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デートの約束をしていた1週間前   、

お前を待っていた  。

約束の時間を過ぎても   、全然来ねぇから

電話を掛けてみても繋がらない   、

連絡もつかない  。

そうしてソワソワしていると   、

知らない電話番号から電話がかかって来た   。

間違い  、詐欺電話かも知れないから   、

普段は出ねぇけど  、

咄嗟に出てしまった   。

電話先は病気だった  。

なんで電話を掛けてきたか聞いてみると  、

「〇〇さんから電話番号を預かりました。」

って言って  、少し状況を理解した   。

今  、病気にお前が居るって分かった  。

電話を切ってすぐ病気へ走った  。

手術室には手術中の赤いランプが点灯していて  、

俺はその前でただ祈るだけだった  。

手術中のランプが消え  、はっとなり   、

そこからは先生らしき人がでてきた   。

「残念ながら、手術は失敗です。」

「元々、成功する確率が低い手術でした。」

その時  、納得は出来なかった   。

お前が亡くなったこと   。

病室に走り  、見たらお前は息を引き取った人で   、

もう2度と帰ってこない人になった   。

最後にお前を見たのは   、

ダメだ思い出せない   。

もう1週間も経つけど  、

お前が居ない実感は湧かねぇよ  。

最後にもう一回  、

会いたかった……な…

書いてたら涙が出てきちまった  。

少し心を落ち着かせてくる  。

この日記はもう終わりだ   。

忘れよう。

あいつのこと  、覚えててもどうにもならない   。

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