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広大な草原
シロツメグサがたくさんさき
1本の大きい桜の木がある
青い空に
暖かな春の風が頬を通る
悪魔執事 別荘組と一緒にきたこの大地
4人で一緒に眠りについている
左側にはハナマルが私の肩につかっており、
右肩にはテディが私の肩につかって眠っている
そしてユーハンは膝の上でねむっている
暖かな日差しを浴びながらピクニックをしている最中に
3人が寝始め、私も眠りにつく
そして数時間後
青く晴れた空は紅に染まり
色鮮やかな世界に包まれる
そして4人の中で最初に起きたのは私だ
いつも私の為に頑張っている皆は疲れをとるかのようにすやすやと眠っている
気分で歌ってみることにした
『ええいや 君から もらい泣き』
『ほろり ほろり 2人ぼっち』
『ええいや 君にも もらい泣き』
『優しいのは 誰です』
和の感じをだした曲
私の歌声にきずいたのかハナマルが起きてしまった
ハナマル『こりゃ…いい歌だ』
!?
主「起きたんだ」
私は膝の上で寝ているユーハンの髪を撫でながら答えた
ハナマル『あぁ』
『主様さぁ…俺にも今度、膝枕してよね 』
『なんてなぁ…』
照れくさそうに言うハナマルに期待を答えるように言う
主『もちろん』
ハナマル『えッ』
んっ
テディが起きた
主『おはよう』
テディ「ん?…あ、主様!」
「すみません俺…肩でッ」
主『大丈夫だよ』
ハナマル『そうそう、ユーハンなんて膝だよ』
テディ「え、?」
「ユーハンさん!」
主『シー』
テディ「あ、すみません、起こしてしまいます
よね」
主『懐かしいんだ』
『弟にもたまにこうして眠ったからね』
テディ「主様…」
「なんだか、ユーハンさんが羨ましいで
す」
主『テディにも今度してあげる』ニコッ
ユーハン「んっ…?」
ハナマル「おっ!」
テディ「おはようございますユーハンさん」
ユーハン「(主様の顔が…!?)」
ユーハンが突然起き上がる
ユーハン「主様!俺!」
ハナマル「あれれ〜?ユーハン主様の膝枕で
寝ていたよね?」
ユーハン「執事としてこのようなこと、
申し負けございません」」
頭を下げながら謝るユーハンに対して私は
寂しさを感じた
主『大丈夫だよ』ニコッ
幸せな時間が過ぎ、
屋敷に戻った
空は星空満開でキラキラと輝いていた
隣にはムーが寝ている