注意事項
・この作品はwrwrd様の二次創作です。
・本人様とは関係ありません。
・検索避けに協力してください。
・ciさんの病み表現が含まれます。
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wrwrd軍の幹部である、shp。
同じく、wrwrd軍の幹部である、ci。
shpとciは同期で親友。
だったはずだ。
shpは、ciを刺し殺した。
ci「おはよ!shp!!」
shp「はよー」
彼らは、仲良く挨拶をして、食堂へと
向かっていた。
kn「おー!2人ともおはよう!!」
ci「おはようございます!」
shp「朝からうるさ…」
ut「shpくん、ci、おはよう!」
ci「今日は寝坊しないんですね!」
shp「めずらしー」
幹部からも、もちろん愛されていた。
後輩というのもあって、凄く人気者だった。
まあ、それは1部の話である。
ci。
彼は、一般兵からの嫌がらせを受けている。
一日に、2回ほど呼び出されて、
何度も、辛いことをされる。
彼は、練習に行ってくる と言って皆には
誤魔化している。
それは、あのshpでさえも、騙される
詐欺師っぷりだ。
rb「うん?ci腕あざできてない?」
ci「…!?」
とある日、rbに指摘をされた。
服の裾から見えていたのだろう。
ci「あはは…、ぶつけたんですよね〜」
shp「大丈夫か?」
ci「うん!大丈夫大丈夫」
gr「お前はもう少し気をつけるんだゾ」
tn「こっちがハラハラするわ (( 笑」
ci「あはは〜、すみません!」
tnに頭を乱暴に撫でられながら笑っている。
その笑顔には、どこか奥があるような。
そんな笑顔だった。
shp「…ci、あとで一緒に散歩しよ」
ci「え?うん!」
shpも、何かに気がついたのだろう。
ci「ごめん遅くなった!!用意できた!」
shp「よし、行こか」
ciの手を引っ張って、街に向かう。
shp「…なあ、ci」
ci「ん?」
shp「お前、なんか隠しとるやろ」
ciに視点を向けて、尋ねた。
ciは心当たりがあるのか、ビクリと冷や汗をかいた。
ci「ん、?隠し事ぉ、?」
shp「なあ、さっきのあざ見せてみぃ」
shpはciの袖を捲った。
そこには、先程のあざと、
肩の方まで続く傷が見られた。
shp「…なんでこうなった?」
ci「だから、ぶつけて…」
shp「ぶつけて?」
shpは完全にciを怪しがっている。
ciは、shpの顔も見れずに、どこかを
ぼーっと見ていた。
shp「…なあ、俺に隠し事するんか」
「俺ら、親友やん…、ちゃうの、?」
ci「……、それは、、」
ciは、shpを引っ張って、路地裏に連れていった。
ci「…じゃあ、話すけど、」
ci「俺、嫌がらせ受けてるんよね」
shp「…嫌がらせ、?」
ci「殴られたり、鞭でしばかれたり、」
「水ん中入れられたり、縛られたり、」
ciは、震えながら、shpに伝えた。
分厚い眼鏡からは、綺麗な瞳が暗く、
涙で溢れているのがうっすらと見える。
ci「…辛かった、でも、どうすればいいのかも分からなくて……ッ、」
「俺が弱いから…ッ、、」
そんなciを優しく抱きしめて、shpは言った。
shp「…そっか、気づけんくてごめん」
ci「言わんかった俺が悪い…」
shp「先輩に言うか?」
ci「いや…言わんで、」
shpは、その返答に唖然とした。
助けて欲しくないのだろうかと、思った。
ci「…なぁ、俺、生きたくないよ…」
「生きたくないッ…忘れたいッ…」
ciはshpにしがみついた。
ci「おれッ…生きたくないよぉッ、shpぃッッ、」
shp「…、なんでそんなこと言うん、」
ci「忘れたいッ…もうむりッ、、たすけてッ…」
必死にshpにしがみつくciを見て、
shpは胸を痛めた。
ci「もう、終わろうと思ってんねん」
「ナイフで、俺、自分をずばーって…ッ、」
shp「…お前は、それでええんか」
ci「うん…いいの、もう忘れたいの、」
shp「分かった、終わらせよう」
shpは、ciを抱き上げて、帰った。
そして、ciの部屋に2人は立っている。
ci「なぁ…最後まで、俺頑張ったよね、」
shp「ああ…お前は偉かったで」
ci「ふふっ…だよね、」
ciを撫でながら、shpは涙を流した。
shp「…本当に、生きたくないん、?」
ci「うん…変わらないよ、」
ciは、ナイフを自分の胸に当てた。
そのまま、泣きながらshpを見つめた。
ci「…ねぇ、shp、大好きだよ」
shp「俺もや、お前と親友になれてよかった」
shp「…最後は、俺がお前を救ったる」
ci「…ありがと、」
静まり返った部屋に、ぽたぽたと、
血の垂れる音が響く。
部屋のベッドには、真っ赤に染まったciと、
悲しみに打たれて涙を流すshpの姿があった。
時刻は夜の8時。
食堂に来ない2人を心配して、皆がやってきた。
tn「……ぇ、ci、?」
ut「…shpくんッ……なにしてんねんッ、」
shp「…俺、ciを、救ってあげました、」
「これで、ciは幸せになれたんですよね、」
もう微動だにしない親友を、
shpはずっと抱きしめていた。
kn「お前ッ…よくもciをッ、、」
rb「捕らえろッ、!!」
shp「…はい、俺を捕らえてください。」
彼は、親友を救ったが、
自分を地獄に突き落としたのだった。
それでも彼らは親友だ。
きっと、2人とも、地獄へ行くのだろう。
コメント
16件
バッドエンドみたいなのが好き…ッ!!
めっちゃ泣きそう、、。 ちゃんと 2人で 地獄にいくのかな、、。この物語の親友の友情が最高すぎる、、。