【竜蘭】
息抜きです。
○お知らせあり
○二重人格ネタ。続きません。(多分)
○2~3ヶ月前に書いて放置してたものなので書き方が現在連絡中の話とは大きく変わります。
・病み
・二重人格
・キャラ崩壊
・過去捏造
・全体的に捏造多
・誤字脱字
・自己満
*灰谷兄弟の兄じゃない蘭が出てきます。
*竜胆が蘭を少し嫌がっているような描写があります。
*途中で終わってます。
*誰の地雷にも配慮してません。
その他何でも大丈夫な方のみご覧下さい🙇♂️
「りんどー、こっち来て〜」
「なに?蘭」
「はっ…え、お前、え?」
「え、何…あぁ、ごめん。兄ちゃん」
「いいけどびっくりしたw」
「だよね、笑 で、どうしたの?」
「これさー?____」
「________?」
「______」
「なぁ兄ちゃん、今度の抗争で…」
「はぁ?誰がお前の兄貴だよw」
「あ…ごめん、”間違えた”」
「しっかりしろよなー?竜胆w」
「うん…はは…」
俺の兄ちゃんは、二重人格だ。
俺が初めてその事に気付いたのは15の頃で、兄ちゃんはずっと俺に隠していたらしい。
二重人格であることを隠すなんてできるはずない、そう思うのが普通だろう。
しかし、俺の兄ちゃんはいい意味でも悪い意味でも普通では無いから。そして、俺が少し馬鹿だったから、その年まで隠せていたのだろう。
兄ちゃんによると、どうやら後天性の二重人格らしく、原因はおそらく両親だろうとのこと。
別に二重人格だからといって、これといって不便なこともないし、生活に支障をきたすわけでもないから気にしていなかったらしい。
…のだが、月日が経つにつれて兄ちゃんの状態は悪いと呼べる状態になってきている。
それは俺にとっての”悪い”だろうが。
そもそも兄ちゃん自身が二重人格であると自覚し始めたのは8歳前後の頃で、俺がそれに気付いた16の頃までは2つの人格を認識できていたのだそう。
しかし、今となって兄ちゃんは自身の人格が2つあるということを忘れてしまっているよう。
1つ目の人格は、俺がよく知ってる強くて優しい兄ちゃん。
2つ目の人格は、俺の事を弟だと認識していない…友達とでも認識しているかのような兄ちゃんだ。
だから俺は、2つ目の人格を「蘭」と呼んでいる。
二重人格であることを自覚できている者とそうでない者に分かれるらしいので、兄ちゃんの今の状態は異常だとは呼べない、が。
単に俺が追いつけていないのだ。
だって、俺の事を弟だと認識していない兄ちゃんなんて、兄ちゃんじゃないから。
俺の記憶がないわけではないから、当たり前のように「竜胆」と呼んでくれるけど言い方は全く違う。距離感も、表情も、言葉も、行動も。
今までの”兄ちゃん”が俺の前から消えてしまうような錯覚を起こしてしまう。
それに、兄ちゃんは俺の事を弟だと思っていないから「兄ちゃん」と呼ぶことすらできないのだ。
そのため必然的に「蘭」と呼ぶしかないのだ。
人格が切り替わるタイミングは全く掴めない。
ご飯を食べ始める前までは「兄ちゃん」だったのに、食べ終わってからは「蘭」だったりするし、
寝る前までは「蘭」だったのに朝起きたら「兄ちゃん」なんてこともある。
長い時なんかは2ヶ月近く「兄ちゃん」のときもあった。
兄ちゃんの事は大好きだし、「蘭」だって俺の兄ちゃんであることに変わりは無いから好きなはずなのに、接し方が分からなくて戸惑ってばかりで少し嫌になってしまう。
そもそも、なんで兄ちゃんが二重人格になってしまったんだろうか。
原因は両親だと言っているけど、それだけで二重人格になるものなのか?
