テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
3,241
2,428
翌朝、日帝はいつもより少し遅くに目を覚ました。
昨夜寝る前にゼンマイをまいたが、今日も念のため起きたらまたゼンマイをまいた。
日帝 (さて、どうしようか……とりあえず昨日のドレスに着替えればいいかな………)
と日帝が考えていると、
コンッコンッコンッ
とドアがノックされた。
????「おはようございます。
こちらのメイド長させていただいている者です。
お召し換えと朝食をお持ち致しました。
入室してもよろしいでしょうか?」
日帝「はい。どうぞ」
入って来たのは、美しい金髪とサファイアの様な瞳をした、にこにこした綺麗な女性だった。
動く度にネイビー色のリボンで纏められた一本の密編みが、ゆらゆら揺れていた。
????「お初にお目にかかります。
当屋敷のメイドで、メイド長をさせていただいているフランスと申します。
お召し換えと朝食をお持ち致しました」ニコッ
日帝「ありがとうございます」
渡された服は、丸襟の長袖ワイシャツと赤いロングスカートと、白い手袋と白いタイツに丈が短いブーツだった。
フランス「昨晩、貴女様が一般の方より少し特別な体質の方だと言うことは、アメリカ様からお聞き致しまたした。
お召し替えの際は、退出した方がよろしいでしょうか?」
日帝「ぁ……それでは、少しの間、お願いしてもよろしいですか?」
フランス「勿論です。
お着替えのサイズが合わない等の際は、遠慮無くお申し付け下さい」
日帝「ありがとうございます」
フランス「それでは、失礼いたします」
おそらく新品であろう着替えに着替えさせて貰った。
サイズも丁度いいくらいで、着心地も履き心地もとても良いものだった。
日帝「着替えられました、どうぞ」
フランス「失礼いたします。
まぁ、とてもお似合いです」
日帝「ありがとうございます」
フランス「それでは、朝食のご用意をさせていただきます」
用意された食事も、それはそれは豪華なものだった。
日帝「よろしいのですか?こんなによくしていただいてしまって……」
フランス「勿論です。
日帝様は立派なお客様ですので、どうかご遠慮無くお召し上がりください」
日帝「……それでしたら、遠慮無く……
いただきます」
食後……
日帝「ごちそうさまでした。
素敵な食事をありがとうございます」
フランス「いえ、こちらこそ完食してくださりありがとうございます。
私は食器を厨房へ返しに行きますので、また何かございましたらそちらのベルを鳴らしてお呼びください」
日帝「ありがとうございます」
─────────────────
一人になってから数分して、日帝は部屋の軽い散策をした。
クローゼットには昨日見たとおり、パジャマワンピースやネグリジェや、普通のドレスもあった。
ベッド脇の机の引き出しは三段あるが、全段空っぽだった。
日帝 (そういえば、昨日は真っ暗でよく見えなかったけど窓からの景色凄かったな……)
思い出した日帝は、もう一度窓からの景色を見てみようと、閉じていた赤くて金の刺繍がされているカーテンを引いてみた。
そこから見えたのは日の光でよく見える絶景だった。
日帝がいる部屋は屋根の影に入っているからなのか、日光は入ってこなかった。
屋敷はかなり谷につき出ている構造をしているのではないかと思い、試しに日帝は窓を開けてみた。
両開きのガラス窓を開けた瞬間、谷を通る冷たい風が部屋に入ってきた。
日帝「わ……」
谷越しの向かいの山岳には、屋敷の影……
ではなく、山岳の影があった。
日帝「………え」
日帝が窓から少し身を乗り出して屋敷の建っている場所を見ようとすると、
屋敷は岸壁から生える様に建っていた。
日帝 (どうやって建てたんだろう……)
屋敷を建てている山岳の影になる位置に、この豪華な屋敷は建っていたのだ。
