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一話そして花は散った
彼女は美人だ。清らかな髪。美しい白い肌。そして宝石のような目。
彼女は学校の人気者。
僕の憧れの人、、、クラスも学年も違う。でも僕は彼女を知っている。
彼女が学校帰り、食べ歩きをして帰ること。年代彼女のテストの点数、彼女の飼っている猫。彼女の身長、体重。
彼女のすべてを知っている自信がある。
そうそういい忘れていた、彼女の名前は星空恵。
恵さんは僕の家の近くにすんでいる。朝、登校していると。「おはよう!」恵さんが挨拶をしてくれる。「お、お、おはよう」僕はいつも小声になって、緊張してしまう。でもいいんだ。彼女を一番よく知っているのは自分、それだけでいいではないか。
そう言い聞かせながら毎日登校する。
教室は退屈だ、恵さんはいない、毎日の登校時間が僕の幸福だった。
僕は知っている。恵さんは毎日のように告白されている。その度に「すいませんごめんなさい。お付き合いはできません。」
と丁寧に断っている。そうだ当たり前だ。恵さんは聖女なんだ。お付き合いなんかしないだろう。
そう思っていた一ヶ月後。事件が起きた。
「恵さんと一馬が付き合ったらしいぞ!」
そこらにいたモブの声がした。僕はすぐに振り返った。そしたらモブの奥に顔を赤らめる恵さんと一馬がいた。一馬は学校1の美形と言われている。やっぱりどんな女も顔なのかよ、、、恵さんだけは違うと思ってたのに、、、裏切りやがって、、、僕の心に復習しんがわいた。