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今日はメンバーのすちと活動のことで電話をしていた
だがお互い時間がなく、今は駅構内で電話をしている
いるま「だからこの日に投稿しないと間に合わないんだって」
すち「んー…でもこの日は別のショート動画もあるよ…?」
いるま「大丈夫俺が何とかするから」
すち「でも…」
すち「もうっ」
すち「もう6人の頃とは違うんだよッ…?」
いるま「…」
すち「らんらんはッ」
プープープー
俺だって…
……そんなこと分かってる
らんは1ヶ月前に突然音信不通になった
家に行ってもどこを探してもいない
彼は消えてしまった
いるま「あたってもしょうがないか…」
俺はもう一度すっちーに電話を掛けた
いるま「ごめん、すっちー」
すち「いや…こっちこそ…ごめん」
いるま「この事についてはまたメンバーも混ぜて話そう」
すち「わ….た」
いるま「すっちー?」
すち「ご…..な..」
彼の声が途切れていて何かと思ったら地下通路に来ていた
電波が悪いのか…
いるま「すっちー電波悪いかも一旦切るわ」
はぁ…今日は何かと疲れた
早く帰ろう
いるま「てかどこだよ..ここ…」
いつもと同じく帰っていたはずなのに…
変な地下通路に迷い込んでしまった
いるま「ポスター、?」
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︰異変があったら引き返すこと
︰異変がなかったら引き返さないこと
︰8番出口から外に出ること
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いるま「なんだよ…それ」
実際ホラーとか無理だから怖すぎて仕方ない
とりあえず俺は駅をまっすぐ進んだ
<1番>
なんだこれ…
怖すぎで端っこを歩いていると前から人がきた
いるま「あのッすみません」
いるま「ここってどうやって帰ればいいですか?」
無視された…
いるま「あの…」
なんで…
そのまま前から来た人は通りすぎてしまった
いるま「とりあえず進むか…」
あれ…ずっと0と書いてあった所が1に変わっている
もしかして…
︰8番出口から外に出ること
これを8回繰り返すのか?
異変があったら戻る、なかったら進む
これを8回やる…
外にでよう…
なんとなくこの不気味な地下通路から抜ける方法を理解した俺は順調に5番まで進んでいった
<6番>
やっと6番まできた…もう少しで出れる、…っ
おじさん、ポスター、ドア
ドア…?
キ ィ
ドアがゆっくりと開いた
いるま「異変だ…っ」
らん「なんでだよっ笑」
いるま「……は」
なつ「そうに決まってるだろ笑」
みこと「確かにそうかも!」
らん「ここまで来れたのはリスナーさん達のおかげです!!」
すち「ライブ盛り上がってるかー!!」
いるま「というわけで本日の企画は!」
こさめ「なんですかぁ!!」
いるま「ッ…なんでだよっ」
ドアの隙間の奥には6人で活動していた時の景色があった
6人で埋めたドーム、深夜まで辛いけど楽しかった日常動画、配信
いるま「違うッ”…これは異変だから」
引き返さなきゃ
引き返す…
引き返す…
<7番>
最悪な気分で次の場所に行った
後1つで出れる…
外に、
あいつらのところに
ポスター、ドア、おじさん
いるま「はッ”…」
らん「いるま!」
そこにはらんが立っていた
いるま「らんっ今までとこに居たんだよ」
いるま「どれほど心配したかっ」
らん「いるまっごめんね!」
らん「もう居なくならないからさ笑」
らん「俺に着いてきて、!」
いるま「うんッうんうんうんうん」
いるま「着いてくッ着いてくからもう…」
いるま「居なくなんなよっ?」
らん「おん、あたりまえ!」
らんがいるなら
ずっと7番でいい
これはきっとハッピーエンド
︰8番出口から外に出ること
✘ ✘ ✘ ✘ ✘ ✘ ✘ ✘ ✘
︰7番出口から脱出せよ
𝐻𝒶𝓅𝓅𝓎 𝑒𝓃𝒹