そうだとしたら、俺だって同じ両親から生まれ育っているのだから兄ちゃんと同じ二重人格になっているだろう。
何か隠していることがあるんだろうけど、なかなか聞くタイミングが見つからない。
「蘭」でいられる時と「兄ちゃん」でいられる時間は一定ではないから、「兄ちゃん」でいられるときにいっぱい楽しい時間を過ごしたい。
そのせいでいつも肝心なことは聞けずじまいになってしまう。
「蘭」だって”兄ちゃん”なのに。
こうして今日も、俺は2人の”兄ちゃん”と共に過ごすのだ。
どうにかして治せないだろうか…
「ねぇ、りんどーってば」
「え、あ、ごめん。なんか言った?」
「買い物行こーって。今日めっちゃ晴れてるし」
「あー。ちなみにどこ行くの?」
「んーとね…どこでもいいや」
「じゃあ俺が行きたいとこ連れてっていい?」
「いいよ〜」
「よっしゃ!」
「…りんどー?」
「え、なに?」
「…なんでもない」
「そう…?」
「早く行こ!」
「待てって!」
…あれ?今の兄ちゃんどっちだ?
喋り方的には「兄ちゃん」だけど…なんか距離感が少し遠い気がするから「蘭」の可能性も…?
あーわかんない…2択を外して呼び方間違えたら俺だけが気まずいから嫌なんだよなぁ…
「りんどー置いてくぞー」
「待ってってば!!」
「…」
「おまたせ。行こ!」
「…りんどー」
「なに?」
「…早く行くぞー」
「え、うん…?」
なんか兄ちゃんの様子おかしいな…
俺の顔になんかついてるとか?!
「え、俺の顔になんかついてる…?」
「は?」
「いや、なんでもない」
「何。違和感でもあんの?」
「違うけど…」
「あーりんどーの顔にプリンついてるわ」
「絶対嘘だろ!!」
「ふはっ、どうだろーね?」
「ちょっと!!」
「…なんかあった?」
「え…」
「様子変だなーって思って」
「それは兄ちゃんの方だろ!」
「…」
「あ…」
つい「兄ちゃん」って言っちゃったけど…
この反応は間違いか…?
「えっ、と…ごめん。間違えたわ。『蘭』」
「…」
え…なんで無言なの…
怖いんだけど…まさか「兄ちゃん」で合ってた?!
「あ、あのー…」
「ねぇ、りんどー」
「ハ、ハイ…」
「…俺って誰?」
「は…」
まさか2つの人格とも忘れて…
そしたら兄ちゃんはどうなんの…?
「なんか、よく分かんなくて…お前に『兄ちゃん』って呼ばれたり『蘭』って呼ばれたりして…記憶が2つあるみてぇな…」
「…」
あれ…もしかして兄ちゃん2つの人格を認識できるようになってる…?
