どうもー!!最近某名探偵アニメにハマってるメープルですぬー!!!
いやぁ面白い!!
とまぁこんなテンションですぬが、内容はそんなに明るめではございませぬっ🐏🙅🏻♀️❕
題名にのってる通り、クズ系ですぬね🐏
ドクズじゃ無いだけでまだマシですぬ今回は。今回は!!!
注意なんですぬけど、題名の通り素敵帽子君がちょいクズですぬ (多分)
だざむが可哀想
多分最終的には報われるかもしれないし、そうじゃないかもしれないし…((((
浮気系で、現パロです!
それでも良い方はどうぞご覧くださいぬ!
恒例の駄作ですぬが…🐏🌀
ではどうぞ!
静まり返る部屋にチクタクと針だけが進む音が響き渡る。
ダイニングテーブルの上には、1人分の夕食があり、温かかった印に掛けてあったラップが曇っていた。
現在時刻はPM22:00
いつも通り帰りが遅い彼を私は待っていた。
暫くしてガチャ、と玄関の扉が開く音が聞こえた。 帰ってきた。そう分かった瞬間胸が高まる。今日こそは、とつい意気込んでしまうのは彼のせいだ。
椅子から腰をあげ、玄関へ急ぐ。
「お帰り、中也」
「…ん、」
短い返事だけが返ってきた。他所から見れば有り得ないとは思うけど、私からしたら彼らしいから、それに慣れたもんだしどうって事無いけど。
だけど、たまには「ただいま」なんても聞きたいと思う。
「…ね、ねぇ中也…!夕食あるけど、どう?」
「あー…、いや、いいわ、今日は疲れてっから寝る」
「…そ、か、…分かった…あ、明日も早いんだっけ、?」
「…うん、まぁ」
「そっか…今日の夕食冷蔵庫に仕舞っとくから、朝起きたら温めて食べても良いしね」
「ん…」
一言そう返事した後中也は自室へ戻った。
はぁ、と重い溜息が出てしまう。幸せが逃げるなんて云われているがもう常に幸せなんてこれっぽっちも…そこまで考えた思考を止めた。
_____中也と居るだけで私は幸せ者なんだ。
果たしてそうだろうか?
ドクリ…そう胸が騒めく。
いつの日からか、ずっとそう云い聞かせてきた。幸せなんだと。中也が居るから私は生きていけてる。なのに、ある日から突然中也が冷たくなってきて、最終的にあしらわれるようになった。
付き合い初めの頃は良く一緒に出掛けていたし、愛してるって云い合ったり、接吻とか…それ以上もした。私の話を聞いてくれたり、ご飯とか作ってくれたり食べてくれたり、本当に幸せだった。
幸せだったのだ。
だがある日から突然、変わった。
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃
今日と同じ、中也が帰って来るのを待ってた。唯一違ったのは、時間が今迄よりも過ぎていた。先程と同じ様に。
扉の開く音が聞こえて、急いで向かった。
「おかえり中也、ご飯出来て
「済まねぇが」
「飲みに行って、今日は要らねぇわ」
「っ!…そ、そう…。判った」
私の言葉を遮るように伝え、云い終わるとそくささと自室へ戻った。
その時私は疲れてるだろうから仕方ないか、と云い聞かせてその時は其れで納得した。
その日から、中也は夜遅く迄帰ってくる事が頻繁に多くなった。
遅くまで帰ってくる事なんて珍しいことじゃないから、最近出世もして会社も忙しいんだろうし。そう思い込んだ。でも矢張り、現実はそう行かなくて
「ちゅーや、今日どっか出掛けない?」
「…あー、今日は休みだからゆっくり休みてぇ」
「…そっか、御免、疲れてるもんね…ゆっくり休んで」
普段なら行こう何て云って準備してくれたのに、休みが在ればゆっくり家でやすんでいるか友達の家に行ってくるとか云って出て行ったり、
「中也」
「…」
「ちゅーや…?」
「……」
「…中也ってば!」
「うぉ、んだよ太宰」
「先刻から声掛けてたんだけど…ご飯どうする?」
「あー、なんでも」
「…っそ…」
中也の名前一つ口にしたら直ぐ此方を見てくれたのに、普段弄らない携帯の画面と睨めっこばっかだ。
其れに、夜のお誘い、私からしても気分じゃないなんて云われる始末。
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃
そんな事がもう早2ヶ月も続いた。
所詮、男同士の交際だ。若しかしたら中也は…
そんな思考が頭の中で巡ったが、頭を振って消し飛ばす。考えたくもないことを考え自分を苦しめるのは良くないし、第一中也はそんな事をしない。そう思っていたいがもう無理なのかも知れない。
中也の自室へ繋がる階段を眺めて思う。
____ねぇ中也、私中也が思ってる程馬鹿じゃないし鈍くもないよ。
有りもしないと思いたいし、しないで欲しいと野望が有る。
未だほんの少しの望みが私を苦しませている。
────────
今日は中也の休みの日。案の定だけど、中也は友達と出掛けて来るなんて云って不在だ。
家には私一人。する事はもうやり終えて、フリーな時間だけど暇だ。
「…そー云えば、買い出ししないとなぁ」
前は中也が買ってきてくれたりもしたけど、今は違うからねぇ。
そうと決まれば、と軽い支度をし、近くのスーパーへ向かった。
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大型のスーパーは色んな物が売っていて良いし何より近いから相当助かる。なんてそんな事を考えつつ買い足りないものは無いかと確認していた。
「…うん、之で良しかな…さて、帰って一人寂しく蟹缶でも食べる…か、って…は、?」
遠くでも見えるあの帽子にジャケット、中也だ。話し掛けようかと思い彼方へ向かう。殆ど距離が無い位まで来て進んでた脚を止めた。
近く迄来てはっきりと見えた。中也の隣には中也に寄り添って露出が高い服を着た小柄な女性だった。
誰?其の人、友達なの?本当に?そんな疑念を抱く。だって、恋人居るんだよ?私そっちのけで手、出したってこと?若しかしたらが本当に成ったって事?
気付けば其の場から遠のいていた。
その後の事なんて覚えて居ない。気づけば家に居て、家のリビングでふと我に返った。頭が冷えたのか、先刻よりは冷静になれていた。
食材を冷蔵庫へ仕舞おうと袋から取り出す。
「…ぁ、、卵…」
先程の自分が派手に机に置いたのだろう。其の勢いのせいか透明パックに数個、ひび割れて白身が間から垂れている卵があった。
使えるのと使えないのを分別して使えない卵は袋へ捨てた。今どきの卵は高いのにな。何て需要もないことでさっきの事を忘れようとしている自分が居る。
雷に撃たれたかのような衝撃は今でも感じてる。
思い出すだけで息が詰まる。呼吸の仕方が判らなくなる。
落ち着け私、唯の友達って可能性が有るじゃあないか。
そう思えば多少、気が楽になった気がした。まぁ、云えば現実逃避だろうけど。でも苦しいよりかはマシだ。
「…聞き出してみようかなぁ…」
食材を仕舞いつつそう考える。
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夕方に成って帰ってきた彼に早速私は問い質した。
「おかえり中也、遅かったね?」
「ん?…あぁ、まぁ」
中也の不審な挙動で考えたくもない事が徐々に確信へと変わってくる。受け入れたくないよ、私。
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はいどうも!プーメルですぬ🐏❕
NEXTepisodeは素敵帽子視点ですぬ〜🐏
お楽しみに♡
グッドバイぬァァ🐏
コメント
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ちょっとこういう系 ストーリー 好きかも。 そして その後どうなるのか気になる 僕 が 居る。