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!?!
あいつ僕と同じように中指たてやがった!!
真似か、???だとしたらめっちゃムカつくー!!
…(仲良いな)
仲良くねえよ!!
って、
は?
なんか脳内にまた誰かの声が響いた希ガス…
気のせいか…
あれから時間が経ち、クラスの皆達は帰る。
「表出ろやキヲ」
この低い声、やっぱ慣れないな。転校生君ってことはすぐ分かるんだがな。
窪「おい、きいてんのか。」
荒い喋り方も転校生君の特徴に入るよな。
窪「おい。難聴かてめえはよ」
やべ、返事し忘れてた。考え事をしていたものだから、転校生君の声が遠くに聞こえるんだよなー。
「ああ、すまない。ちょと考え事をしていたもので」
窪「そうか。じゃさっそく表出ろや」
「表出ないし」
窪「あ?」
「……」
窪「よくも俺に向かって中指立ててくれたな」
これは謝った方がいいのか?僕は転校生君のこと、あまり良くは思ってない。あ、そういや転校生君も僕に向かって立ててたよな。
よし。絶対に謝らねえ。
「転校生君。君って元ヤンだよね?」
窪「あ、ああ、そうだが。それがなんだ」
「もし、君が私に向けて暴力をふったらこの情報をクラスの皆にバラす!」
ふふ、これでどーだ転校生君!
窪「なっ、!?ヤめろ馬鹿」
「これで良し!」
窪「チッ、やられた…」
「ふふーん♪」
窪「うわ、なんかムカムカすんな…」
「は?ムラムラ?きっしょ。私をオカズにしようとか思ってんのか。きゃー!お下品!!!!」
窪「は、??!思ってねえよ、、!!!てかお前が下品なんだろ!!!!話題を下ネタに染めんな!!」
「へへ、ごめんって」
窪「っ…」
窪「なあ、その、転校生君って呼び辞めてくんねえか?隣のクラスにいるクズと同じみたいでなんか落ち着かねえんだよ。しかも俺にはちゃんと名前があるしな。窪谷須亜蓮って名前があるだろ」
「窪谷須って呼べばいいのか、それとも名前の亜蓮の方がいいのか?お前的にはどっちがいいんだ?」
窪「どっちでもいい。お前が決めろ」
「はあ〜??めんどくせ〜〜〜〜〜〜」
「くぼちゃんとでも呼ぼうか」
窪「それはやめろ」
「は?じゃあムラムラマン?」
窪「黙れ下ネタ野郎」
「じゃあ亜蓮な」
窪「おうよ」
「で、亜蓮!今日一緒に帰らねえか?どうやらお前と道一緒みたいだし」
窪「ああ。分かった。一緒に帰ろう」
「はーい」
最初は嫌なやつだと思ってたけど、案外良い奴じゃん、、、
僕は亜蓮が元ヤンってこと、バラすつもりなかったけどな。結構冗談にも引っかかるんだな、こいつ。