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カイセル編の続き!今回で多分過去編は終わる…かな?わかんない…(笑)まぁとりあえず!
⊂(◜ω◝⊂ )))Σ≡GO!!
ミラの話をされたあと、
勉強して、
休憩してる時に
ふと考えることがあった
カイセル
「俺は…ミラを今まで通りに妹としてちゃんと接することが出来るのかな…」
割とよくあることだと思う、急に血の繋がりがない子に対して家族のように接しろと言われても誰だってえっ…ってなると思う
でも俺の場合は今まで通り、念願の妹ができて嬉しかったのも事実だし、一生に一度くらいの経験だもの、全力で愛をそそいであげようと思った
それからはミラのお世話を頑張ったり、勉強と並行して、家事手伝いもそうだし、自分の世話は自分でやるように意識していた
まだ未熟だったのもあり、失敗することもあって自分をうっかり責めてしまうことも多くあったけど、そんな時、いつもお父さんたちが励ましてくれていた、あぁ、なんて暖かい家庭なんだろうと。
そんな日常が当たり前になって数ヶ月がたった。
父親
「カイセル、最近、よく頑張ってるじゃないか、また海でも見に行くか?」
カイセル
「いいの?父さん、結構遠いんじゃないの?」
母親
「いいんじゃない?たまには休息も大事よ、よく頑張っているじゃない」
カイセル
「…じ、じゃあ、俺、…あの、山道の方に行ってみたい…!」
父親
「あそこかぁ、結構危ないんだが、まぁ最近雨もないし、車は滅多に通らないし、いいか、でも少しでも危険だと思ったら普通の道路から行くからな?」
カイセル
「うん…っ!あそこから見る景色ってすごい綺麗なんでしょっ?」
母親
「そうよ〜、ついつい見惚れちゃうくらいすごい素敵な穴場なのよニコッ」
カイセル
「俺も見てみたい…っ!」
父親
「よし!じゃあ行こうか!」
カイセル
「うんっ!」
見れるのは今回で最後かなぁ……ん?なんで…”最後”だって…思ったんだ?
山道にて。…
父親
「ほら!カイセル!そろそろだぞ〜!」
母親
「本当にすっごい綺麗なのよニコッ」
カイセル
「うんっ!」
ヴゥゥゥゥウん…
カイセル
「…!綺麗…!すげぇ!超いいじゃんっ!ねぇ!母さん!写真撮ってもいい!?」
母親
「本当に綺麗よねぇ…あなた、写真撮らせてもいいかしら?」
父親
「あぁ!」
カイセル
「やったぁっ!めっちゃ綺麗に撮るんだから…っ!!」
母親
「張り切るわねぇ(笑)」
父親
「そこはお前に似たな(笑)」
母親
「うるさいわね(笑)」
ミラ
「お母さんっ!ミラも!見たいっ!」
母親
「えぇ、いいわよニコッ」
ミラ
「…わぁ!綺麗だね!」
カイセル
「ほら!ミラ!ピースして!」
ミラ
「はいっ!おにぃちゃんっ!ニパッ」
カイセル
「ミラ天才!可愛いっ!」
ミラ
「やったぁ!」
母親
「(笑)」
この時、みんなテンションがあがっていたからだろうか、危険がすぐそばにいることに気づいていなかった。普段なら誰よりも周りに気をつけてるお父さんでさえ、気づいていなかったのだから_
パラっ
父親
「(笑)」
ズルっ
父親
「…?おい、なんか音したか?」
母親
「いいえ?」
ミラ
「!おにぃちゃんっ!あそこ見て〜!」
カイセル
「?…っ!父さん!あそこ…っ!」
父親
「…!まず_」
ズコっ
父親
「…っ!体を丸めて固まれ!!頭を守れ!!!」
母親
「えぇ…っ!」
ミラ
「お、おにぃちゃんっ…!」
カイセル
「大丈夫!とにかく丸くなるんだ!!」
ミラ
「おにぃちゃ…っ!」
グシャっ
カイセル
「!あ、…み、ミラ…嘘…ミラ…っ!母さん…っ父さん…っみ、ミラが…!」
シーン
カイセル
「…っい”…っぁ…」
父さん…母さん…っミラ…っ!
