♡「ふぅ…」
私は部屋に入り扉を閉めてすぐにため息をついた。
♡「まさかハスクが私を好きになってくれるなんて…」
そんなことを考えながらもアラスターの顔が思い浮かぶ。
♡「私ハスクに酷いことしちゃった…」
そう思っているとドアが開く音がした。
♡「!?」
🩷「あぁ…ごめんノックするの忘れてたよ」
♡「ううん、大丈夫。どうしたの?」
🩷「さっきあいつから聞いたよ、、ハスクから」
♡「あぁ、」
気まずい空気だった。
♡「…気持ちは嬉しかったけど、やっぱり私はアラスターが好きだから…」
🩷「そんなことは分かってる」
🩷「ただ俺は気になったんだよ」
♡「なにを、?」
🩷「あんたはスタイルがすぐれたわけじゃないし」
♡ (…んん?)
🩷「対して性格も良くないむしろ悪い方か?笑」
♡ (はい…?)
🩷「それにまだここに来て1ヶ月しか経ってない」
♡「そ、それはそうだけど」
🩷「なんでそんなあんたを好きになったのか分からなくてさ」
♡「ちょ、ちょっと」
🩷「なに?」
♡「黙って聞いてたらスラスラと私の悪口言って…」
♡「馬鹿にしてるのかなぁ?」
🩷「おぉ~w怖い怖い」
🩷「冗談だよ」
♡「え?」
🩷「あんたはすぐ自分のせいにして勝手に落ち込むタイプだろ」
🩷「だから励ましに来てやったんだよ」
🩷「気にしなくていい。あいつは弱い男じゃないからな」
そう明るくエンジェルは言うと私の視界が揺らいだ
♡「…っ、」
🩷「は、はぁ?なんで♡も泣くんだよ」
♡「♡もって…ハスクも泣いてたの?」
🩷「あー、まぁね」
♡「私のせいでハスクを傷つけたんじゃないかって」
♡「ずっと考えたから、、エンジェルに励まされて安心しちゃったのかなぁ」
🩷「…そっか」
そう言って私が泣き止むまでエンジェルは私の背中をさすってくれた。
♡「ありがとう、エンジェルのおかげで気が楽になったきがする」
🩷「それは良かった、んじゃまたな」
♡「うん、またね」
エンジェルはドアを閉める前に一言言った
🩷「あんたはすごく優しいよ」
そう言ってドアを閉めた
♡ (面倒みがいいんだな、エンジェルは)
そう思いながら私はベットに行き眠りについた。