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みちょ
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sxfn nmmn 🩷💚 教師×生徒
1週間後
今日もひまちゃんはバイトで部活を休んでいるので、1人で制作を進める。
他の部員は美術室にいる中、俺の作品は大きめのキャンバスを使うため準備室で描くことになっている。
美術部の部員があまり多くないのもあって、この部屋には俺1人しかいない。最近はずっと桃瀬先生のことで色々あったため、久々に作品に集中できる時間なのだ。
目の前の作品の事だけを考えていれば良いのは今の俺にとって都合がいい。
画材の匂い、筆の擦れる音、たった1枚に全部の感覚を研ぎ澄ませていく。
💚あとここを…
🩷翠川?大丈夫?
💚ぇ、は、…!?
突然後ろから俺の大好きな声が聞こえる。まって、どうしよう?先生は美術部の顧問だけど様子を見に来ることが少ないし、行っても人数の多い部室の方かと思ったのに。
先生の声で驚いたのと、さっきまでずっと同じ姿勢だったこともあってバランスが崩れる。
あ、これ、だめかも。先生の前で醜態晒したくないのにな。
💚やば…っ
🩷っおい、ほんとに大丈夫?
💚……あ、え、!?
💚えっとあの…まって、ごめんなさい
何が起きた?とにかく距離が近い。先生が、俺に触れてて、俺のことを見てて。こんなに近いの初めてで、焦って何を喋っているのか自分でもよく分からない。多分、俺が椅子から落ちそうになって先生が受け止めてくれた。そんなことがあっていいのだろうか。俺は今日死ぬんじゃないのか。全部が恥ずかしくて、耳がじわじわ熱くなってくのがわかった。
🩷ごめん、俺が急に声かけたせいでびっくりしたよな
🩷頑張ってるなーと思ってさ
そう言って俺に笑いかけてきた。
俺の好きな笑顔。だいすき、この人のことが好き。俺のところに来てくれて、俺のことを見てくれたのが嬉しくて仕方ない。
🩷…はい、これ
💚え、っと
🩷さっき買ってきたやつ。お前にしか買ってないから他の奴には内緒な?
💚ありがとう、ございます…
貰った缶ジュースを握る手に少し力が入る。
ゆっくり、息を吸った。
💚…あの
🩷ん、どした
💚……やさしい、ですね。桃瀬先生
🩷そう?俺結構怖いって言われるけど
🩷まあ、なんか翠川ほっとけないし笑
💚ちょっとそれどういう…
🩷悪い意味じゃないって、ほら残り頑張って
🩷下校時間過ぎないように帰れよー
そう言いながら先生は手をひらひらと振りながら準備室から出ていった。
💚…他の人には、内緒
小さくそう呟いた。
熱くなった顔を先生がくれた缶ジュースで冷やす。まだ冷たくて、さっき買ったばっかりなのがわかった。
じゃあほんとに俺のために?
期待したくないのに、期待したくないから受け取りたくなかったのに。あんなに優しく俺に接してくれるから。内緒とか、そんなこと言うから。
💚もう優しくしないでよ…
これ以上あの人の優しさに触れたらもっと好きになってしまいそうで、期待したくなっちゃいそうで、怖かった。
俺は先生に幸せになってほしいのに。こんな気持ち要らないのに。
考えても考えてもキリがないことなんか分かっている。だから、思考に蓋をするように再び筆を手に取ったあと、桃色の絵の具を目がけて腕をのばした。
コメント
3件
🌾失ですっ.ᐟ.ᐟ 🩷💚がてぇてぇすぎます… 缶ジュースとか青春の塊じゃないですかっ.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ バランス崩して支えてもらうなんて… 神すぎやしませんか 次回も楽しみですっ.ᐟ.ᐟ
第4話、読ませていただきました。 準備室で突然の接近…あの距離の近さにこっちまでドキドキしました。缶ジュースを「お前にしか買ってない」って内緒で渡す優しさ、反則ですよね。翠川くんが「もう優しくしないでよ」って呟くシーン、すごく切なくて胸が締め付けられました。好きだからこそ期待したくない、受け取りたくないっていう心情、本当に丁寧に描かれていて…この距離感がどう変わっていくのか、続きが気になります!