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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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◇◇◇◇◇


奴隷解放軍 隊長のホルヘさんは嬉しそうに話しかけてくる。


「たしか、名前はユメだったよな?

どこへ行くつもりだったんだ?

他のメンバーはどうした?

一人で来たのか?ぼっちなのか?」


いくつ質問するねん!


「はい、ユメです。

今からトニナダンジョンに向かう予定でした。

なかまは近くにいますよ。

今は、ぼっちじゃないですよ!」



なんか、うしろの方でウケてるみたいやけど……。

ぼっちじゃないですから!昔の話ですから!


「おー、そうか!ちょっと、メンバーも呼んでくれよ。こんな機会は滅多にないからな。お前たちに会ったって言ったら自慢できる。笑!」


ホルヘさん、どういう性格なんよ!


『カグヤ様!どうしますか?』


『別にかまへんで!』


『うーん。わ!ホルヘさんがめっちゃ期待の眼差しで見てくる〜!』



「それじゃ、みんな!出て来てくれる?」


「「「「「承知!!♡☆!」」」」」

「おーけー!」



みんなが隠密を解除して、黒の軍団が勢ぞろいした。


「おー!来たー!萌え〜!」


この人なんなの?ものすごい興奮してるやん。



「「「うおー!うおー!」」」


なぜか、周りにいた奴隷解放軍の人たちも集結してきて声援をしている。奴隷少女たちも連れてきてるし。いったい何やってんの?



なんか、黒の軍団のメンバーも調子に乗ってきてるんちゃうか?いらんことすんなよ!


「みなさーん!こんにちは〜!」


「カグヤ様ジャ!」

「ハガネデス!」

「コガネデス!」

「モニカデス♡」

「エマデス☆」

「レイラデス!」


「私たち!黒の軍団デス!!」


おい!ノリノリでで何やってんねん!

しかもレイラさんまで、何してるん!

メロイックサインいつ覚えたん?



「「「うおー!うおー!」」」


このアイドルオタクたちうるさい!


「「「黒の軍団、ナンバーワン!」」」

「「「黒の軍団、ナンバーワン!」」」


本当になんなの?この人たち?



「ユメ!最高だぜ!実物見られて興奮してるぜ!新しいメンバーが加入してるみたいだが。たしか、頭領入れて6人だったよな?

あの娘が新加入メンバーか?」


「そうですね。今日、レイラさんが加入しましたね。」


「おー、レイラさんか!いいねえ!でも、俺はカグヤ様推しだ!カグヤ様〜!」


このメンバーでカグヤ様なんかーい!

ロリ確定や!ロリ推しや!


「ホルヘ!お前見る目あるやないか!うちの魅力にひざまずけ!褒美に踏んづけたるわ!」


「ははー!ありがたき幸せ〜!」


この人、踏みつけられて喜んでるよ!

エム確定や!エム推しや!


他のみなさんも興奮で盛り上がってるし。

奴隷少女たちも憧れの眼差しで見てるよ。

ちょっと元気になったかも?

それはそれで良かったわ!


あれ?レイラさんが奴隷少女に近づいていった。そして、少女たちの首輪を触ってる。


パチン!


レイラさんの指パッチンとともに、少女の隷属の首輪が外れた!え?


ここにいる全員がビックリして、一瞬静まった。


「レイラさん!」


「なんとなく、できそうだったんで、試してみたら、出来ました。」


それから、あと4人の少女たちにも同じように指パッチンしていく。


少女たちは、まさかの出来事に驚きと同時にまた号泣してます。


「黒の軍団、とんでもねえな!」


「はい、僕もビックリしてます。」


「これは、すげえことになるかもしれん。隷属を解除するなんて聞いたことがねえ!」


「そうなんですか?」


「せやな、うちも聞いたことあらへん。小僧やりおったな!なんでもありやな。」


「ユメ!俺たち同志だよな!俺たちと一緒に拠点に来てくれねえか?

拠点には、この少女たちと同じ隷属の首輪をつけたものが大勢いるんだよ。

すでに隷属はされてねえんだけど、首輪が取れない限り、自由にはなれねえんだ。

首輪を無理に外そうとすると、死んじまうから、それもできねえ。

頼む!礼は必ずする。この通りだ!」


ホルヘさん、土下座しちゃった。

それに併せて、全員土下座!やめて〜!

なんか、雰囲気で少女たちも!やめて〜!


「頭が高い!控えおろう!

この紋所が目に入らぬかー?」


「お頭♡何やってんの?」

「紋所ってなんですか?」


「なんでもないです。」


一回やってみたかっただけです。

意味はないです。すいませんでした。



「ここまでされたら、ついていかないわけにはいきませんよね?

みんな!いいかな?」


「「「「「承知!!♡☆!」」」」」


「ユメが決めることや!うちらはユメの決めたことに異論はないわ!好きにしたらええ!」


「みんな、ありがとう!

ホルヘさん!一緒に行きますよ。」


「そうか!ありがとう!ありがとう!恩にきる!」


こうして、僕たち黒の軍団は、奴隷解放軍の拠点に一緒に行くことになった。トニナダンジョンは、後回しでいいか。急ぎじゃないしね。


それにしても、レイラさんのスキルがチートすぎる!

これは、あんまり知られないようにしないといけないかも。


◇◇◇◇◇


【黒の軍団《ル・ノアール》】-なかまシステムで美少女テイム軍団増殖中?-

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