脳裏に刻まれるような出来事だったし、思いがけない展開を見せて今に至る。


1番の功績は吉川イズミだ。


実の父親を告発したのだから、それなりの覚悟が必要だったろう!僕こそ彼女を自己中だと誤解していたことを心底謝りたい!!

彼女こそ真の勇者である。彼女は高校生による弁論大会でも、市民の為の市政の在り方とは〜イズミの弁士振りは圧巻だった。

心配していた親子の対立は、事なきを得る。孝明は、役職から退いたが、辛うじてクリニックの院長は続けられる。イズミは、医療を学んだ末,父のクリニックは継がず、過疎地の医療に従事することを望んでいる。

又,杉田の店の🍜ラーメン屋は融資を受けられ今も営業している。

キョウコは、大和神宮を護り継続するための,神道学科がある大学と、同時に経営学も学ぶことを決めた。

キョウコとのこれからの関係性は、説明する必要も無く、3日に1度、我が弟、ハクトに会いに来る。ハクトもキョウコのチカラが働いているのか、少しずつ会話が出来るようになってきたのだ。今現在、表情も豊かになってきた感じがする。

僕は、残念ながら第一志望の国立大を失敗した。でも僕は迷わず第二志望大は蹴り、一年浪人することを決めた。(彼女の大学と僕の第一志望大が、少しだけ近い距離に在るから)

マア…、彼女と僕との関係、と、なると、相も変わらず僕は、彼女の下僕以外の何者でもない❣️今のところは……。彼女の真意は分からないが、僕は彼女が好きだし、生涯大切に守りたい女性だと確信している。

前世も現在も未来も、家族で有るのだから、、、、、、、、、、


僕が今思う事、これから先、パンデミックが起きる可能性はゼロでは無い。だから、僕達は、常に冷静に客観的に見定め、決して流されず、正しい判断をしていく必要があるだろう。

今回の様に,一番の被害者になり得る、声を挙げられない子供達、そして、僕たちの明るい未来と自由を守る為に、、、、、、、、、、、。



とても長いストーリーをお読みいただき、有難うございました。

名称や建物等、また政治的表現はフィクションです。


在る高校生達の活動に賛同し、応援したいと思い書かせていただきました。取り巻く社会現象や変わりゆく時代の波に対し、考える1つになれば幸いです。🙇‍♀️

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