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⚠︎︎妄想注意⚠︎︎
「やぁ。久しぶり」
そういい私は彼の隣に座った。
「最近任務が立て込んでてね…あまり来れなかったのだよ」
久しぶりに来たこの場所は私の1番と言っていいほど大切な場所だ。
「はぁ…この後も任務があってね…あまり長居は出来ないのだよ…」
〈1月10日。織田作が死んだ日。〉
「あ…忘れてた。君にプレゼントがあるんだ。」
そう云い1輪の真っ赤な花を出す。
「彼岸花。あまりこの季節にはなくて探すのが大変だったのだよ。」
何件も回ってやっと見つけた1輪の彼岸花。
「これの花言葉知ってるかい?」
そう云いながらお墓の前にそっと置く。
「悲しき思い出。情熱。独立。」
「私にピッタリな花言葉だろ?」
少し微笑みもうこの世にはいない君に問う。
勿論返答は無い。
「じゃあ徐々行くね。また来るね。」
そう云い立ち去ろうとした時にもうひとつ思い出した。
「あ、そうそう…もう1つ花言葉があるのを忘れてた。」
もう一度織田作の方を向き微笑む。
「まぁ、教えないけどね!」
そう云い私は微笑み早足ででその場を立ち去った。
『楽しみにしてるぞ…太宰…』
もうひとつの花言葉。
〈また会う日を楽しみに〉
最後まで見て下さりありがとうございます!
彼岸花の花言葉は、
「情熱、独立、あきらめ、再会、悲しい思い出、また会う日を楽しみに」
などがあります。
彼岸花は不吉なイメージの花ですが、その花にはこのようないい花言葉があります。
花言葉には沢山の思いなどが込められていてすごく興味深いですよね。
ではまた次の小説でお会いしましょう!