※誤字脱字・nmmn・学パロ
ご感想お待ちしております。誰のセリフかわからない等、質問はいつでもお答えします。(訂正も加えます。)
付き合っているriさんとmnさん。図書館で残っているriさん視点からスタートです。
inm×hbt、hbt×inm……?自分もそこを理解して作っていないので皆さんの解釈にお任せします。
君の笑顔 伊波ライ
「はぁ~…やってらんねぇ…。」
空は茜色に染まり帰宅する生徒の声も聞こえなくなってきた。集中力が切れそうになり睡魔に少しだけ耐えようと腕の中に顔を埋め、机の方に視線を向ける。机の上には資料やらノートやら、提出期限ギリギリのプリントやら沢山の紙が散らばっている。
「はぁぁ…。」
こういうのを見るともっと気分下がるんだよな~…。
「……マナぁ…」
こういう時には可愛い恋人を愛でたいと思うのは俺の生理現象だ。
「あ””~……」
可愛い恋人を想像するとさらに課題に手を付けなくなる…。よし…今日はもう帰ろう。今日マナと一緒に帰れたらいいな~。マナの部活終わりびっくりさせてやろうかな~なんて思い、残ってたけど…。マナは最近、大会が近いって部活で忙しいし、一緒に帰ろうなんて言ったら疲れているマナに気を使わせてしまう。
せっせと散らばっている資料を本棚に戻し、プリントをまとめリュックの中にしまう。そしてリュックを背負おうと立ち上がった時だった。自分の足元に視線を向けるとそこには大きな自分の影が出来ていた。
この時期、空が茜色に染まっている時間は少ない。視線を窓の方へ向けるとそこには眩しいくらいに夕陽が輝いていた。
「…まぶし。」
マナの笑顔みたい…いつもは太陽みたいに輝いていると思ってたけど…こういうのもいいな。
少し窓の外を眺めているとちょんちょんと誰かに肩を叩かれる。
「ラ~イっ」
振り返ると夕陽に照らされてキラキラしている顔をくしゃっとして笑っている俺の恋人がいた。
「ぇ…マナっ…!?」
どうやら俺の方が驚かされてしまったようだ。俺のビックリしている表情を見てマナはさっきとは違い、に口元に手を近づけて華奢に笑っていた。今度は美しいマナだ…。ふと口元が緩む。
「マナ今日部活じゃないの?」
「ん?明日朝早く朝練するらしくて、今日は早めに終わったんよ。」
「へ~そうなんだ。頑張ってね」
これは予想外だ…リュックを手に取り椅子をしまう。そしてドアに向かい本棚の間を進む。
「おん、大会近いし俺の恋人にカッコいいとこ見せなアカんな!」
「うん、楽しみにしてる。」
マナの方を見ると、眩しいのか少し目を細め瞳をちらつかせながら俺と目を合わせていた。マナの瞳はキラキラ輝いていた。
そんな表情が愛おしくて肩を寄せる、そして手を絡ませる。絡ませた手はほのかに暖かった。
「ちょ、誰かに見られてたらどないすんねん…。」
「だいじょーぶ。…図書館出るまでだから。ね?」
「んな…ずるいやろ……。」
「ふふ…かーわい。」
図書館を出たら俺達は親友のふりをしなくてはならない。ちら、と視線を恋人に向けると、顔が少し茜色に染まっていた。これは照れているのか、夕陽で染まっているのか。そんなことを考えるだけで自然と頬が緩む。まぁ今は繋がっているほのかに暖かい彼との手に集中しよう。
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