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ﾀﾋネタあり
白様の 楽曲より パロディ
お相手様、 主人公 は 何方でも
小さい頃に 読んだ絵本には 載っていなかった
恋という名の 愛情
その伝え方は 星の数ほどあって
数えるにも 探すにも 多すぎて 、 疲れて 諦めてしまった
一緒に月を眺めたよね
あの日の “ 会いたい “ って 言ったのを
君は どう捉えたのだろう
正直感情を伝えるのは 得意じゃないから
嘘じゃないことだけは 伝わってて欲しい
だけど 現実は 甘くなくて
ちくりと心を刺していく
あぁ 本当に好きだったんだ
今更馬鹿みたい
あの日見た月が 何度も夢に出てきて
気持ちを言いかけたところで 夢は消える
なんで 手を取ってくれなかったのか
そんなの 自分が一番わかってる
君は 遅いから
待ってないよ 、なんて 誤魔化すけど
本当は 君の方が ずっと ずっと 速いんだ
独り善がり？
そうかもしれない 、もう わからないけど
だけど 君の ファーストキスは 貰ったよ
何度も 思い返しては 頬が緩む
君にとっては 子供の お遊び
だけど あのキスは とても甘くて 、 心の中で 何度も繰り返した
まるで 夢のような 、 幸せな時間だった
君は 何も言わずに 何処か遠くへ 行った
隣に 誰かを 立たせて 幸せそうに
18行まで 書いた 手紙は
まだ 何か足りなくて
君の手を離した あの日
あの日から 心は止まったまま
続きなんて見当たらなかった
君との お遊びのキス
2人とも初めてだったけど 、 覚えてるかな
どんな気持ちだったかなんて 分からないけど
出会った日のことも 君は きっと覚えていない だろうな
この頭には こんなにもこびり付いて 離れないというのに
子供の頃 お泊まり会で 一緒に寝た ベッドは
ひとりで寝るには 大きすぎた
今日 も ひとり 、 深く沈んで 夢を見る
幸せを 妄想しながら
あんな 幸せを知らなかったなら
君を知らなかったなら
心を 乱されることも なかったのに
ただの友達だったのに
今は ただ あのぬくもりが 欲しくてたまらない
別のことで 、 人で 心を埋め合わせても
意味なんてないってわかってる
だけど 首元に ついた
誕生日に 残った ネックレスが
どうしても 君を 思い出させるから
ふと 鏡を見ると
お気に入りの服が 濡れていた
また 着替えなきゃ
もし あの頃に 戻れたら
こう伝えるんだ
貴方なんて 大嫌い
僕の 永い永い夢
あの 最後のキスを 延々と繰り返す
どれだけ 考えても 君を振り向かせる 方法は
なかった
君が いないと もう どうしようもない
” 君が好き “
その気持ちだけが 呪いのように 縛り付ける
今までの 浅い眠りは もうおしまい
本当の 眠りに つくんだ
ねぇ 、 最後の 言葉思いついたんだよ
19行目 最後のページ に 書いた言葉
『 この夢だけは 覚めないように ＿＿ 』
これで もう 、 縛られないんだ
君は どう感じるだろう … ずっと 覚えてくれるだろうか
おやすみなさい
F.O.
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