ゲームがリリースされた時から毎日欠かさずログインしていたゲームだってあるのに、スマホを取り上げられていたためにログインができず記録を絶やしてしまった。どうしよ、公式配信でリリース時から毎日ログインしている人の数が発表されて、その数の中に自分が入っているんだなぁとムフムフする……予定だったのに!!!
「凪くんはリリース時から毎日ログインしてたゲームとかないの?」
「うーん、俺はない。」
「クソッ」
まあなんだかんだあったけど無事にスマホを取り返すことが出来たので、これからもハッピースマホライフを送ろうと思う。玲王くん万歳。
スマホを取り返して、とりあえずツイツターを開きトレンドを確認することにした。えっプリハラのスマホゲーム……?と驚いたけど、アイドルのグループ名が載ってたりなどとあまり変わったところはなかった。安心安心。
そのままおすすめ欄に切り替え、愛するFFのツイに既読いいねをしてからアカウントを変える。次はゲームとかの垢。結構フォロワーいるんだよね、でへ。通知をパラーっと確認してから@ツイを確認していく。ちゃんと返信とかいいねとかもしてるよ、ファンサファンサ(嬉しいツイートで調子に乗ってる)
そして「諸事情によってスマホを使えませんでした!ゲームログイン出来なくてほんとに最悪😭
ランキングも下がっちゃったからまた上位目指して頑張るね〜!ファンの子達も心配ありがとう、あとツイでへでへしながら確認したよ」で、送信…。
「ツイートきた」
「えっっ」
「らぶりつした」
もうファンじゃん。そんなツッコミを頭の中でしているとツイートの反応がばばばーっとくる。ツイートして1分のうちに100RT以上きたらバズる可能性高いんだっけ〜、知らんけど。まあいいいや。
今日はチームVのお部屋にお邪魔させて貰ってゲームする。誠士郎くんと一緒にゲームしてランキング上げていくぜー!最高蜂になれば有名なランカーさんや配信者さんと当たることが多くなってきてちょっとワクワクする。スマホ没収されてる時が新シーズン始まる時期じゃなくて本当に良かった…。
しっかり働いてからチームVのお部屋へ迷子にならずに向かった。流石私。道覚えられたね、多分。あ、はたらくと言ってもやっぱり機械が大体の仕事をこなしてくれるから私はそんなに動いてない。これ私居なくてもいいでしょ。
「お邪魔しまーす」
「おっ!おつかれー」
玲王くんにおつかれーっす、と返しながら誠士郎くんをちょいちょいと呼んで「違うとこで遊ぼ」って言ったら動くのめんどくさ〜い、と拒否られた。この面倒臭がり屋め。チームの人から見られて申し訳ないんだよ、そりゃそうだよね急に知らん女が来たら迷惑だよね驚くよね…。
「こっち来れば?」
うだうだと考えていたら玲王くんがそう呼んでくれたので今度は私がそっちの方に行く。
まあいいか、私が来る時とかチームメンバーの人同士でお話してたから1分も経てば忘れるよね…。忘れてくれ。
イヤホンをさしてからゲームを開き、ロード中の画面まで進めたことを確認してから周りを見渡してみた。あ、ちなみにイヤホンは有線派です。
玲王くんが「布団が硬ぇ」と愚痴ってた。それに対して誠士郎くんがめんどくさい、ばぁやに頼めば?と返しているのをぼんやり見つめているとロードが終わってログボ画面に変わっていた。
よーし、バトルしようぜ。
ゲームに熱中していると気づけば23時半になってた。もう終わろっか、と話しながら今日の戦績を確認していく。
誠士郎くんは今日で7段から8段までもうちょっとのところまで行けた、よかったよかった。今日は俺のとこで寝たら?と誘われたけど私専用のお部屋で寝るね〜と断り部屋をでた。お邪魔しました。
ちなみにお部屋を空けてくれたのか、私が来た次の日には専用のお部屋を本当に用意してくれたよ。ブルーロック最高、ブルーロック万歳!
でもなんとなく、食堂にお仕事以外で全く来なくなっちゃうのは悲しいからたまーに食堂でゲームしてる。あと普通にご飯食べにくる。10分の9くらいは食事のために食堂に来てるんだけど。まあ食堂ってご飯食べる場所だもんな、これが普通だったわ。
でも今日は食堂で音ゲーをする日。ランクマ頑張るよー!と意気込みながら食堂の方まで来たら潔くんと國神くん発見。ステーキ食べてる、ゴールポイント使ったんだ。美味しそ〜……ってあれ、目合った。
「あれっ如乃ちゃん!?起きてたんだ!」
「飯まだか?」
「ううん、なんとなく来てみちゃった」
「寝れなかった?俺のとこ来る?」
「ううん、ちょっとゲームしてただけだよ」
ステーキ1個食うか?と言ってくれたけどお気持ちだけ頂いて、応えたあと「如乃ちゃんってゲームとかするんだ!」と言われたのには大好き、と返事をする。潔くんはなんか照れてた。
音ゲーはやっぱり部屋ですることにしよう、お二人の青春を邪魔する訳には行かんし。ううむ、それにしてもステーキ美味しそうだな。
「そろそろ部屋に戻るね、お話の相手してくれてありがとう。おやすみ〜」