組織。 狂唖。
「んぅ、、んっ!?」チュ、、ハムゥす、翠、、??「やぁ、、すい、、」「、、っ、、」何して、、ヂゥ、、レロッ、、チュ「、、っ、、ん、、」ヤバい、、何か頭ふわふわする、、「、、!?狂唖!!」
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22年前。 組織。 翠。
「こっち〜、ここが俺たちの部屋!!」そう梵は部屋のドアを開けた。「、、今日から俺はここで住むのか??」「おう!!」「、、そうか、、」「、、部屋を荒らさない程度に好きに使え」そう阿蚋専務は俺たちに言いその場を去った。「、、、、」俺は毒親から逃げるように組織の養成となった。組織の暮らしは幸せだった、温かい人が沢山いて、喋りが止まない食卓、100点じゃなくても喜ばれるテストに、、梵という俺の親友。狂唖と出会ったのは俺が組織に来て半年経った時だった。
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「え、高槻市に??」「そうそう〜、、外種がいてさ〜、、でもなんかそのblood、親から虐待されてるっぽいんだよね〜」「え」「だからさ、翠、竹口さんに言って助けてもらおう」そう梵は俺に言った。
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「え〜っと、、高槻市にいたbloodだ!!、、な、名前はまだなくてな、、何も喋らなくて、、」そう竹口さんの後ろにいたのは金髪の俺と梵より体が一回り小さく、白く痩せ細った体をし、こちらをじっと見つめる狂唖がいた。「、、名前がないって、、どーすんのよ、、」梵はそう言うと狂唖に近づいた。「年は多分お前らと同じぐらいかな〜、、ま!!一緒に遊んでやってくれ!!」それから狂唖が喋るようになったのは3ヶ月後ぐらいの事だった。狂唖は返事ぐらいはするようになり、名前もできた。
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「狂唖って可愛いよな」俺はそう梵に言った。「、、ま、、まぁ、、可愛い顔してるよね、、」梵はそう言った。「、、え、翠もしかして狂唖の事好きなの??」「、、おかしいか??男が男を好きなのは、、」俺はそう梵に聞いた。「、、全然変じゃない!!!!素敵だよ!!」そう梵は目を輝かせた。「、、本当か、、」「狂唖に告白しに行こう!!行くぞ!!」「え、今!?」
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養成室。
「き、狂唖〜、何してんの〜」梵はそう狂唖に近づいた。「あ、本読んでたの??」「、、ん、、梵、、これなんて読むの」そう狂唖は文を指差した。「、、何それ、、翠、これなんて読むの??」「、、蝶々(ちょうちょ)だ、、」「ちょうちょって、、あの飛んでるやつ??へぇ〜、こうやって漢字書くんだ、、あ、違った、、狂唖!!翠がお前に伝えたいことあるって!!」「、、??何??」「、、梵、、本当に今言うのか??」「勿論!!ほら言って」「、、、、」俺は狂唖の目を見た。「、、す、、好きだぞ、、狂唖」「、、??好き??」「、、ほら、、恋愛感情として、、」「、、、、」「、、もしかしてピンときてないの、、」梵は狂唖の顔を除いた。「、、わかんない、、けど、、お父さん達が体触ってくるたびそんなこと言ってた気がする、、」「、、!?俺は狂唖の体なんて触らないぞ!?まだ早い」「あ、いつかは触るんだ」「触らない!!!!」「、、俺別に翠の事好きじゃないよ、、大切だけど」そう狂唖はあるに言った。「、、、、」これはもしかして、、フラれたと言うやつか、、。
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現在。 組織医務室。
ドサッ。俺はベットに狂唖を置いた。「、、、、」、、気絶してる、、悪いことしたな、、謝らないとな、、「、、狂唖、、いつか必ず助ける、、絶対だ、、全部終わったら田舎でゆっくり暮らそう、、」