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話てる時間が無駄だと思う☆ 一旦そのキモ,イ彼氏死ぬ?💕
「ねぇ彼女いないの?」
から始まったこの関係──
私は、ある日友達とRPGゲームをしていた。
友達はある男の子を誘った
その人は、ゲームの中の師匠だという
私はその人と仲良くなった
沢山マップを周り、沢山お喋りした
そして、私ばかり構ってくれる男の子
気になって聞いてみた
「ねぇ彼女いないの?」と
男の子は
「うん、いないよ」と答えた
私はほっとした
いやいないと言ってくれるのを待ってたみたいだ
そして、12月24日告白した
答えはもちろんOKだった
私は、嬉しくて1人で舞い上がっていた
1番信頼してた友達に報告した
そしたら、「やめといた方がいいよ」と言われた
私は、その時は、嬉しくて聞く耳を持たなかった
1ヶ月記念は何事もなく楽しく過ぎた
このまま幸せな時間が続けばいいのにな
なんて無理な事を願ったりした
2ヶ月記念の時に事件は起きた
彼氏が浮気しているということ
いや、厳密に言うと私が浮気相手にあたる
それでも信じたくなかった
私は、まだ好きだから。
2月の下旬──
祖母の容態が悪化した
つい、3ヶ月くらい前に祖母は大きな病院に入院した
そして、病名は、リンパ癌だ
ステージ4で身体の色々な場所に転移していて
手術が出来ないと言うこと
それは、私でも分かる
「死ぬのを待て」と言われてる状態だ
そして、2月の下旬に自宅療養に切り替えた
私は、祖父と叔母の家に寝泊まりしながら看病する
でも、私はそれだけではなかった
叔母の所へ行くと用事は多かった
家事から、従姉妹の面倒を見て、看護をすることに
忙しくてゲームにINすることも少なく。
そして、だんだん疲れていき
昔から鬱の傾向はよくあった。
よく病むし、腕を切るなんて日常茶飯事のこと
祖母はいつも手当してくれた
怒らずにずっと「大丈夫だよ」と安心させてくれた
私は、看病を恩返しだと思っていた
彼氏の件と重なり、辛い中で頑張っていた私に
祖母は、自分のことよりも、私を心配してくれた
「泣きたい時は泣きな」とその言葉にどれだけ救われたか、涙が溢れ出した。
そして、ある夜、祖母の看護の合間
祖母が寝ている横で私はSNSを見た
彼氏の垢を見ると
惚気垢らしきものを発見した
名前も誕生日も年齢も一緒だから、すぐに確信した
そこには、彼女宛に書いた投稿
それは私宛じゃないことが明らかだ
投稿を見るにつれて
許せなかった───
私には言ってくれなかった言葉
私にはしてくれなかったペア画
電話嫌いな貴方は、その女との通話履歴
吐き気がした、裏切られた
涙が溢れ出した───
本当はもう潮時なのかもしれない
そして、憂鬱なまま、私は3ヶ月記念の時に
祖母の体に異変が起きた
夜中、1時くらいに痛いと言い出した
もちろん痛み止めは10時に飲ませた
3時間しか経ってない、薬は飲ませられない
最低でも6時間は空けておくようにと言われている
どうしようも出来ないため
医者を呼んだ。
すぐに来て、特別に薬を打ってくれた
痛みが和らいだようだ
少し安心したのも束の間
医者が帰って5分後くらいに
祖母は、呼吸困難になった
そして、心臓が止まり、仮呼吸のような形で
息をしていた──
祖母は朦朧とする意識の中
直前に言ってくれた言葉が心強かった
「いつでも𓏸𓏸の味方だから」と言ってくれた祖母
それを言い残しこの世を去った
私は何一つ、恩返しができていないと感じた
こんな時にまで慰められた…
医者がUターンして帰ってきた。
死亡届の記入や葬式などのプランなどした
その日は眠れなかったし、食事も出来なかった
ただただ泣いていた。声が掠れるほど泣いた
泣いても泣いても足りなかった
祖母の近くから離れられなかった
今にでもおはようと言いそうな祖母
12年間祖父母と暮らした私には
信じられない光景で
生きていけないほどに辛かった
その夜、電話が鳴った
彼氏からだ───
本当は出たくない…
でも、ケジメも大事だ
いざ出てみると。
単刀直入に「別れよう」と言われた。
私は「は?」としか言えなかった
何を考えているの?
そして、今は、しんどいから後日にと
断ったがどうしてもだという
彼氏は別れたいらしい
私はすんなり「いいよ」と言った
止めても無駄だからだ
すると文句ばかり言う彼氏
「お前束縛きつい」
「面倒臭い」
「ブサイクだのなんだの」
御託を並べる貴方を見ていると吐き気がする
最初で最後の通話
3時間15分45秒
基本、彼氏が長々と喋っており私は、何も言えなかった。
私が発したのは、
「貴方は私を見てくれなかったよね」
「知ろうともしてくれなかったね」
その答えは
「だってお前に寄り添うなんて時間の無駄でしょ」
と言われ切り捨てられた
実話───クズ男の彼氏───END