【竜蘭】
*蘭嫌われネタです
*梵天軸
*みんなで住んでる(た)
・病み
・自殺表現
・キャラ崩壊
・捏造しかない
・誤字脱字
・自己満
なんでも大丈夫な方のみご覧下さい🙇♂️
《竜胆side》
あの日から結局兄ちゃんは俺達を病室に入れてくれなかった。
窓は完全に封鎖した(三途が)から飛び降りる心配はなかった。
今までの兄ちゃんなら無理やり壊しそうだけど、今の兄ちゃんの状態では無理だろう。
そして今日、兄ちゃんの退院する日。
喜ばしいことではあるが、その反面問題があった。
例の組織の奴らとの取引。
この日が着々と近づいてきている。
三途「おい竜胆、ぼーっとしてないでとっとと荷物まとめろ」
竜胆「あ、ごめん!」
三途「…大丈夫だからボソッ」
竜胆「三途…」
流石No.2とでも言うべきか。
俺の考えてることを見透かしたかのように言った。
しかし何を根拠に大丈夫と言ったのだろうか。
例の組織が潰れたわけでもなければ、
兄ちゃんの状態は未だ不安定。
ココも少しメンタルきてるし、俺だって不安しかない状態だ。
とても良いとは言えない状況に、三途は何故大丈夫と言ったのか。
俺を落ち着かせる為に嘘を吐いたのか、何か策があったのか…
分からずじまいのまま荷物整理を終え、最終チェックをして兄ちゃんを呼びに行く。
竜胆「兄ちゃん、帰ろう」
蘭「うん…」
竜胆「…まだ怖い?」
蘭「なにが…?」
竜胆「何かが」
蘭「…多分」
竜胆「そっか…おいで」
蘭「…?」
竜胆「ぎゅってしてあげる」
蘭「…テクテク ぎゅっ」
竜胆「ヨシヨシ」
車で移動している際、兄ちゃんが質問してきた
蘭「りんど、」
竜胆「どうしたの?」
蘭「…てがみ、よんだ?」
竜胆「…読んだよ」
蘭「…そっか、」
竜胆「兄ちゃん、手紙にくらい自分の本音書いていいんだよ」
蘭「…書いたよ、?」
竜胆「嘘。きっと本当に言いたいことは書いてない」
蘭「…なんで」
蘭「なんで分かっちゃうの…」
竜胆「兄弟だから」
蘭「…」
竜胆「本当はどうして欲しいの?」
蘭「…必要として、愛して欲しい…」
竜胆「…ならもう大丈夫だね、」
蘭「え…?」
竜胆「俺が誰よりも兄ちゃんを必要としてるし、愛してるもん」
蘭「どうせ嘘…」
竜胆「嘘じゃないよ。本気で言ってる」
蘭「…」
竜胆「じゃあ兄ちゃん、約束しよう」
蘭「やく、そく…?」
竜胆「そ。約束。」
竜胆「俺は兄ちゃんを死ぬまで愛してるし死ぬ時も一緒。兄ちゃんは勝手に死んじゃダメ」
蘭「…ほんと、?本当に死ぬまで愛してくれるの、?」
竜胆「本当。だから兄ちゃんもちゃんと守ってね」
蘭「…うん」
とは言ったものの、例の組織…一体どうしろと言うのだろうか。
困ったな…
兄ちゃんはある程度仕事が前と同じくらいできるようになったので仕事面では心配なしだ。
みんなもオフィス内をくまなく探してカメラが設置されてないことを確認すると、取引の話を出される前とさして変わらない態度に戻った。
ある日の事だった。
珍しく首領が焦った表情を浮かべて俺たちに話をしてきた。
マイ「…例の組織が潰れたって…」
全員「え?!」
三途「え…嘘とかじゃないっすよね?」
マイ「俺がそんな嘘をつくとでも?」
三途「いえ、そんな…」
竜胆「でもあいつらってめちゃくちゃ強いって噂じゃ…」
ココ「一体どこの組織が…」
マイ「それが…例の組織はたった1人に潰されたらしい…」
全員「1人?!」
マイ「うん…しかもその1人が灰谷蘭…」
全員「は?!?!」
蘭「ただいま戻りましたー」
竜胆「兄ちゃん…!!」
三途「お前…」
蘭「え、なに…?怖いんだけど…」
竜胆「じゃあこれで兄ちゃんの件は…」
マイ「なかったことになる」
ココ「やった…!!蘭ありがとう…!!」
蘭「え…なに、?」
竜胆「にいちゃぁぁぁん!!!」
蘭「わっ、竜胆ちょ、え、なにマジで…」
ココ「蘭…良かった…ポロポロ」
蘭「ココまでどうしたの…?」
マイ「今は許してやってくれ…」
蘭「首領まで…?!え~…」
三途「蘭…」
蘭「…?三途もぎゅってしたい?」
三途「別に大丈夫だし…」
蘭「ふふっ、おいで~♡」
三途「パァァ!!テクテク…」
三途「ぎゅっ!」
蘭「何があったのか分かんないけど…可愛い…」
マイ「それにしても蘭、怪我とかしなかったのか?」
蘭「はい、なんか思ったより雑魚くて笑」
竜胆「多分兄ちゃんが強すぎただけ…」
蘭「そんなことないよ~だって本当に雑魚だったよ?」
ココ「というかアイツらスクラップリストに載ってなかったろ。なんで殺ったんだ?」
蘭「あ、あ~それは…ね、」
マイ「それも含めて後で会議を行う…今はゆっくり休め…」
全員「はーい」
蘭「俺疲れたから部屋戻るね、」
ココ「ん…また後でな」
三途「会議遅れんなよ~」
蘭「は~い」
竜胆「…」
《蘭side》
蘭「…はぁ、疲れた…」
“例の組織”
そう呼ばれていた組織の事を俺は知らない。
皆は知っていたようだし、何か大きな存在だったようだった。
つい殺してしまったけど良かったのだろうか。
皆喜んでたみたいだったけど、もしかしたらすごく怒っていたりとか…
でも、しょうがないじゃん。
だって…
モブ1「あれれ~?もしかして君灰谷蘭ちゃん?」
蘭「だれ…?」
モブ2「聞いてたよりなんか弱そうじゃね?」
モブ3「な~。もしかして皆に嫌われてるから病んじゃったのかな~?」
蘭「は…」
モブ1「君仲間に嫌われてるんでしょ?」
蘭「…」
モブ2「それとも~実は嫌われていない感じかな?」
モブ3「皆蘭ちゃんに嘘ついてる可能性もあるけどね~♡」
モブ「例えば?」
モブ3「”実は嫌いじゃなのに蘭ちゃんの為を思って嫌いなフリをしている”だとか♡」
モブ2「もしそうだとしたらアイツらは俺らに嘘をついてたってことになるなぁ?」
モブ1「嘘をついたら蘭ちゃんの命は無いって言ったんだけどなぁ…?」
モブ3「なぁ、蘭ちゃんよォ?」
モブ1「なんか言え…」
パァァァン!!!!
