オメガバース!
地雷さんばっく!
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竜→α
蘭→α
春→Ω
____
いつからだろう…
実の兄を好きになってしまったのは…
俺を呼んでくれる、
その甘い声が…
抱きしめてくれる、
その優しさが。
全部が好き。
兄としてでなく。家族としてでなく。
好きなんだ。
でも____
兄貴には
Ωの彼氏がいる。
蘭「りんどー?」
蘭「大丈夫…?」
蘭「考え事?」
蘭「なんかあったら相談しろよ。」
竜「ありがと…」
竜「あはは」
どくん。
胸が苦しい。
蘭「!!」
蘭「春千夜!♡」
蘭「今日のデート♡」
蘭「約束だろ?♡」
春「ちょっ、いまここでっ、///」
春「わかってるからぁ…」
蘭「よしっ♡行こーぜ♡」
春「いくっ!」
うぜぇな…
あんな暴言吐きまくるイカレピンク頭のヤク中の何がいいんだよ。
____あいつがいなければ良かった…?
あいつさえいなければ俺が1番だったのか…?
兄ちゃんに…1番愛されてた…?
αでも付き合ってた…?
あいつさえいなければ…
なら消せばいいんだ。
次の日____
最悪な日だ。
蘭「竜胆…!」
兄ちゃんから伝えられたのは…
蘭「春千夜、妊娠したって…!」
竜「あ、え…、」
今にも涙が零れそうになった。
妊娠…だろ?
もうヤったのか…?
そんな…いやだ、
考えたくもない
蘭「“まだ”結婚してないのに(笑)」
竜「そ、そう」
一足遅かったのか…?
でも、あいつだけは
許さねぇ。
蘭「♪♪」
蘭「俺お父さんになるのかな…?」
竜「…」
ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ
兄ちゃんは俺だけのものなのに。
あいつなんかに渡したくねぇ
死ね死ね死ね死ね…
蘭「竜胆…?」
蘭「最近おかしいぞ?」
竜「そんなことないと思うけどな(笑)」
蘭「そっ、か…」
蘭「少しは頼れよ…」
竜「…」
なら…兄ちゃん、
ごめん。
兄ちゃんの幸せ…
奪うよ。
あいつを…
これが、いい決断…だよな…俺にとって……
そうであって欲しい。
いい決断だと信じて。
奪うよ。
気分を…どん底に下げることになるかもね。
どうか。
兄ちゃんが俺のものに…
後編はこの子の元で上げる予定です!
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春千夜逃げて