ガクっ
通りすがりの人
「この_です!」
救急隊員
「下には_」
通りすがりの人
「__と__!」
救急隊員
「了か_」
ピッピッピッ
カイセル
「………っパチッ」
痛い…っ頭が……ここ…どこ…?
???
「…!先生っ!目を覚ましました!」
カイセル
「…っ」
あ、頭に響く…痛い…っ…誰…看護師…さん?と…お医者さん…
医師
「自分の名前わかるかい?」
カイセル
「か、…い、せ…る…っ」
医師
「わかるね、…今はどこか…痛い所とかある?」
カイセル
「あ…たま…が…っいた……」
痛い…っ父さん…母さん…ミラ…っ
次の日。…
カイセル
「…パチッ」
看護師
「!目覚めました?」
カイセル
「…は…いっ」
看護師
「まだ、頭は痛みますか?」
カイセル
「痛、い…です…」
看護師
「今日は2×××年、×月×日ですよ、わかりますか?」
カイセル
「…今日は…2×××年、×月×日…」
看護師
「わかりますね、先生を呼んでくるから、少し待っててね」
カイセル
「は、い…」
医師
「カイセルくん、もう意識は大丈夫かな?」
カイセル
「はい、しっかりしてます」
医師
「よし、もうスムーズに話せてるね、まだ頭は痛む?」
カイセル
「まだだいぶ…でも、最初に目を覚ました時よりは治まってます」
医師
「よかった、それで、…覚えてる限りでいいんだけど、当時のことをあの警察さんに話してくれるかな?」
カイセル
「はい」
警察
「よし、じゃあまず、あの場に行くことになったきっかけを話してくれるかな?」
カイセル
「俺が_」
数十分後。…
カイセル
「…で最後に見たのはミラ…妹が歪んでて、お父さんもお母さんも血を流して動かない状態でした」
警察
「それは辛かったね…カイセルくんは不幸中の幸いで凸凹してるところに上手い具合に乗っかってたからあんまり怪我せずに済んだんだよ」
カイセル
「…家族は…助からなかったって…こと…ですか?」
警察
「…なんとか奮闘はしてくれたんだけど…即死だったようだね…」
カイセル
「………」
警察
「…よし、お話は聞けたから、これからのことについてはまた明日、話に来るよ、今日はもう休みな、すぐには整理がつかないと思うから」
カイセル
「はい…っ」
みんな…死んじゃった…僕…一人で…これから生きていかなきゃ行けないの…?父さん…母さん…ミラ…
父親
『カイセル!ニコッ』
母親
『カイセルニコッ』
ミラ
『おにぃちゃんっ!ニパッ』
カイセル
「…っごめんな…僕があそこに行こうって…言ったから…っみんな…死んじゃったんだ…僕が…僕のせいで…ミラ…ごめんね…っごめんね…ポロポロッ」
どんなに後悔したって…泣いたって…っ父さん達は戻ってこないというのに…なんで涙が止まらないんだろう…
次の日
カイセル
「………」
警察
「…てことで、来週末からこの施設で暮らすことになるけど、なにか質問はある?」
カイセル
「…いえ、何も」
警察
「…明日、施設の人が面会に来てくれるそうだから、軽くお話でもして、少しでも慣れるといいな、警察さんはここら辺で帰るよ、また来るね」
カイセル
「…はい、ありがとうございました。…」
警察
「…またね」
カイセル
「はいペコッ」
ガラガラガラ、パタンっ
カイセル
「………」
施設…また、…人と親しまなきゃいけない…また…みんなが離れたりしたら…嫌だよ…まだ傷も痛いし……そういえば僕は受験生か……高校…どうしよう…あまり…迷惑がかからなそうなところにしなきゃ…
次の日
カイセル
「……」
???