危ないので日帝はさっさと室内に体を戻し、窓も閉めた。
と、同時にドアがノックされた。
アメリカ「日帝、オレだ」
日帝「……どうぞ」
入ってきたアメリカは、いつもの学校の制服姿でも昨日のスーツ姿でもなく、ヴィクトリア朝の貴族服だった。
これが私服なのだろう。
アメリカ「……おはよう。よく眠れたか?」
日帝「はい。
綺麗な服から豪華な食事まで、ありがとうございます」
アメリカ「気に入って貰えたみたいでよかった。
……日帝、込み入った質問なんだが、
今日からここがお前の家だ。
って言えば受け入れられるか?」
日帝「今日……今からですか?」
アメリカ「あぁ………」
日帝「……………
いいですよ」
アメリカ「……本当にか?元いた家に思い入れとかはないのか?」
日帝「少し寂しいですが……
もし貴殿方のご迷惑でなければ、私はかまいません」
アメリカ「そうか………
実は、な……正直に言えば、オレはお前をゆくゆくは伴侶にするつもりもあってここに連れてきたんだ。
あ、無理矢理そうさせるつもりはこれっぽっちも無しにだぞ?」
日帝「伴侶……」
アメリカ「あぁ。ここでの伴侶、それも人間の類いであれば、その人物はこの屋敷を住居にすることになるんだ。
つまり、日帝が出掛けたくても出掛けるのが困難になるんだ。
それでも本当にいいのか?」
日帝「大丈夫です。
………というか、私は貴方の伴侶になるのですか?」
アメリカ「……それは、日帝がいいと言うのなら」
日帝「………生き血が流れていない私を妻にしても、きっとつまらないですよ?」
アメリカ「つまらないかどうかはこれから見極めさせてもらうよ」
日帝「……そうですか。
では私はかまいませんよ」
アメリカ「………ありがとう。色々急展開ですまない。
君の家から何か持ってきて欲しい物があったり、誰かに会ったりしたくなったらオレが連れていくから言ってくれ」
日帝「……ありがとうございます」
アメリカ「………じゃあ、早速だけど屋敷を案内するよ。
紹介したい奴も何人かいるし」
日帝「……部屋から出てもいいのですか?」
アメリカ「勿論だ。
これから日帝の部屋も決めないとだし……もし日帝がこの部屋を気に入ったのならここを日帝の部屋にするし」
日帝「……そうですか」
─────────────────
アメリカ「まずはここだ。
日帝ならきっと気に入ると思う」
日帝「あ、図書室ですか」
アメリカ「あぁ。学校にはない本も沢山あるから、ここにある本は全部好きに読んでくれていいし、後から返すなら自室に持っていってもいい」
日帝「……ありがとうございます」
会話をしていると、二階の吹き抜け廊下から誰かが降りてきた。
??「誰だ?」
アメリカ「あ、ナチ」
ナチ「……昨日言ってたお嬢さんか?」
日帝「お初にお目にかかります。
日帝と申します」ぺこり
ナチ「おぉ、ご丁寧にどうも。
一応屋敷の住人のナチという者だ」
アメリカ「こいつもここの住人の伴侶として来た奴なんだ。
ナチもよく本を読むからこの図書室にいるぞ」
ナチ「なんだ?お前も読書家なのか?」
日帝「はい。一応」
ナチ「………そうなのか」
??「……フッ喜んでる(笑)」
アメリカ·日帝「「うわっびっくりした」」
部屋の中央にあったソファーの1つに、背の高く濃い赤色の髪の男が座って魔導書を読んでいた。
??「なんだお前ら失礼な」
アメリカ「わるい、居たの気づかなかった」
日帝「すみません」
ナチ「やっぱり気づいてなかったか」
アメリカ「あ、日帝。
こいつの名前はソビな。元はここの住人じゃなかったんだが、今はここの貴族の1人で、ナチを伴侶に迎えたやつだ。
それで種族なんだが……
ソビは人造人間の怪物……分かりやすく言うとフランケンシュタインだ。
それでナチは、狼人間だ。満月を見たり、本人の自由で狼になれる」
日帝「凄いですね」
ナチ「どうも」
日帝「私の種族も言っておくべきですよね?」
