第1セレクションが始まった
最初は、チームZとチームX
どんな奴らかは知らないけど、適応能力で皆に合わせる、只それだけだ
龍聖の時と同じやり方だから大丈夫
エゴなんて言われても俺は1人では戦えない選手、アシストしかできない馬鹿
…そんなんで生き残れんのかな、龍聖は大丈夫、エゴむき出しだから
羨ましいよ…
蜂楽「いーサギ!!!!」
潔「うおっ、なんだよ、蜂楽」
蜂楽「にしし🎶ねぇ、潔」
潔「ん?」
蜂楽「なんで潔は俺の事キスしたの?」
潔「え?仲良しの証って言っただろ?」
蜂楽「言ってたけど…キスはそうじゃないよ?」
潔「え?」
蜂楽「まぁでも嬉しかったからいいけどね🎶」
潔「?何言ってんだ?」
蜂楽には聞こえてないだろう、何故ならルンルンと効果音がつきそうなくらい嬉しそうだからだ
潔「…?」
いがぐり「チームX来たぞ!!!」
潔「…」
蜂楽「にゃはは🎶」
國神「…」
潔「チーム…X…」
久遠「馬狼照英…」
潔「…(誰だろ、…でも強そう、龍聖いないし初めてこのチームとやるから3分ぐらいで慣れればいいけど、最悪5分かかる…行けるかな)」
潔「蜂楽!!」
蜂楽「りょーかい!!!!」
雷市「オラッ!!!!」
蜂楽「お?」
潔「は?!何やって!!!!」
雷市「点数が多く入った方が勝ちだろ?それがサッカーだ!!」
潔「ッッ…」
蜂楽「あちゃー…こりゃ相手チームも同じこと思ってるだろうね」
國神「わかってんじゃねぇか、雷市」ドンッ
雷市「なっ!!!!」
國神「俺もそうさせてもらう」
雷市「はっ、やってやんよ」
久遠「おい!お前ら!!!!何やってんだよ!!」
成早「やめろって!!!!」
潔「(…適応能力は使えない、じゃあ空間認識能力…でも相手チームの強さなんて分からない、様子見?ダメだそのまま点数取られてチャーだ)」
馬狼「どけ、」ボンッ!!
國神「な?!」
潔「!!!!」
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潔「(取られちゃった、…お団子サッカーをどうにかしないとだな…だったらら馬狼みたいにやるんだ、これこそ適応能力は使える…やるんだ)」
蜂楽「どうする?潔」
潔「…蜂楽、手伝ってくれ」
蜂楽「りょーかい🎶」
潔「(この時に龍聖がいたら…絶対に勝てた、あれは止めて居た、ルートも多かった、ビジョンは見えてたけど、動けなかった…なんで?なんで俺は動けなかった…龍聖がいないから?馬狼が怖いから?…違う、負けるのが怖いんだ、怖いなんて捨てなきゃ、龍聖がいたらこんな気持ちにはならなかった…龍聖がいたら…)」
アンリ「絵心さん、何故潔君を士道くんの所に置かせなかったんですか?その方が潔君は覚醒する確率が大きくなるのに」
絵心「アンリちゃんは馬鹿なの?」
アンリ「ば、バカ…」
絵心「潔世一は、士道龍聖を使って試合に勝ってきた、故に士道龍聖が居なきゃ勝てない存在、アシストしかできない、」
アンリ「では何故、凪くん達は一緒なのですか?」
絵心「彼奴らは、離れ離れにしなくても覚醒する、自分で動けるようになるから大丈夫」
アンリ「…」
絵心「では何故潔世一と離れたのか…エゴがないからだ」
アンリ「!!」
絵心「まだ潔世一は、士道龍聖の事を考えてるであろう、この第1セレクションでその思考を変えられるか、変えられずそのまま上に行くか、落ちるか…」
アンリ「成程…」
絵心「さぁ、潔世一…お前のエゴはなんだ、エゴを見せてみろ」
潔「…(嗚呼、…違う、龍聖ならもっと奥にいる、蜂楽もっと前に…龍聖なら…龍聖なら…)」
潔「(嗚呼…ビジョンが消えてくのは馬狼のせいだろう…あの突撃…あれを怖がってる、そのせいで一向にバスを出すビジョンが浮かばない…國神…違う、雷市…そこじゃない…)」
蜂楽「…(潔なんか迷ってる?)」
馬狼「おい、パスを出そうとしてんのか?」
潔「!!」
馬狼「お前…才能ねぇよ」
潔「…(そんなの…俺が1番わかってる…!!そんなの…!!)」ギリッ
潔「!!…そこ…誰かいる…」
馬狼「あ?」
潔「誰かは知らないけど…信じるよ」ポンッ
ドンッ
潔「!!蜂楽!!」
蜂楽「潔!!試合中考えながらやるなんてすごいね!!」
潔「え?」
蜂楽「でもパスを出すんじゃなくてストライカーならゴールでしょ?」
潔「…ゴール…」
蜂楽「潔にはさ、ダイレクトシュートがあるでしょ?」
潔「…それは自信ないんだ…」
蜂楽「あるかないかじゃない、それをどう使うか考えなきゃ、いつまでたっても成長しないよ」
潔「!!」
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コメント
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そうだ潔‼︎ダイレクトシュートがあんたにはあるじゃないか‼︎‼︎ 潔、、、それは仲良しの証ではなく、、、愛情表g((
えっやっばぁ好きだこれ
蜂楽ええこと言うやん