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長編(?)が少々スランプ気味で書けぬ…。
ということで、息抜きがてら獣化を。
没作になりそうな予感…。
長編はもうしばらくお待ちください!
13side
んん〜…、寒。
またハルに毛布取られた…。
でも今回は手だけ毛布の中。
頭からつま先まで丸まって見事にすっぽり。
いや寒いのは分かるけど、それは暑くね?
実際に取り込まれてる俺の手も暑いし。
大福の餡子みたいになんも出てない。
13「ハル〜」
14「ん〜」
まだ寝ぼけてるな、声が。
下の方が少しモコッってした、足あげた?
…いや、うつ伏せであんなに上がらんだろ。
けど俺の手は握られてハルの体の”下”。
ちょっと待って、どんな体勢してんの?
13「ハル〜、毛布ちょーだーい」
14「やだぁ、、」
13「半分ちょーだーい」
14「1ミリもやだぁ」
13「じゃあ毛布の中入れて〜」
14「やだぁぁ」
んー、どーしよ、毛布の中が気になる。
けどハルは見せる気どころか動く気もない。
とりあえず頭撫でとこ、可愛いから。(?)
14「んにゃぁっ、ぇ、!?」
13「え、?」
14「なっ、んでもないっ、!」
え、俺今、ハルの頭撫でただけだよ?
しかも脳天に近いとこ。
でも、左右になんかあった…、え、まさか。
13「ハル、?」
14「なによぉ、、」
13「まさかだけどさ、」
14「ん、?」
13「ケモ耳カチューシャつけてる?」
14「つけてないしつけたまま寝ないわ!!」
そう言うや否や勢いよく毛布から出てきた。
毛布loveのハルが自ら出てきた。
いや、それより気になるのは…。
13「いや、つけてるじゃん!」
可愛い白猫の耳、しかも後ろに尻尾つき。
ぴょこぴょこゆらゆらしてるし、リアルだ。
14「朝起きたらなんかついてたの、!!」
13「え、夜つけたまま寝たとかでも、?」
14「昨日の夜一緒に寝た時これなかったでしょ!!」
13「確かに、え、寝ぼけてつけた…」
14「だーかーら!起きたら既にあったの!」
んーと、てことは…、まさか…。
え、くっっっそ可愛いけどマジで?
13「リアルな偽物じゃなくて、本物?」
14「抜こうとしても取れないし…」
13「まじか…、いや、可愛いけど」
14「しかも猫の習性も…」
ハル曰く、ジャンプ力が上がってたり…。
顎下や頭、尻尾を撫でられると声がでたり。
柑橘がダメだったり、暖かいとこが好き。
…だから毛布で大福みたいになってたのか?
いや、可愛いからいいけど。
14「あ、朝ごはんつくっておいたよ」
13「あ、ありがと、体調は平気なの、?」
14「んー、いまのとこは」
ほら早く食べよ!って背を向けるハル。
そんな背中をこっそり撮って後を追って。
ハルが作ってくれた朝ごはんを食べる。
よかった、今日は2人ともオフだ。
てことで家でのんびり。
13「にしてもガチな耳と尻尾だね」
14「真っ白な白猫にゃんっ、⸝⸝」
語尾にわざとにゃんをつけるのも可愛い。
いつも可愛いけど、いつにも増して可愛い。
ソファーに座ってクッションをぎゅってしてホラー映画観ちゃうところも可愛い。
だから、ちょっとだけ許してね。
心の中で謝ってからそっと口付ける。
14「ん、もぉ、⸝⸝」
13「ごめんて笑」
照れてクッションで顔を隠すハル。
耳が隠れてないの絶対気づいてないし。
またこっそり写真を撮る。
…この後は俺たちだけの時間。
次の日にはもう戻っていた獣化。
けど、写真はたっぷり撮れたからいっか。
隣でまた毛布を独り占めしてる寝顔も。
寝言で俺を呼ぶその声も。
獣化しなくてもハルへの愛おしさを満たすには十分な可愛さだからね。
…やっぱちょっと寒いから。
呼ばれたことだし毛布の中に入っちゃお。
はい、終わり方謎ー!!
これ、共感者いたら嬉しいんですけど…。
こうやって書く中で1番悩むのって…。
多分終わり方なんですよ、((個人的
はい、というわけでアロハル獣化でした!!