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時雨「えーっと…」
シリア「失礼します。」
時雨「あ!シリア!」
時雨「死者は7653人…今回は少ないね!」
シリア「時雨様。現世での犯罪者数が急上昇しています。早急に対応した方がよろしいかと」
時雨「ほんと?じゃあ書類積んどいていいよ〜」
シリア「感謝します。それでは失礼致しました。」
時雨「はーいッ!」
時雨「えっと〜…犯罪者数の書類…まとめて…」
時雨「とりあえず3万の書類は終わったし…後1543万くらいかな?」
時雨「…間に合わないかも〜!💦よし!あっちでやろっと✨」
彩羽「姉さん」
時雨「わっ!?彩羽いたなら教えてよぉ」
彩羽「…また髪が黒くなってないか?」
時雨「染めただけだよぉ!笑」
彩羽「生まれてからずっと変えてなかっただろ、白髪」
時雨「まぁね笑」
彩羽「それに、そろそろ休んだ方がいい」
時雨「まだ9900万年くらいだから問題ないよ〜」
彩羽「充分長いだろ。」
時雨「僕平気だし、やることあるモーン☆」
彩羽「程々にしろよ」
時雨「はーい!」
時雨「よーし」
時雨「今行くね」
薄暗く長い階段を降りて
地下深く…深く…
光など1ミクロも届かない奥深くまで時雨は進んだ。
そうして進むと光のない牢屋の部屋へ着く。
時雨「…アリス…苦しいよね」
魔法陣の中心に吊るされた黒い髪の女。
羽はボロボロ、角は折れ、オーラも残っていない。
時雨「早く解放させてあげるからね」
時雨「でもほら!見て!半分も吸収したんだよ!」
時雨「絶対生前のアリスに戻してあげるから…」
時雨「僕の事殴っても…殺してもいいから…だから…だから…」
時雨「また…あの時みたいに遊んで欲しいな…」
時雨「…いつか、彩羽も戻してあげる。」
時雨「僕がもっと強かったらさ、アリスも彩羽も笑えてたのかな?」
時雨「僕がもっともっと気をつけていれば…一緒に居れたかな?」
時雨「僕がもっと…ッ」
時雨「絶対変わってあげるから…もう辛くないよ…」
3つ魔法陣を展開し、唱える
時雨「神の力…contractを僕に移して…」
時雨「い”ッ…ぅ…ッ”」
時雨「ダメ…僕が倒れちゃいけない」
時雨「僕が倒れたらアリスが戻れないんだよ…もっと強く保って…」
時雨「早く…早く移さなきゃ…」
時雨「すぐ…終わる…から…もう少し…待ってね…」
アリス「…」
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