アメリカ「んー………、お前ら二人とも親父とかには口外しないか?」
ソビ「あ?別に重大じゃないなら、」
ナチ「……ソビに同じく」
アメリカ「………まぁ、それならいいぞ」
日帝「ドール……ゼンマイ式人形の者です」
ナチ「……!魔法式のか!」
聞いた瞬間、機械系が大好きなナチが日帝に近づいて来た。
ソビ「………もしかしてお前、隣国でちょっと話題になってたやつか?」
日帝「ぁ、はい。多分」
ナチ「やっぱりか。
後でかまわないが、よければ色々聞かせてもらってもいいか?」
日帝「いいですよ」
ソビ「アメリカ、お前知っててこいつにしたのか?」
アメリカ「まぁな。じゃなきゃお前達に紹介もしない」
日帝「……気づいてましたか」
ソビ「そうか……親父さんに言うつもりはないが……」
アメリカ「ありがとう。
それじゃあ日帝、親父が起きてこないうちに他の場所も案内するよ」
日帝「はい。
……終わったら図書館にまた来てもいいですか?」
アメリカ「あぁ、勿論いいぞ。
オレもソビとナチと話したいことがあるしな」
ソビ「俺達もうしばらくここに居なきゃなのか」
アメリカ「じゃあ日帝、行こうか」
ソビ「オイ」
─────────────────
その後もアメリカに屋敷を案内され、日光は浴びれないがバルコニーや、音楽室、一階の大広間に案内された。
アメリカ「ここが大広間だ。
それと、ここから見えるあの通路は日帝はまだ入るなよ」
日帝「わかりました。
因みにどこに通じているのですか?」
アメリカ「あそこからは正面玄関に通じているんだ。
でもあの通路からは罠が仕掛けてあってな、危険だし罠についてはまだ説明できないんだ。
この屋敷の新しい住人は、ここに住んで一年してからじゃないと、罠についてと、あそこを通ってはいけないのが、この屋敷のルールなんだ」
日帝「そうですか、承知いたしました」
一階の次は地下室の案内をされた。
まずは一番地下にある地下牢(無人)を案内された。
日帝「地下牢って使っているのですか?」
アメリカ「昔は忍び込んできたこそ泥や盗賊がよく来てたから、その時使ってたらしいけど、
今はこの屋敷の知名度が人間界では無くなっていったから、もう殆ど飾りだな」
日帝「そうですか」
アメリカ「……言っておくがそういう奴らは、血を飲むために投獄してる訳じゃないからな?
俺達はそんな奴らの血は苦手なんだ」
日帝「では私を選んだのはどういう判断基準だったのですか?」
アメリカ「………秘密だ」
日帝「……そうですか」
アメリカ「よし、次は厨房だな。
そこにもお前に会わせたい奴がいるんだ。
さっき紹介したナチとも友人でな、きっと日帝とも気が合うと思うんだ」
日帝「そうですか。楽しみです」
アメリカ「あ、因みにここら辺のドアは召し使い達の部屋な。
……殆どいないけど」
日帝「そうなのですか?」
アメリカ「あぁ。使われてるのは2部屋だけだ。
あ、ここが厨房だ」
アメリカが厨房のドアをノックして声をかけると、中からは明るい二人の声が聞こえてきた。
内一人は日帝に聞き覚えのある声だった。
???「あぁ、アメリカ坊っちゃん❗いらっしゃい❗」
フランス「日帝様も、いらっしゃいませ」ニコッ
日帝「ぁっ、朝はお世話になりました」ペコッ
フランス「とんでもございませんわ。
ほらイタ王さん、ご挨拶❗」
イタ王「おっと、失礼致しました❗
僕はこの屋敷でシェフをしております、イタ王と申します。
種族はエルフです。
よろしくお願いいたします❗」ペコリ
日帝「これからお世話になります日帝です。
種族はドールです。
こちらこそ、よろしくお願いいたします」ペコリ
イタ王「ドール❓️聞かない種族ですね……凄い❗」
アメリカ「イタ王、このコはまだ慣れないことも多いと思うし、仲良くしてやってほしいんだ」
イタ王「勿論❗こんな綺麗なお嬢さんとは仲良くするにこしたことはありませんよ❗」
日帝「あの、もしかして私の朝食を作ってくださったのは……」
