深夜1:00
no 「はあ…疲れた 、」
今日も深夜帰りになり
僕は仕事の大変さを改めて目の当たりにした 。
毎日仕事漬けの日々
正直逃げ出したい気持ちでいっぱいだった 。
でも逃げ出せるわけもなく
今日も重たい体を家へ運ぶ 。
no 「今から寝ても4時間ぐらいしか寝れない
か…」
だなんて弱音だらけの独り言をはく 。
それでも眠たくて仕方がなかったから
ベットに身を任せる 。
ピロンッ
スマホの通知がなる 。
くそっ 、
いいタイミングで…
でもこれがもし 、会社の上司だったら…
そう考えると自然に体が動いた 。
no 「なんだよ…」
僕は嫌々スマホを開いた 。
『お仕事大丈夫?』
一気に眠気が冷めた 。
言い忘れていたが僕には彼女がいる 。
yaくんというとても可愛らしい男の子 。
ただ 、遠距離にいるため
会う機会があまりなく 、
僕の仕事のせいもあってか
話すらまともにできていなかった 。
そんなyaくんからだった 。
僕はさっきの眠気や苛立ちなんて全部忘れて
彼のメッセージをタップした 。
『お仕事大丈夫?』
『時間があったら連絡欲しいです 。』
僕は何かを考える暇もなく返事をした 。
『全然大丈夫でふよ!!』
『最近連絡できねなくてすちません💦
心配ありがとつごばいます!れ』
僕は嘘をついた 。
彼女を傷つけたくはなかったから
これでいいんだ 。
『嘘だ!絶対疲れてるでしょ 、』
なんでバレた!?!?
どうしよう 。
「そんなことないですよ!」?
「なんで分かったんですか!?」?
それっぽい言葉はたくさん思いつくが 、
なんて打ったらいいかわからなくて
ひたすら頭を働かせていると 、
『noさん誤字ばっかり 、笑』
僕の馬鹿!!!!!
改めて自分の文字を見返してみると 、
誤字ばかりで 、もはや何を打っているか
分からなかった 。
yaくんを騙せるような言い訳など思いつかず
『実は結構仕事大変で最近寝れてないです 、』
正直に答えた 。
我ながら情けない 。
『そうなんだ』
『連絡しちゃってごめんね 、』
そんな情けない僕とは違って
yaくんはなんて優しいのだろうか
あぁ 、好きだ…
『いえいえ!全然大丈夫です!!』
『出来ればyaくんともっと話したいです』
疲れているのも寝たいのも確かだが 、
それよりも僕はyaくんと話がしたかった 。
僕にはyaくんだけが生きがいだった 。
最近ずっと仕事でyaくんと話せてないのもあり
今この時間はただただ幸せでしかなかった
ブルルルッ
no 「えっ!?」
さっきまで話していたはずのyaくんから
電話が来た 。
少し驚いだが
僕は迷わず電話に出た
no 「y 、yaくん 、?」
ya 「あ 、急に電話ごめん」
no 「いえいえ 、全然大丈夫ですよ笑」
大丈夫どころか大歓迎だ 。
yaくんの愛おしい声が聞けてもう大満足
一生電話繋いでいたいぐらい 。
でも 、なぜ急に電話をかけてきたのだろう?
と疑問に思った 。
no 「でも 、なんで急に電話かけてきたんです
か?」
ya 「文字打つより喋る方が楽かなって 、」
どうしよう 。
今すぐyaくんに会って抱きしめたい 。
なんて優しいのだろう 。
なんて愛おしいのだろう 。
no 「たしかに文字を打つよりかは喋る方が楽です…ありがとうございます 。」
ya 「んへ 、」
「〜〜」
「〜〜_______」
…ん 、?
あれ 、さっきまでyaくんと話してたはず 、
おかしいなと思いつつふと 、スマホを開いた
6:00
no 「え!!?」
おかしい 。
さっきまで1:00過ぎだったはず…
no 「…」
どうやら寝落ちしてしまっていたらしい 。
幸い今から準備したら間に合いそう 。
ただyaくんに申し訳ないな…
そう思いyaくんにメッセージを送ることにした
そのためスマホを開いた 。
寝落ちしていたため 、スマホを開くとyaくんとのメッセージ画面が映った 。
『出来ればyaくんともっと話したいです』
昨日…というより今日は電話していたため
このメッセージが1番下に来ているはずだった
が
その後に
『noさん大好き』
というメッセージが来ていた 。
コメント
2件
無理ッッッッッッ尊すぎて無理ッッッッッッ
ぐぁっ!と、尊い,,,ッ、!!