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うーんとurut君、oyちゃん、isiさん、jちゃん、ibちゃん、rnちは特に嫌いなものはない感じかな。
lmnちゃんがレモンをかけないと気が済まなくて
mmmちゃんは肉
oso君は西の材料出汁とかが好きで
tyn君は異国のスパイスが好き。
tkちゃんはアレルギーが多い。
rycちゃんはめんがだめで
murさんがなすとチーズ
それでfin ちゃんはおかしが好きなんだよね?
調理場に声が響く。この前finに教えてもらったことをメモした
mmmのいとこであり調理スキルの高いTyrがギルドに加入したのだ。ここ数日fin に食器や食材の場所を聞いていた。
fin ちゃんがおかしを隠し味にいれたがるのを必死に止めるのは難しいのでtyrが料理、fin がデザート、おかし担当になった。そうしないとみんなの健康がおびやかされてしまうから。
今日は「珍しく」全員そろっているらしく全員そろったのはこの前の模擬戦、数か月前ということでみんな、もしくは数人が同じご飯を食べられた方がいい。そのため今日の献立はこれにしよう。
・鶏肉の塩レモングリル
・野菜のフリット
・韓国風サラダ
・きんぴら
・ご飯
・野菜スープ(西の出汁を使用)
・デザート(ヨーグルト)
かな。
カロリーも大丈夫のはず。
男子たちは足りないだろうしサラダとかにお肉のせる予定だし少し追加したらちょうどいいかな。
そういうと食材を探していく。
保管庫はとても広く、何も分かっていなかったら一日かかってしまうかもしれない。
そんなことを考えながら食材を探していく。15人分の食材ということで何往復かして運んでいく。
よし。作るか。
みんなが集まるまで1時間半。早く用意を始めないと。
しゅっしゅっ
ときんぴらの為にごぼうをささがきで切る音が響く。
その間にご飯を炊き始め、お肉を漬けておく。
途中でfinがきてマカロンをいれようとしてきたが飲み物を取りに来たoyが連れて帰ってくれた。
下準備を終えてお肉を焼き始めようとすると
oso君とisiさんが来てくれて手伝ってくれるらしい。
なのでoso君にはお肉を、isiさんにはスープを頼むことにした。指示すると笑顔で了承してくれた。
お肉の焼ける音とぐつぐつというスープを煮込む音が聴こえる。サラダは出来ていたので野菜のフリットときんぴらごぼうを準備する。
このギルドのコンロは口が多くてありがたかった。
ごま油をしいたフライパンを熱し、ごぼうとニンジンを加えて炒める。しんなりしてきたら味付けをしていく。
おいしそうな香りに魅かれてmmmがつまみ食いに調理場に忍び込む。tyrは分かっていたようでノールックで
食べるなら小皿のやつにしてね?
と余った鶏皮を焼いたものを置いておく。
mmmはtyrが気づいたことに驚き一瞬固まる。そしてすぐさま小皿を取り
ありがと
そういって部屋に戻っていく。
作業を進めていき時計を見ればあと15分。
一瞬のように過ぎていく時間に驚きながらも調理を続ける。
皿を間違えないようにそれぞれのイメージカラーの皿を取り出し盛り付けていく。
レモン色の皿であるlmnちゃんにはレモンをくし切りにしたレモンを全ての料理の横に添える。
osoくんには出汁を少し混ぜた西の都市風マヨネーズをフリットの隣に
tyn君のプレートには彼が自分で漬けたキムチを
mmmちゃんのプレートには食べやすいようにきざんだ野菜とサラダにベーコンを
finちゃんはごはんをすこしへらしてデザートを増やす。
よし!かんせい!時間を見ればちょうど1時間半。
一応ベルを鳴らすといち早く来たのは
mmm。
そのあと夜に備えて寝ていたため寝ぼけたibと彼女を起こしたと思われるrycとlmn。
模擬戦のあと暇さえあれば訓練をするtkと、巻き込み事故のurut、tyn。
お菓子を隠し味に入れられず拗ねてるfinになだめるoy。
ウサギたちのお世話を終えたrn。
そしてmur。
oso君とisiさんには先に席について食べ始めるように言った。
さぁてもう一仕事。
スプーンを取り出しmmmの横に行く。案の定残している野菜をスプーンですくい無理やり突っ込む。
ほら!残さないの!
無理やり口に入れられたmmmは飲み込むしかない。
ほら食べられたでしょ?一口でもいいから食べないとファンのこたち幻滅しちゃうよ?
その光景をみてmurは爆笑しているしrnは心配しておどおどしている。
ご飯の前にデザートをもぐもぐと小さな口で食べるfin。
すべての食べ物にレモンをかけて満足げなlmn。
口に米粒がついているurutにそれをとってあげるoy。
ウトウトしているibにそれを起こそうとするryc。
さりげなーくjの隣に座ろうとするtkにきづかずosoとtynの間に座るj。
tynのフリットと一個取るosoとひそかにキレるtyn。
それを横目に静かに食事をするisi。
みんながワイワイしているのを見てくすっと笑顔があふれる。このギルドに所属出来てよかったと思った。