イタ王「あ、僕ですよ❗お口にあいましたか?」
日帝「やはりそうでしたか、とても美味しかったです。
素敵な朝食をありがとうございました」
イタ王「こちらこそ❗綺麗に食べてくださりありがとうございました❗
お昼と夜もご満足いただけるように頑張りますね❗」
日帝「楽しみにしております」
アメリカ「あ、日帝。因みになんだが、メイド長のフランスはオレの母さんだから、認知しておいてくれ」
日帝「え、そうだったのですか」
フランス「まったくあんたって子は伝え方………まぁいいわ、
日帝さん、これからよろしくね。
私の種族はアメリカとも同じ、ヴァンパイアよ。因みに日光は克服しているわ。
私は貴女とアメリカが思いあってるなら、2人の関係にも賛成するわよ」ニコッ
日帝「ありがとうございます。
こちらこそ、改めてよろしくお願いいたします」ペコリ
さらっと凄いことを言うフランス奥様。
─────────────────
厨房での挨拶も終わり、図書館へ戻る途中で最上階への階段の前を通りかかった。
日帝「アメリカ様、ここは……」
アメリカ「あぁここか。
この先は親父が主に使っている生活圏なんだ。
親父はちょっと、オレと日帝の関係に反対してるから、まだ会わなくていい。
この先の案内は親父を説得したらさせてもらうよ」
日帝「……私、本当にここに居ていいのでしょうか?
アメリカ様はどうしてそこまで……」
アメリカ「……だから秘密だ」
日帝「…そうですか」
????「…………………………」
─────────────────
2人はやっと図書室に戻ってきた。
ソビ「ん、お帰り」
ナチ「戻ったか日帝。イタ王には会えたか?」
日帝「はい」
ナチ「じゃあ早速でわるいが、お前が知っている魔法式ドールについて聞かせてくr」
アメリカ「落ち着けからくりバカ。
日帝が話したくないことかもしれな」
日帝「いいですよ」
アメリカ「そうか……」
ナチ「じゃあまずは生い立ちについて知っている範囲で教えてくれ」
日帝「はい。
私はここより隣国の、森に住む魔法使いによって生み出されました。
彼女は人間と関わるのが苦手なのですが、誰かと関わりたいという気はあったらしく、
結果として用意した人形に禁忌魔法である、命を吹き込む魔法を使いました。
やがて人里の人間にバレて彼女は投獄されましたが、私は人間達に捕まる前にこちらの国へ逃げてきました。
その際彼女が残していた珍しい宝石や飾りを持ち出しました。
そしてこちらに来てからはそれらを売って、あのアカデミーに通い、卒業後はその学歴で良い職に就いて社会に溶け込もうとしました……
が、昨夜の卒業パーティーでアメリカ様によってこちらに運ばれて、今に至ります」
ソビ「成る程な……」
ナチ「結構壮大っぽいな、隣国はお前を探しているらしいじゃないか。
しかも隣国からあのアカデミーの辺りまで結構距離があるのに」
日帝「体質的に疲れたりしないので……」
ナチ「よしでは次はその体質と体の構造について教えてくれ」
ソビ「落ち着けナチ。オオカミのミミとシッポが生えてきてんぞ可愛い」
アメリカ「本心が滲み出てるぞ」
日帝「……体質についてですが、
先程話した通り、私の体は動いても疲れませんし痛みも感じません。
お酒を飲んだりしない限りは眠くなったりもしません」
アメリカ「わるかったって……」
ソビ「紳士教育足りてねぇんじゃねーの?」
アメリカ「お黙りやがれ」
日帝「……次に構造についてですが、
私の体はゼンマイ式のものになっております。
この金のゼンマイを人間であれば心臓があるこの位置の穴に刺してまけば……」
日帝が服のボタンを外し始めたので、3人が慌てて止めた。
日帝「あ……すみません」
ナチ「性のことに関しては、あまり何も感じていないのか?」
日帝「はい、学校生活で身につけようとしたのですが、まだ上手く身についておらず……
