テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
1,512
10,002
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
hr目線
貴方はアイドルで俺はただの1人のファン。
誰よりも先に推した自信があるくらい古参だと思う
その為にお金だって惜しみ無くだしてしまう…
hr「今日も推しが尊いんです…!」
et「はいはい、分かったから仕事して〜」
「てか、次のライブ行くんでしょ?」
hr「そうなんです!だからグッズ代も稼ぐんです!」
「でも金欠なんですよ…」
et「なおさら頑張らなくちゃじゃん笑」
et彡は俺の働いてるカフェの先輩ですごく優しくて、俺の推し活も知っている
hr「でも、俺はただの1人のファンなんだよな〜」
ur目線
俺はアイドルで貴方は名前も分からないファン。
ずっと最初から推してくれてたのは知っているけど名前を名乗られたことは一度も無かった。
握手会とかももちろんあったけどそういう時だけ運が悪いのか現れなかった、
ya「ur〜!いつまで黄昏てんだよ!!」
こいつはメンバーのya。1番仲がいい。
ur「今度のライブも灰色髪彡来るかな?って」
ya「…気晴らしにカフェでも行く?」
ur「灰色髪彡いるなら喜んで笑」
ya「いや、しらねーよ!」
カフェなんて正直ダルいしバレたら怖い。
yaはファンサだって出来るけど俺には難しい。
だって、俺には「灰色髪彡」だけいればいいから
hr目線
2人のお客さんが来店。もちろん俺がホール担当。
チリンと心地いいベルが響く。
hr「いらっしゃいませ〜、何名様ですか?」
とびきりの笑顔を忘れずに問い、顔を上げる。
ya「ふたりです!」
ur「、!?、」
hr「2名様ですね、テラス席もありますが…」
ya「う〜ん、外から見えにくい場所って、」
hr「ご案内致します、」
さっきから後ろのお客さんがチラチラと俺の顔を見ていた、助けを求めている訳でも無さそう。
ただ俺の推しには似てるなって夢でもないことを妄想している。
ur目線
目が合った時から気づいた。貴方が俺の灰色髪彡だということに。
貴方は全く気づいた様子はない。
ur「ya!あの人灰色髪彡だった!」
ya「そんな簡単に出会える訳ないでしょ?」
「でも、いい店員彡だったね」
俺は嫉妬で膨れ上がりそうだった。俺だけが見ていたい笑顔を色々な客に向けているのが。
ur「なぁ、ya。あの子に声掛けていい?」
ya「…どうなっても知らないよ、」
hr「お待たせしました。アイスコーヒー2つです」
いつの間にかyaが注文したであろうアイスコーヒーがカランと音を立てる。
hr目線
ur「すみません、店員彡の連絡先くれますか?」
唐突な提案。でも声を聞いてはっきり分かった。
俺の推しだ。
hr「失礼なこと聞くかもしれませんが…」
「黒瀬ur彡ですよね?」
ur「やっぱり気づいちゃったか〜笑」
「俺ずっと君のこと探してたんだよ?」
hr「…へ?人違いじゃないですか?」
ur「100%合ってるよ。灰色髪彡ニコ」
俺は今日が命日になるのかもしれない、
ur目線
店員彡には連絡先交換が仕事上ダメだと断られた、
ya「まぁ落ち込まず次の仕事行くよ〜」
ur「…今日は俺が奢るわ」
ya「マジ神〜!」
レジに立ってたのはもちろん灰色髪彡。
hr「…〜〜合計で〇〇円です!」
ur「ありがとうございます、」
あぁ、せっかく出会えたのにまた手放すなんて俺にはできない。
hr「ちょうどお預かりしますね、…レシートです。」
少し考えて灰色髪彡が何かにメモを取った。
hr「またのご来店お待ちしております」
チリンと扉の閉まるベルが鳴った。
ur「俺諦めないとダメなのかな〜?」
思ってたよりの涙声にyaもビビってた。
何気にレシート裏に目をやると
「連絡先です!」と可愛らしい文字が見え、IDらしい数字が並んでる。
ur「俺もう今日命日かも笑」
ya「勝手に死ぬな!?笑」
「なぁお前ってそんな風に笑うんだな...」
ur「え?今俺そんなに笑ってる?」
ya「まぁ理由は大体わかるけどな〜」
「ほどほどにしとけよ、」
hr目線
我ながら大胆なことをしたと思う。
hr「et彡〜!推しに連絡先聞かれた〜」
「さっき教えたけど良かったかな?」
et「良かったじゃん笑」
「他のファンに見つかんなきゃいいから」
きっと今頃驚いてるだろうな〜って思いながら仕事に戻る。
ついさっきまで遠かった貴方がここまで近くにいた。思わず溢れそうな笑みを隠し、次会える時のために俺は働く。
hr「いらっしゃいませ〜ニコ」
俺は深い沼に落ちて抜け出せない様です。
ur目線
目を逸らしたらどこかに行ってしまいそうな貴方はずっと俺のファンで居てくれる。
ya「なんか最近機嫌いいよな!」
ur「だって今日はhr彡がライブに来てくれるから」
ya「ふ〜ん、てかhr彡って言うんだね」
ur「連絡先交換して分かったし、あのカフェに通ってるから笑」
ya「最近urの笑顔にリアコになる子多いんだって〜」
「hr彡のことちゃんと守りなよ?」
ur「もちろん、って言うか俺が近づけさせないから」
ya「urお前が言うとマジなんだよ笑」
ur「ようやく会えたんだから手放すつもりないし、離れても捕まえに行くから」
ya「ふ〜ん、激重感情ね〜、」
「嫌われないようにだけしときな」
ur「そのつもり、」
もう時間になりファン達が目の前に広がる中いつも通り貴方を一瞬で見つける。ファンサをもちろんあげる。見つけた時から俺が虜になってる状況に笑える。
ur「今日も愛してるよ〜笑」
俺は貴方だけのアイドルになるから。
ちなみ、
俺と貴方が付き合うのはもう少し先の話