専務室。 梵。
コンコンッ。「、、??」狂唖かな、、??「どうぞ〜」すると中に入って来たのは墻音だった。「、、??墻音〜、狂唖どう??ちょっとは落ち着いた??朝新どう処分しよっかな〜、大人しく帰ってくれるかな、、それとも殺す??」「、、専務、、アンタ全部知ってましたよね」「何が〜」「狂唖がモルモットにされてたのも、、遊馬さんも留学時、モルモットにされてたこと」「、、俺が知ってたら、、どうする??」俺はそう墻音の方を向いた。「、、別にどうもしません、、アンタにも事情があるのはわかる、、でも、、事情とか関係なしに、アンタが死んだら狂唖さんが悲しむからアンタを殺したくない」「ハハ〜、墻音は狂唖に優しいね〜」「でも狂唖さんがアンタの事なんてどうでも良くなったら、、その時はアナタを消すかも」「、、、、」「アナタは良い専務ですから生きていて欲しいんですけどね、、blood専務」「、、あらま、、」、、bloodなことバレてる、、??狂唖が言ったのか、、??「朝新、殺して大丈夫なんですよね」「え、あぁ〜、お好きなようにどうぞ」「、、わかりました、、それじゃあ失礼します」そう墻音は部屋から出て行った。
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資料室前。 加内。
「、、朝新さん」そう俺は資料室前にいた朝新さんに声をかけた。隣には酒井幹部が居た。どうやら変な行動しないよう見ていてくれたらしい。「、、??あ、加内幹部〜、それに、、見齧幹部、、昨日は悪ふざけが過ぎましたね、、すみません」そう朝新さんは狂唖さんにお辞儀した。「、、人の目くり抜くのは悪ふざけじゃ済まない」そう狂唖さんは朝新さんに言った。「、、、、」「、、も、もうここに居てほしくない、、国に帰って欲しい」そう狂唖さんが言うと、、朝新さんは見開いた。「、、帰国命令も出てます、、」そう俺は朝新さんに言った。「、、俺も、帰った方が自身の身の為だと思う、、」酒井さんはそう朝新さんから離れ、俺たちに近づいた。「、、まるで過去の罪から逃げるみたいですね、、見齧さん」「、、、、」「、、朝新さん??」、、何か、、狂変してる、、??「みっともない、、過去の罪ぐらい自分の身ボロボロにして払えや!!お前の所為で何百人死んだと思ってんだ!!」「、、それは、、」「、、、、」「顔が良いからって全部許されると思うな!!自分が被害者のように昔は自傷行為繰り返しやがって!!偽善者が!!」俺たちは固まっていた。何をすれば良いかわからなかった。狂唖さんも手首を握り締め、震えていた。「片目奪われただけで騒ぐな!!ムシケラ!!」すると「狂唖さん」「、、あ、墻音」俺たちの後ろには墻音君が立っていた。「ずっと固まって聞いてたんですか、、??だからアナタ(狂唖)は来なくてよかったのに」そう狂唖さんの頬を撫でると、朝新さんに近づいた。「誰ですか、、アナタは」「、、、、」ドガァン!!「、、!?」「え」すると墻音君は朝新さんの頬を思いっきり殴り床に叩き付けた。「ガハッ!!痛っ!?」顔から血を流し、苦しみ続ける朝新さんを無視し、墻音君は殴り続けた。「ガハッ!!ゔっ」墻音君は今まで見たことないぐらい頭に血が上っているのがわかった。「、、か、墻音」「、、、、」狂唖さんに名前を呼ばれると墻音君は手を止めた。「、、それ以上殴ったら、、死んじゃう、、」「、、狂唖さんはこんな奴に生きていて欲しいんですか」「え、、」「何でも大切大切いいやがって、、自分を傷つける奴のどこに生きて欲しい要素があるんですか」「、、別に生きてて欲しいわけじゃない、、で、でも、、墻音が人殺しになるのは俺やだよ、、」「、、、、」すると「え〜、喧嘩〜」「、、!?専務」俺の後ろには専務がいた。「、、梵、、」「、、あ、狂唖〜、このチケットあげる〜」「、、??」「イルミネーションだよ〜、今日は仕事いいから墻音と言って来な」「え、、」「、、朝新さん」すると専務は朝新さんに近づいた。「朝新さん、地下牢に沢山bloodは居ます、、そちらで実験してみては」「、、おや、、良いんですか、、」「えぇ、どうぞ手を、、墻音、狂唖よろしく」すると専務は朝新さんの手をひき、立たせた。「、、は、ハハ、、残念ですね、、見齧さん、、アナタの代わりに誰かが傷ついて、、」すると2人はその場を去った。
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「え、本当に帰って良いんですか」そう墻音君は酒井さんに聞いた。「あぁ、専務の命令だ、、楽しめる気分じゃないかもしれないが、、楽しんでこい」「、、わかりました、、狂唖さんいけます」「う、うん、、大丈夫、、」「それじゃあ、楽しんできてください!!」俺は2人にそう言った。「、、さ、咲久」「、、??どうした??」「、、昔、小我太が暴走した原因は俺で、、俺がいっぱいお花あげるから、、それで、咲久の部下もいっぱい、、」「、、俺の部下を殺したのは大速力だ、、お前じゃない」「、、、、」「、、今日はもうそんなこと考えなくて良い、、楽しんでこい」「、、ん、、ごめん、、」そう謝ると、狂唖さんと墻音君はドアを開き、外に出た。「、、狂唖さん、、この先元気になるのかな、、」俺はそう呟いた。「、、元気になると良いけどな、、仕事に戻るぞ」「ハイ!!」
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地下牢。 梵。
「、、っ、、痛い、、何だあと男、、人の顔をボコボコと、、」「すみません、、少々感情的な子で、、あ、こちらです」俺は朝新にbloodが居る牢屋を見せた。「中にどうぞ」すると朝新は中に入った。「、、誰もいないようですが、、」「奥に沢山いますよ」「、、え」「空腹で、狂唖と同じ外種が、、沢山いますよ」俺は扉を閉め、鍵を閉めた。「、、!?何をしてる!!俺をここから出せ!!」朝新は鉄格子をドンドン叩いた。「blood達〜、エサだよ〜、今日はいつもより量は少ないけど豪華だから味わって食えよ〜」「は、あ!?」すると朝新は誰かに足を引っ張られた。「うわぁ!!離せ!!ここから出せ!!ゔぁ、ああああああ!!!!!!」「、、、、」すると俺の頬に血が飛んで来た。「、、汚な、、赤色は好きだけど血は好きじゃないんだよな、、さてと、、」、、月城墻音ねぇ、、「、、ちょっと、、よく育ち過ぎじゃないのかな、、」
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