この作品はいかがでしたか?
204
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アテンション
・病み
・水さん主人公
それでは、どぞー!
✂️ーーーーーーーーーーー✂️
僕は、幸せなのに。
幸せなのに、何かが足りない。
こんなの、わがままが過ぎるね。
「ほとけっち〜!」
『ぁ、りうちゃん…!』
この子は赤海 李麗。(あかうみ りうら)
歌が上手で、頭も普通よりちょっと上で、スポーツができる。
まさに、“完璧”って感じ。
こんな僕とは全然違う。
そりゃ、努力はしていると思う。
でも、僕だって努力はしている。
なのに、こんなに違うなんて酷い話だよね。
「ほとけっち、今日ここ行かない?」
『…ぁー、いいよ!』
一瞬迷った、行くか行かないか。
だって、こんな僕と一緒に行きたいと思うのだろうか。
思う人なんて、居ないよな。
__こういう所かな、僕のダメな所。
なんでもかんでも決めつけちゃう所。
ここがダメなのかもしれないね。
「え、ぁの〜…」
『…?』
俯きながら歩いていたら、りうちゃんの声が聞こえた。
「ちょ、辞めてください…っ」
<えーいいじゃないですか〜>
<お兄さん今一人でしょー?>
なんだか、女性二人には僕のことが見えていないらしい。
なんだか、置いてかれてる気分。
「今、友達と来てるんで!!」
<友達?居ないじゃん>
<どこどこー?>
もう、やだなこの空気。
もう帰りたい、何も考えずにぼーっとしていたい。
『…ごめんなさい、僕が友達です』
本当は話したくなかったけど、りうちゃんの為だから。
「ほとけっち…」
<何この人、もっさ>
<あんた、このお兄さんの友だち似合ってないよ>
どっちも笑ってきた。
だから嫌なんだ、りうちゃんとかの隣を歩くのは。
『…ごめん、りうちゃん』
もう、限界。
『帰るね…っ』
「ぁ…ほとけっち!」
りうちゃんが僕の名前を呼んだけど、僕は聞こえないフリをした。
「ぁー…不平等な世の中だ…っ」
僕の目から、ひとつの雫が流れて行った。
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短いけど短いとか言わないでくださいね!?(?)
それでは、おつあいでしたー!
コメント
3件
待ちます。全力待機します。 いや可愛いな水くん。ごめんなさい急な赤水で思考が止まっております。えかわいい。すき。超すき。水くんが自己肯定感めちゃ低いの解釈一致過ぎて愛してる。
ガチ短い( また続き書くんで待っててください!