どちらかというと、人形だということを知られることの方が気になってしまいます」
ナチ「そうか……」
アメリカ「女性のどうこうは、ここの本や母さんに教えてもらえ。未だに乙女だから」
日帝「はい」
ソビ「未だにとか言ってやるなって……オニオンスープ出されるぞ」
日帝「それと体内の構造についてですが、私の体内には魔法によってできた歯車や部品があります。
劣化等の影響で、部品に私の記憶が刻まれていきます。
なので、部品を抜いたりすれば記憶も一部抜けたりします。
これらの部品は魔法でできた物なので、取り替え等も不要となっております。
食事に関しては、食べ物でも無機物でも味は感じますが体内に溜まるのはエネルギーだけです。
魔法の部品等によって体内でエネルギーを摂った後に、食べた物は消滅します。
睡眠は、一応とっていますが未だに意味があるのかはわかりません。
私を作った人は、睡眠は大切だからしておきなさいと言われ、眠ることもできはするのでしています」
ナチ「面白いな……
やるつもりは無いのだが、その内部を開けて見たりすることはできたりするのか?」
日帝「胸元から下腹部までにある二枚板がもしもの時の為に、取り外ししやすい構造になっています。
今外して見せることもできますが、見てみますか?」
ナチ「本当か⁉️」
アメリカ「ダメだ。
ゼンマイをまく回数に決まりはあったりするか?」
日帝「大体一日に一回で……
運動量が多くなる時は事前に何度かまいておかないといけませんが。
ゼンマイの効果が無くなれば、体は時が止まったように動かなくなります。
私の体は傷を負えば再生しますが、もし再生中にゼンマイの効果がきれた時は傷口も再生途中で止まってしまいます」
ナチ「そうか……」
アメリカ「再生機能まであるのか、凄いな……」
ナチ「あぁ。ここまで技術のある魔法使いもそうそういないぞ……
もしかしたらその魔法使いは脱獄しているかもな。
体内は清潔にしておかなくてはいけなかったりするのか?」
日帝「清潔を保っておくべきとは聞いております。
実際、部品に埃が絡まったりするのはよくないでしょうし……
因みに、ゼンマイをまき続けていれば寿命も続きます。
説明できるのはこのくらいになります」
ナチ「了解した、ありがとう。
聞いた話は、俺も含めて全員決して口外しないと約束する」
日帝「ありがとうございます」
アメリカ「さて、約束だ。次はヴァンパイアのオレの説明をさせてもらう。
………と言っても有名なモンスターだから大体は知ってるかな……
オレ達ヴァンパイアはずっと血を飲まないといけないわけではないんだが、定期的に飲まないと最悪死んでしまうんだ。
十字架やニンニクや銀や日光にも弱いが、オレと親父と母さんは十字架を克服している。
母さんはそれに加えて、言ってた通り日光も克服してる。
親父は銀を克服している。
他にもヴァンパイアはコウモリになれたり、コウモリの使いを飛ばせたりすることができたり、夜行性で本来昼間は眠っている。
そしてオレ達ヴァンパイアの種族は、随分衰退してしまったんだ。
昔はこの屋敷では毎晩パーティーが行われるくらいにはいたらしいんだが……」
日帝「……つまり、アメリカ様のお父様が私を伴侶にするのに反対するのは、子供が作れないからということでしょうか?」
アメリカ「あぁ。殆どそれが理由だと思う。すまない………
オレの説明はまぁ、こんなものでいいか?」
日帝「はい。
………すみません、私が人形だったばっかりに……」
ナチ「日帝、そう思う必要はないと思うぞ……、………それも人形である影響か?」
日帝「………わかりません」
アメリカ「その辺をハッキリさせたいし………
なぁ、日帝。もし人間になれるとしたら、なりたいか?」
ナチ·ソビ「「!!」」
日帝「……人間、ですか?」
🔩つづく🐺
コメント
1件
正直に言ってめちゃくちゃ好みです♡ 貴方様の小説をいつも楽しく読んでおります。 続き楽しみにしてます!!