こんにちは、夜飴です。
まだ書ける人たち少なくて、基本的に兎赤と黒研になると思います。
Don/Subはいいですよ。
ハマって下さい((
研磨side.
初めて、自分でcolorを着けたいとクロに言った。今まではなんとなく大丈夫だったのに、無性に首がすうすうして落ち着かなくなって、すごくイライラしてしまいそうだったから。今、当のクロはおれの前でニヤニヤといやらしい笑みを零して、たまにふっと真顔になっておれの顔を覗き込む。
「……ふ、…“take”、持っといで」
くるり。手のひらが回る。やっぱり逆らえない。クロはおれのdomで、おれはクロのsubだから。
サイドテーブルに置いてある細い首輪を手に取ると、ごくりと喉が鳴った。はしたないかな、なんて思いながら踵を返して、クロの手に握らせる。
「ん、Goodboy。着けるから後ろ向いて?」
commandではないお願いに小さく違和感を感じながらもクロに背を向けるように座ると、するりと首筋を撫でられた。まるでガラスを触るように優しく、それでいて貪欲な手つきがおれを掌握する。時々頭の周りに回された首輪の金具同士が触れて、かちりと硬質な音を立てた。早く満たされたくて、その音が聞こえる度に体が揺れる。
「ほいできた。……うん、可愛い。似合ってるよ」
くるり、と視点を180度回転させられて、クロと目が合う。じんわりと熱を持ち始めた首が嬉しくて、その大きな胸にぽすんと頭を預けると、すぐに大きな手が柔らかく包み込むようにおれの体に絡み付く。ふわふわとした意識で体を預け、されるがままに抱き締められていた。
「……クロ、だいすき」
普段は言わない。でも今は違う。どうせサブスペースに入っているのだから、ちょっと口を滑らせたって困りはしない。クロもそれを分かっているから、おれのためにしょっちゅう甘いplayをしてくれる。
「あーもう、俺だって研磨のこと愛してる!!」
「クロうるさい」
「ごめんって」
緩やかに体の熱が引いて、サブスペースから帰ってくる。それでも首輪が触れているところとクロの腕に抱かれているところはまだほんのりと温かくて、そこにおれのdomがいると分かるのが嬉しかった。
「……ほんとに、大好きだよ…」
クロは、あったかい。
短かったしDom/Sub要素もなくてすみません…。
それじゃ、お疲れ様です。
コメント
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てぇてぇすぎる、…