「こんにちわ、カイセルくん、先生の名前はタートルって言うんだ、他の子たちからタートル先生とかトル先生とか色んな呼ばれ方してるから、カイセルくんが呼びたい呼び方でいいよ」
カイセル
「…じゃあタートル先生で…」
タートル
「よし、じゃあまず、カイセルくん、唐突なんだけど」
カイセル
「…はい」
タートル
「今年受験生なんだってね?」
カイセル
「…はい、そうですね」
タートル
「うちの施設から近くて、あまり道が変わらない場所を絞ってきたんだけど、ここが1番都合がいいんだ、再来週末にオープンキャンパスがあるんだけど、行ってみない?」
カイセル
「再来週末…」
タートル
「そう、来週末からうちで暮らすことになるから1週間、慣れるために過ごして、時期的にもう決めなきゃ行けないだろうから、とりあえずここ行ってみない?って話、近々あるのがここだからさ、早めに決めておいた方があとのこと考えられるでしょ?」
カイセル
「たしかにそうですが…お金はかかるんですか?」
タートル
「そんなこと気にしてくれるのか!優しいねぇカイセルくんは、ここの高校はそんなにかからないってさ、気にしちゃう子も多くいるからね」
カイセル
「…あとは行ってみるだけ…ってことですか?」
タートル
「そう!理解が早くて助かるね、頭いいでしょさてはカイセルくん」
カイセル
「別に…そんなことないです」
タートル
「そう〜?まぁそれはさておき、どう?」
カイセル
「…ちょっと…考えてみます」
タートル
「そっかそっか!でも検討してくれるのは嬉しいよ!いい結果が聞けることを願ってるよニコッんじゃ、これで難しいお話は終わり!」
カイセル
「…え、も、もういいんですか?他になにか話すことが…?」
タートル
「特にないよ?カイセルくんの好きな物とか好きな事とかカイセルくんのことを先生は知りたいけど」
カイセル
「俺の事…ですか?」
タートル
「無理には聞かないよ、うちにはカイセルくんみたいに色んな重い事情を抱えた子達がよくやってくるからねぇ、長らく過ごしていけば自然とわかってくるものなんだよ、まぁわからないこともあるし決定できないこともあるだろうけど、そこは本人次第だからね」
カイセル
「…また明日、来ますか?」
タートル
「明日は予定にないけど、用事もないから来ることは可能だよニコッ」
カイセル
「…じゃあ、今日思いつくものを考えておきます、明日、また話したいです」
タートル
「わかった!じゃあ、今日はまだ時間があるし、先生の話、聞いてくれる?」
カイセル
「はい、どうぞ」
タートル
「先生ね、小さい頃はネグレクトされてたんだ」
カイセル
「…え?」
タートル
「そりゃえ?ってなるよね(笑)」
カイセル
「ね、ネグレクト…って…」
タートル
「重い話でごめんなんだけど、 先生
お母さんを早くに亡くしちゃって」
カイセル
「………」
タートル
「それで色々あって、
お父さんが再婚したんだけどね」
カイセル
「…コクッ」
タートル
「新しく再婚した人がね、あんまり
子供を好む人じゃなくて、ね」
カイセル
「……」
タートル
「その人はね、猫被りが
すごく上手い人だったから」
カイセル
「…っ」
タートル
「途中でお父さんは気づいて
くれたんだけど、疲れちゃったんだろうね」
カイセル
「疲れた…」
タートル
「考えることに疲れてしまったらしくて
離婚の話し合いの時に親権を
放棄してしまったんだ」
カイセル
「…そんな…っ」
タートル
「カイセルくんはもう受験生で
家庭のこともあって色々調べたから
知ってると思うけど、先生は
義理の母親に引き取られたんだ」
カイセル
「…それじゃあ…っ」
タートル
「まぁ…わかるよね、当然
いい暮らしは出来なかったよ」
カイセル
「…お義母さんは…」
タートル
「自分で稼いでた人ではあったんだけど
お父さんと再婚した時に退職して、
働かなくていい楽さを覚えてしまったが
ために、寄生しなきゃ生きられない人に
なっちゃってさ」
カイセル
「…っ」
タートル
「だから、俺は放置されたんだ、
適当に借りた安いアパートに
置き去りにされて、お義母さんは
さっさと出ていってしまった」
カイセル
「………」
タートル
