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ぷらら
20
#Forsaken!!
🌌🌙星夜⭐️🐈⬛
118
需要なさすぎ
・OC(Ocean)視点
・色々捏造
「Amarah~……? どこに居るの……?」
さっきから歩き回っているのに、どこにも見当たらない。Amarahがどこかに消えることはよくあったけれど、ここまで長いこと帰ってこないと少し心配になる。
「……どこにもいないってことはないよね?」
独り言を言いながらも、僕は歩く。物陰とか、机の下とか、本棚の裏とか、きっといないだろうけど水槽の裏とか、色んな場所を見て回ったけどどこにもいない。
どこに行ったのかなんて分からない。Amarahは僕に何も言わずにいなくなるから。
「Amarah、どこに──」
「ここに居ますよ」
「うわっ──!?」
突然後ろから声がかかったものだから、ビックリして後退りしてしまった。Amarahだったから一安心だが、驚かされたものだ。
「よかった……Amarah、どこにいたの?」
「お気になさらず」
「……そっか」
Amarahは最近よくいなくなるし、理由を聞いてもコレだ。人には隠し事の一つや二つあるものだけど、ここまで隠されると少し心配になる。
まぁ、Amarahが居ただけでいいか、と思う事にした。そうでも思わないと、僕は色んなことを問い詰めてしまいそうだから。
「はぁ、Ocean、言っておきますけどね、私ももう子供じゃないんですよ。そう心配して探さなくたっていいんです」
「でもさぁ……」
「でもじゃない。はぁ、あなたの事です、どうせ新しい魚が、とか言うんでしょう」
図星を突かれて僕は目を逸らした。Amarahのため息が聞こえた気がしたが、仕方ないだろう。だって魚の良さをAmarahにも分かってもらいたいのだから。
「私は熱帯魚に興味がないと何度言ったら分かりますか」
「一生分かんないかも」
「あなたの正気を疑います」
「ひどーい」
Amarahはこうは言うけど、呼んだら毎回僕の部屋に来てくれるし、何ならしっかり一緒に見て帰ってくれるんだ。
魚が好き、とまでは行かないだろうけど、僕といる時間自体を不快に思ってるわけじゃなさそうで何よりかな。
「……で? 行くんですか? 行かないんですか?」
「あ、行く行く! ついてきて、Amarah!」
「はぁ……」
本日二度目のため息をもらったが、気にしないでAmarahの手を掴み、僕は走り出した。Amarahが何やら言っているが知ったことではない。
「ごーごー!」
「あなたね……!」
あきました。需要があったらどうぞ
ちなみにOceanは最終的に死にます
コメント
1件
ぷららさん、読了しました〜🌙 Oceanの「魚見せたい」一筋な感じと、Amarahのため息混じりの付き合い方、すごく空気感が伝わってくる…。何も言わずに消えるAmarahを探し回るOceanの焦りと、見つけた時の「よかった」の温度差がじんわり来たなあ。 最後の作者注釈で「Oceanは最終的に死にます」って一文が全部の意味を変えてて、それがまたこのダークで静かな関係性に合ってる気がする。この先読んでみたいです。