青い真夏

(月命病)

月の光を浴びると体が透明になり次第に存在が

薄れていく病気。完全に透明になると患者は

この世から消えてしまう

ut/なぁ今日は皆で海見に行こうや！今日は

　

　月が見える日やで！

そう、滅多にない月が見える日だった…俺は

月命病って言う病気やったけど…これまで俺は

何度も断ってきただから申し訳ないと思い…

月を見に行こうと決心した

kn/えぇなぁ〜！

ce/そうっすねえぇですね！

gr/ほな、行こか

夜になった時皆はワクワクしていたが俺は…

ワクワクなんかしてなかった逆にワクワクより

恐怖だった

皆と離れるのが怖い…もう皆とは会えなくなる

んだと思ったそんな時相棒が言った

kn/ほな俺の相棒！最後まで存分月を見ようや

と行ったそして海について海辺を皆で

歩いてるとある人が違和感に気づいた

tn/だっ大先生…体が透けとらんですか？

zm/ほっほんまや…なんでや…！！！

ut/言いたくはなかってん…実は月命病なんよ

　俺が完全に透明なったらもうこの世にはおらん

　せやからこうして皆と月を初めてで最後の月

　俺にとってはな？w最高やったよ…

海がざーざーと音をし月が反射で鬱先生を

照らしたその時は皆は俺を見た

ut/皆と出会えて良かったわ…

kn/大…先生っ

ut/最後まで皆あんがとぉ(にこ)

と完全に透明になってしまった皆は悲しそうな

表情をしてありがと…と呟いた