「届いていますか?」
登場人物
地獄ミミさん
卯月春くん
hr視点
hr「、、、」
ミミと別れてから2年が経った、
あの後スマホに沢山の通知が来た、
だが俺は通知を切り、また歩き始める、
偽物ばかりになった世界で、
もういっそ、
この世界から消えようと思った、
そして今日、俺は別れを告げるはずだった、
hr「海、ミミと行きたかったなぁ、」
俺は空を見上げる、
真っ暗な闇の中に白く光る月、
綺麗な夜に消えれるなら俺は本望だろう、
hr「さよなら、偽物の世界」
そう言った瞬間、
ヒューン、ドカーンパラパラパラ
大きな音、その正体は花火だった、
真っ暗な闇に咲く花、
それはとても綺麗で、一瞬にしか見れない
hr「綺麗だな、」
俺はもう君には会えない、
会う権利なんて俺にはない、
俺はあの時躊躇ってしまった、
だから、俺は最期に言うよ、
hr「俺は、ミミが大好きだった、」
hr「この思い、君に届いてますか?」
mi視点
mi「春、」
私は春のペンダントを握って歩みを進める、
あの日以来、
亜美さんが戻り太陽や平太が連絡をしたが
既読すらつかないらしい、
今日は花火大会らしい、
私は亜美さんに手を引かれ、
見晴らしの良い場所に連れていかれた
am「素敵でしょう?」
mi「はい、凄く」
am「私ね、思うんです」
am「花火って空に一瞬咲く花みたいだなぁって、」
am「ピンク色の花火、春に咲く桜みたいじゃありません?」
mi「!」
mi「そう、ですね」
私はそう言いながらペンダントを取り、
空に照らした、
ペンダントは光り輝いていた、
mi「春、また会いたいな、」
そう言って私は花火を見上げた、
mi「この思い、届いてますか?」
そんな2人の思いが、
花火に込められ、夜に咲く花になる、
この思い、届いてますか?
コメント
1件
こ れ 勝 手 な 妄 想 。 花 火 っ て 、咲 い た ら す ぐ に 散 る か ら …… 悪 い 方 向 に 想 像 し ち ゃ う … こ れ の 曲 パ ロ 思 い つ い て し も た ぁ … 😭