「りんどー…?」
「兄ちゃん、やっぱ帰ろっか」
「う、うん…」
…
「ただいまー」
「ただいま…」
とりあえず俺は、兄ちゃんに二重人格のことを昔兄ちゃんに教えられたように伝えた。
どうやら兄ちゃんは、二重人格になる前、つまり7歳くらいまでの記憶はしっかりあるようだった。
しかし、二重人格を自覚し始めた頃から今までの記憶はあるが、曖昧な部分が多いらしい。
「…今の兄ちゃんはどっちって聞くのも返答に困るよな…えっと…とにかく兄ちゃんは『兄ちゃん』なんだよね?」
「うん…?多分…?」
「俺は兄ちゃんの弟?」
「うん」
「じゃあ『兄ちゃん』だね」
「…」
「どうしたの?」
「なんか…怖い…」
「…おいで」
「ん…」
兄ちゃんの体冷たいなぁ…
低体温だからっていうのもあるんだろうけど…
「りんどーの体あったかい…」
「兄ちゃんが冷たすぎるんだろ」
「絶対りんどーが子供体温なだけ…」
「兄ちゃんが低体温だからですー」
「うるせぇ」
「いてっ」
…
「あ、もう眠い?」
「ん…」
「じゃあ部屋行って寝なよ」
「…やだ」
「なんで」
「…」
「…一緒に寝る?」
「うん」
「一緒に寝たいなら最初からそう言えばいいのに」
「…うるさい」
「恥ずかしいの?」
「うるさい!」
「かぁわい」
「…」
「ゴメンナサイ」
「早く俺をあっためろ」
「ハイハイ」
…
「…りんどー」
「なに。まだ寝てなかったの?」
「…朝起きたら、俺じゃなくなってるのかな」
「…」
そうだよな。いつ人格が変わるかなんて分かんないし、本人ならわかるのかもしれないけど、兄ちゃんの場合は自分が二重人格だったことすら曖昧なんだもんな…
やっぱり怖いのかな…
「りんどー…」
「大丈夫。大丈夫だよ」
「りんどー…」
「ん。おやすみ」
「…zzZ」
近いうち病院行ってみるのも一つの手かもな。
俺も接し方に困るけど、なにより兄ちゃんが辛そうだし…
《朝》
「うおっ、今日さむっ」
昨日は暖かかったのに次の日になるとこれかよ
これは兄ちゃん当分起きないな…
「…りんどー…」
「え、兄ちゃん?」
珍しく起きた?!
もしかして人格変わっちゃったのかな…
「んー…りんどー…」
「兄ちゃん…であってる…?」
「…りんどー?」
「あ、兄ちゃんだね…」
「俺、ちゃんとりんどーの兄ちゃん?」
「うん、俺の兄ちゃんだよ」
「…よかった…」
「今日寒いからココアでも飲もっか」
「うん…」
…
「ってことでさ、病院行ってみる?」
「…こわい」
「でもこのままだと兄ちゃんも色々大変でしょ?」
「そ、だけど…」
「行くだけ行ってみようよ。それで無理そうだったらもう少し様子見てみよ。」
「うん…」
…
「よし、兄ちゃん、行こっか。」
「…りんど、」
「どうしたの?」
「おれ…兄ちゃんが、いい…」
「…」
「蘭は、やだ…」
「…大丈夫だよ。手、つなご?」
「うん…」
凄い手震えてるな…
どうにか安心させてあげたいけど…
「…りんど」
「どうしたの?」
「…『蘭』のこと、好き…?」
「え?」
「…なんでもない」
「…?」
「…」
…
病院に行ってみたが兄ちゃんが急に二つの人格を認識し始めた原因は不明らしい。
もしかしたら、兄ちゃんの中に何か気持ちの変化や感じ方の変化が起きたからかもしれないとのこと。
兄ちゃん自身は「分からない」と言っているが、兄ちゃんが自分のことを正直に話してくれたことなんて数えるくらいしか無いので、今回も隠している可能性がある。
「…俺、これからどうなるのかな」
「…兄ちゃんが今と違う人格になったって灰谷蘭であることに変わりはないじゃん。そんなに気にしなくたって…」
「ダメなの!!」
「?! 兄ちゃん…?」
「俺は…”兄ちゃん”じゃなきゃ…」
「…と、とりあえず帰ろう?冷えちゃうから…」
「…うん」
どうして頑なに兄ちゃんは”兄ちゃん”でいたがるんだろう。
でもやっぱり、兄ちゃんの様子を見てる限り何か隠してるのは確実だな。
問題はどうやって聞き出すかだな…
ここまで〜!!
続きなんてありません多分!!!