モブ1「ぐはっ…」バタン
モブ2「モブ1さん!!!!お”ッ」バタン
モブ3「てんめぇ…あが…ッ!」バタン
蘭「…まだいんだろ?全員出てこいよ。みんな仲良くぶっ殺してやっから」
________
凄く怒りが込み上げてきて殺ってしまったのだ。
嫌いなフリをされていた事だとか
隠し事をされていた事だとか
そんなことに腹を立てた訳じゃない。
ただ、皆が俺の為にわざと嫌いなフリをしてくれてたのに、そんなことにも気付かず1人で落ち込んで、自分から命を捨てようとした自分自身に腹が立って仕方がないんだ。
皆は俺の事守る為に頑張ってくれたのに…
ごめんなさい。ごめんなさい。
ほんと、ダメな人間だな…
はは…と笑いを零して机の引き出しに手をかけた。
蘭「…腕、皆に見られたっけ…?」
傷だらけの醜い腕。もう取り返しなんてつかないからこれから傷付けたって問題ないだろう。
蘭「はぁ…」
カッターを自分の腕に当て、少し切れた瞬間
竜胆「兄ちゃん」
竜胆が部屋の前に来ていたらしい。
いつもなら足音で気付くんだけどな…
蘭「なぁに、竜胆」
竜胆「部屋、入っていい?」
蘭「…いいよ~」
手早くカッターを机の中にしまった。
腕からはほんの少しだけ血が出てるけど、多分バレない。
蘭「どうしたの~?まだ会議の時間じゃないよね?」
いつも通り笑顔で竜胆に話しかける。
もうこれ以上迷惑なんてかけられない。
これからは落ち込んでるだとか傷付いているだとか、そういう感情はバレないように振る舞わなきゃ。
竜胆「なんで隠すの」
蘭「なにが、?」
竜胆「嫌なら嫌って言えばいいじゃん、泣きたいなら泣けばいいじゃん」
蘭「何も嫌じゃないよ?どうしたの?」
竜胆「俺が今来なかったら絶対腕切ろうとしてたでしょ」
蘭「してないよ?」
竜胆「嘘。俺分かるもん」
なんで?
皆の前でずっと笑ってたのに。
ずっと隠してたのに。
泣きたいなんて、思ってない、のに…
竜胆「怖いの?」
なにが?
そう問いかけることもできなかった。
何故か声が出ないのだ。
竜胆「なにが?って言いたいんでしょ?」
蘭「…コクッ」
なんで分かるの。
竜胆「なんでも分かる。でも俺は兄ちゃんの口から聞きたいから」
蘭「ぅ…りんど…」
竜胆「皆が怖いの?それとも嫌われること?」
蘭「ブンブン!!」
竜胆「…兄ちゃんさ、本当は例の組織になんか言われたんじゃないの」
蘭「ピクッ」
竜胆「…誰にも言わないから、俺だけにでいいから話してくれない?」
蘭「…やだ」
竜胆「じゃあ皆の前で話してもらうけど?」
蘭「…なんで無理に話させようとするの」
竜胆「…そうでもしないと1人で抱え込むでしょ」
蘭「いいよそれで。俺はもういいの。誰にも迷惑かけたくない。」
竜胆「…こっち向いて」
蘭「なに…」
竜胆「ちゅっ…」
蘭「!?ん…ッぐっ、りん、…ッ」
蘭「ん~…ッごくっ…」
竜胆「…」
蘭「りんど、何飲ませたの…」
竜胆「…自白剤」
蘭「な…ッ!」
竜胆「ごめんね、こうするしかないから」
蘭「りんど…プルプル」
ここまで~
あと1話2話で完結ですね多分!!
あとこれただの雑談なんですけど、
夏休みの宿題の教科別でワーク提出あるんですね。
それ昨日からやり始めて計5時間くらい?で全部終わったんですよ…!!
64ページ分位です!
頑張ったから褒めてくれる人いないかな~なんて…
はい、すみませんなんでもないです。
今日も頑張って夏休みのワークやるから誰か応援してくれないですか…(((
数学できなすぎて無理
雑談多くてごめんなさい。
またね🙌
コメント
22件
めっちゃ遅いけど宿題凄いですね! お話も最高!天才!(⑉>ᴗ<ノノ゙パチパチパチ~
やばいやばい神作見つけたんだけど( ˙-˙)竜胆スゴすぎ‼️勉強頑張ってください\(*⌒0⌒)
りんどーエスパー?