「一応食事はある程度置いて
あったからそれを何とか分けて
数年生き延びてたんだけどね」
カイセル
「…数年…」
タートル
「まぁ当然足りないから、隣の人とかに
分けてもらってたんだ、そしたら
ある人が異変に気づいたらしくて、
3年くらいかな…経ってから先生は
今の働いてる施設に引き取られたんだ」
カイセル
「今の…施設に…」
タートル
「そう、そこで18まで育ててもらって、
すごいありがたくて助かったし、
何より、職員の人達が暖かくて
優しかったから救われたんだ、少しでも
恩返しできたらなって思って」
カイセル
「…だから今こうして、働いてる…と」
タートル
「そう…だからカイセルくんみたいな子を
放っておけなくて、積極的に助けてたら、
カイセルくんみたいな子が
沢山来るようになって、
施設の職員さん達がね、先生を担当に
してくれたんだ」
カイセル
「…担当…に…」
タートル
「だから、こうして、カイセルくんとも
話せてるんだよ、…だから、…
こんな事言うのは酷いって自覚は
あるけど、うちの職員さんたちはとても
いい人達しかいないから、少しだけ…
人と関わることに、挑戦してみて欲しい」
カイセル
「人と関わることを
諦めないで欲しい…と?」
タートル
「そう…当然、人の相性があるから
もしかしたら、影で酷いことしてる人が
いるかもしれないけど、今のところ、
うちの子たちはみんな、心の底から
楽しそうに暮らしてくれてるんだ」
カイセル
「……」
タートル
「それでもし、声をかけた先生のことを
恨みたくなったら、
恨んでくれてもいいよ」
カイセル
「…そんな…」
タートル
「…長く働いて来たから、それこそ
救いきれなかった子達もいたけど…
自立して…でも耐えられなくなって…
って言う子もいたけど…みんな…
先生のことを恨んでくれなくて…っ」
カイセル
「…っ」
タートル
「みんな…遺書を施設に
くれるんだけどさ…いつも最後に
俺に対して…感謝してるって…
ありがとう…って書いてて…っポロポロッ」
カイセル
「……みんな、恨むどころか、…
望みとは裏腹な言葉しか、
言ってくれない…と?」
タートル
「っ…そうなんだよ…っポロポロッ」
カイセル
「先生も先生で…大変なんですね…」
タートル
「そうなんだ…っポロポロッ」
カイセル
「……」
それでもなお…先生を続けてるのは…
救われてる子がいるから…なんだろうな
タートル
「…っポロポロッ」
数分後。…
カイセル
「…先生…落ち着きましたか?」
タートル
「…っうん…ごめんね、泣いちゃって…
いつ思い返しても…同じことを思って
ついつい涙が溢れちゃうから…
困ったもんだよ…(笑)」
カイセル
「…先生…俺、おもっ_」
ガララっ
看護師
「そろそろ、面会時間が終わるので、
お帰り願えますか?」
タートル
「あ〜もうそんな時間か、じゃあ、
先生はそろそろ帰るよ、また明日
会おうね」
カイセル
「…はい、お気をつけて」
タートル
「ありがとうニコッ」
カイセル
「………」
先生は優しくて…
心が強い人なんだろうな、きっと…
俺も…先生みたいな人になりたいな…
ここで一旦終わり…!!
途中から塊が出来てるのは
スマホにすると文が大変なことに
なるため、変えてみました!
いやはや…時間をかけすぎましたね…
てことで、また次回!
お会いしましょう〜!
またね〜!
バイ猫〜♡🐈🐾
コメント
1件
みぅです🖤 今回のエピソード、本当に胸が締め付けられたよ…。あんなに温かかった家族の時間が一瞬で崩れちゃう描写、すごくリアルで苦しかった。カイセルが「自分が言わなければ」って後悔するところ、読んでて私も涙出そうになった。 タートル先生の過去も重かったね…でも、「諦めないでほしい」って言葉に、ちゃんと希望を感じたよ。ラストのカイセルが「先生みたいになりたい」って思うところ、すごく好き。この子はちゃんと前に進もうとしてるんだなって思えた。 怜_♡さんの描く“優しさと痛みのバランス”が、いつも心に響きます。続き、ゆっくり待ってますね。ありがとうございました🌙
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