途中すぎましたね…ごめんなさい🙇♂️💦
余談ですが、この話のタイトル本当はこれじゃない話で使いたかったので、今後投稿する作品でこのタイトル使うかもです()
ここからお知らせになるのですができればちゃんと読んで頂けたらな〜と思います🙇♂️🙏
少なくとも私の作品が好きな方は今後の作品に関わるので読んだ方がいいかもですよ…?(((
ごめんなさいふざけました🙇♂️🙇♂️
↓↓↓↓
お知らせ
1月10日くらい(前後する可能性があります)までにいいねが1000以下の作品は全部消そうと思ってるので読みたい話が該当する場合はそれまでに読んで目に焼き付けておくかいいね押しまくるなどしてどうにか対処して頂けると良いかと思います…!!
誠に勝手ですがよろしくお願い致します🙇♂️
(いいねを強要するものではございません)
今のところいいね1000以下の作品は4つなのですが、そのうちの2つは主が気に入ってるものなので対象外となります笑
『不調』は作品と呼べるか曖昧な為対象外とさせて頂きます。(近々削除する予定ですが)
また、お知らせも対象外となります。
対象となる作品は以下の2つです↓
・蘭が記憶喪失?!
・蘭が熱出す話
*削除した作品は後々リメイク版を投稿する場合がございます。
お知らせ2
以前お話した通り、今現在私が書きたいと思っている竜蘭ネタがメモの方に15個くらいあります…
それら全てを推敲してテラーで投稿するとなるととんでもない時間がかかってしまうのと、単に私が面倒(小声)なのでどうしようかと悩んでおりました。
そこで、メモに書き出したものをそのままコピペして投稿してもいいのでは…?と考えたのですね…()
私は全然それでもいいと思っているのですが、やはり読者である皆様の意見を聞くのが1番だろうと思ったのでお知らせという形で質問させて頂くことになりました🙏
クオリティに差が出てしまうのと伝わりずらい文が多い(かもしれない)のですが…
もちろんメモに書き出したもの以外もきちんと書く予定です。
ご意見頂けると嬉しいです…!!
ご協力お願い致します🙇♂️
お知らせ3
・愛してくれたっていいじゃん
・傷付けたくないから嫌われます。
・あの日をもう一度。
・家出して帰ってきたら兄ちゃんが行方不明になってた話。
以上は現在連載中の作品なのですが、馬鹿な主が完結しないうちに色々なネタに手を突っ込んでしまったせいで全く続きを書いていないという状態です…
このままだと多分完結しないまま放置という形になってしまうかと思うので、せめて1つだけでも完結させたいなと思っております…
そこで、皆さんはどの話の続きが読みたいのか知りたいなぁと思っております…
勿論私は全ての作品をきちんと完結させたいと思っていますよ???
でも最近急激に文の書き方変えてしまったじゃないですか…
丁寧になったというか…
そのせいで1話書くだけでめちゃめちゃ疲れるんですよね…(体力と集中力がないだけ)
話が逸れましたがそういうことです(?)
(え、もしかしたら二重人格ネタも書いちゃったから続き欲しいって方いたりする…?!)
ちなみに最後に投稿した
『兄ちゃんしかいらない』は今続き書いてるので多分大丈夫です!多分!!
まとめ
・いいね1000以下の作品削除について
〜2023/1/10
・新連載はメモのコピペじゃダメですか?
→(いいよ!・ダメに決まってんだろ)
・連載の続きどれが見たいですか?
(複数回答可)
→①愛してくれたっていいじゃん
②傷付けたくないから嫌われます。
③あの日をもう一度。
④家出して帰ってきたら兄ちゃんが(省略)
⑤二重人格ネタ(一応ね…)
⑥兄ちゃんしかいらない
(これはモチベ上げるため)
長々とごめんなさい🙏💦
色々聞きたいことあったけどお知らせ単体で投稿するのは通知見て飛んできてくださった方に申し訳ないなと思うのでこういう形でしかお知らせできない…
内容伝わらなかったらごめんなさい💦
ばいばいー!!
コメント
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1・4・5・6がめっちゃ好きなんでイイネまたたーっくさん押します!!なので続きを求めます!!((なんか上から目線ですみません💦💦