コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
Changeing
これは僕が君に、そしてこの先を生きる人たちに、僕が僕自身のために話す僕の話
この世界では1人が当たり前だ。
両親なんていないし教育は機械が教える。
世界中の人間が自分以外の人に無関心だし自分以外の人間のことが見えていないように振る舞う。
でも見えていないわけではなくてただそこに物があるのと同じ感覚なんだ。みんなもそんな感じだと思う多分ね。
そこにある物(自分が歩いてる道の石の一つ一つとか)にわざわざ目を向けることなんてしないでしょ?
みんな顔が違って服装もちがうのはなんとなく知ってるけど、なぜかその違いを覚えられないんだ。
その原因は不明。
そもそも人が他人に無関心になりすぎたのも突然のことだったらしい。
「技術が発達しすぎた代償だー」なーんて書いてある本があったけ…?
ふしぎだけどある噂になるとみんな人と目を合わせて話すようになる。異様な光景だからすぐに分かるよ。だってみーんな他人に無関心で自分のしたいことのために独りで行動してる中で集まってそれにコミニュケーションもとってるんだもん。
噂をしてる横を通り過ぎるとこんなことを話してるんだ。
【この噂のはじまりが誰なのか誰も知らない。
人生で1度だけ何か特別なことが起こるらしいなんだか安心する?暖かい?ものらしいその人を見つけることができたら・・・】
なんだそれバカバカしいその時の僕はそう思っていた。
君が僕の前に現れるまでね。