コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
◇◇◇◇◇
奴隷解放軍 隊長のホルヘさんは嬉しそうに話しかけてくる。
「たしか、名前はユメだったよな?
どこへ行くつもりだったんだ?
他のメンバーはどうした?
一人で来たのか?ぼっちなのか?」
いくつ質問するねん!
「はい、ユメです。
今からトニナダンジョンに向かう予定でした。
なかまは近くにいますよ。
今は、ぼっちじゃないですよ!」
なんか、うしろの方でウケてるみたいやけど……。
ぼっちじゃないですから!昔の話ですから!
「おー、そうか!ちょっと、メンバーも呼んでくれよ。こんな機会は滅多にないからな。お前たちに会ったって言ったら自慢できる。笑!」
ホルヘさん、どういう性格なんよ!
『カグヤ様!どうしますか?』
『別にかまへんで!』
『うーん。わ!ホルヘさんがめっちゃ期待の眼差しで見てくる〜!』
「それじゃ、みんな!出て来てくれる?」
「「「「「承知!!♡☆!」」」」」
「おーけー!」
みんなが隠密を解除して、黒の軍団が勢ぞろいした。
「おー!来たー!萌え〜!」
この人なんなの?ものすごい興奮してるやん。
「「「うおー!うおー!」」」
なぜか、周りにいた奴隷解放軍の人たちも集結してきて声援をしている。奴隷少女たちも連れてきてるし。いったい何やってんの?
なんか、黒の軍団のメンバーも調子に乗ってきてるんちゃうか?いらんことすんなよ!
「みなさーん!こんにちは〜!」
「カグヤ様ジャ!」
「ハガネデス!」
「コガネデス!」
「モニカデス♡」
「エマデス☆」
「レイラデス!」
「私たち!黒の軍団デス!!」
おい!ノリノリでで何やってんねん!
しかもレイラさんまで、何してるん!
メロイックサインいつ覚えたん?
「「「うおー!うおー!」」」
このアイドルオタクたちうるさい!
「「「黒の軍団、ナンバーワン!」」」
「「「黒の軍団、ナンバーワン!」」」
本当になんなの?この人たち?
「ユメ!最高だぜ!実物見られて興奮してるぜ!新しいメンバーが加入してるみたいだが。たしか、頭領入れて6人だったよな?
あの娘が新加入メンバーか?」
「そうですね。今日、レイラさんが加入しましたね。」
「おー、レイラさんか!いいねえ!でも、俺はカグヤ様推しだ!カグヤ様〜!」
このメンバーでカグヤ様なんかーい!
ロリ確定や!ロリ推しや!
「ホルヘ!お前見る目あるやないか!うちの魅力にひざまずけ!褒美に踏んづけたるわ!」
「ははー!ありがたき幸せ〜!」
この人、踏みつけられて喜んでるよ!
エム確定や!エム推しや!
他のみなさんも興奮で盛り上がってるし。
奴隷少女たちも憧れの眼差しで見てるよ。
ちょっと元気になったかも?
それはそれで良かったわ!
あれ?レイラさんが奴隷少女に近づいていった。そして、少女たちの首輪を触ってる。
パチン!
レイラさんの指パッチンとともに、少女の隷属の首輪が外れた!え?
ここにいる全員がビックリして、一瞬静まった。
「レイラさん!」
「なんとなく、できそうだったんで、試してみたら、出来ました。」
それから、あと4人の少女たちにも同じように指パッチンしていく。
少女たちは、まさかの出来事に驚きと同時にまた号泣してます。
「黒の軍団、とんでもねえな!」
「はい、僕もビックリしてます。」
「これは、すげえことになるかもしれん。隷属を解除するなんて聞いたことがねえ!」
「そうなんですか?」
「せやな、うちも聞いたことあらへん。小僧やりおったな!なんでもありやな。」
「ユメ!俺たち同志だよな!俺たちと一緒に拠点に来てくれねえか?
拠点には、この少女たちと同じ隷属の首輪をつけたものが大勢いるんだよ。
すでに隷属はされてねえんだけど、首輪が取れない限り、自由にはなれねえんだ。
首輪を無理に外そうとすると、死んじまうから、それもできねえ。
頼む!礼は必ずする。この通りだ!」
ホルヘさん、土下座しちゃった。
それに併せて、全員土下座!やめて〜!
なんか、雰囲気で少女たちも!やめて〜!
「頭が高い!控えおろう!
この紋所が目に入らぬかー?」
「お頭♡何やってんの?」
「紋所ってなんですか?」
「なんでもないです。」
一回やってみたかっただけです。
意味はないです。すいませんでした。
「ここまでされたら、ついていかないわけにはいきませんよね?
みんな!いいかな?」
「「「「「承知!!♡☆!」」」」」
「ユメが決めることや!うちらはユメの決めたことに異論はないわ!好きにしたらええ!」
「みんな、ありがとう!
ホルヘさん!一緒に行きますよ。」
「そうか!ありがとう!ありがとう!恩にきる!」
こうして、僕たち黒の軍団は、奴隷解放軍の拠点に一緒に行くことになった。トニナダンジョンは、後回しでいいか。急ぎじゃないしね。
それにしても、レイラさんのスキルがチートすぎる!
これは、あんまり知られないようにしないといけないかも。
◇◇◇◇◇