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こんにちは、ななっし〜ですっ…。なぜか陽キャの隣を歩いています。
「ななっし〜さん!べるさん!この近くには!?」
「いませんっ!!多分!!」
「何でそんなにべるさんはノリノリなの!?」
……実はというと、私達……今、…
「ニグさぁぁーん!!どこにいるですか!?」
陽キャ・おどろくさんの好きな人、ニグさんを探しているのだ。
なんでかって?それはね………
ー遡ること数分前ー
「おどろく、ニグさんに告白したいんだ……!」
はっ?
突然私達ーべるさんと私はおどろくさんにそんな事を言われた。
「じゃあ、告白したらぁー?」
べるさんはそんな適当におどろくさんの言葉を促そうとしたら……
「それが、できないんですよ……!助けてくだしゃい……!」
ばっ!と、…おどろくさんから深く深く頭を下げられた。
「え〜………?(困惑)」
私は陽キャと喋る事も少ないので、こんなお願いされること何て人生でないはずだったのに、はずだったのに……!目の前で頭を下げられている…!と言う事なので、もう私の頭は理解が追いついていなかったのだった。
「じゃあ、どうればいいの?」
べるさんはおどろくさんに聞いた。
「うーんとね……仲良くなれるように手伝ってほしいのだ………デス」
「…えっ」
私はおどろくさんの言葉を聞いたあとに硬直した。
だって…!まだ、仲良くなってないって言ったよね!?
こんなのに手伝うって絶対めんどくさいじゃん!!
私はごめん、手伝えませんって言おうとしたところで…
「オッケー!!」
えっ…
べるさんはニコッと笑いながら手で丸を作っていた。
(えっえっ?嘘だよね!?べるさんがオッケーしちゃったら…!!)
私だけ断るのは、流石に恥ずかしい!!
なんたって、陰キャだから!!人見知りだから!!
「じゃあ、ななっし〜さんは……?」
クソッ!
「ワカリマシタ…」
「!!!」
私が頷いた途端おどろくさんはパァァァ!!と笑顔になって、
「よろしくお願いしますなのだ!!」
私達の手を取って握手したのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
で、…仲良くなるためにまず話すことだよね〜!(当たり前定期)となって今に至りますっ……。
と、皆様に説明していたら、突然おどろくさんが声を上げた。
「ねぇ!!ニグさん居たよ!!さもさんとうたいさんと、凸先輩付きで!」
げぇぇぇ!!陽キャ三銃士!!いや、…ここにも一人いるから、陽キャ四銃士になるのか!?それはもう、四天王って言ってもよくないか!?
いや、落ち着け、私。まだ、おどろくさんとうたいさんはマシだ、、うん。さぁーもんだけは近づきたくないけどね!!
と、…思っていたら
「ななっし〜……!」
突然べるさんが小声で呼んできた
「さもさんと仲良く話せるチャンスにもなるかもよ!」
べるさんは大チャンス!と笑顔で跳びはねた。
「……、べるさんだから、私は……さぁーもんのことは」
好きじゃないむしろ嫌い。と言おうとしたら突然グイッと顔を寄せてきた人物がいた
「ななっし〜」
………えっ
見たくない、陽キャの、最先端をいつも通っているあの、さぁーもんの顔が斜め上にあるぅ!!
何で!?
横を見ると、べるさんとおどろくさんがピースをしていた。
そして、おどろくさんはニグさんに話しかけ始めた。
…………えっ、…これさぁ……。
おどろくさんにまで、さぁーもんが好きって思われてる!?
やだ!こんな、見てるだけでも吐き気がする光属性を好きとか、!
「もう、!マジ無理!!」
やだっ!!
と言うか、
「あのっ!さぁーもん さん……!離れてくださいっ!」
気味が悪いです!
と言ったら、さぁーもんは
「えっ、…あっ!ごめん!」
と、…離れてくれた。
はぁ……良かった。と、ホット息を突いてさぁーもんの顔を見上げるとほんの少し赤かった。
…………か、かぜ…?いや、…流石に違うか……。バカは風引かないと言うもんな。
(私・ななっし〜からしたら陽キャはバカしかいないと言う認識)
でも、少し心配だなあ…。
私は少し背伸びをして顔を直視しようとしたが、すぐにそっぽを向かれた。
はっ……?何でよっ!?こちとら、メンタル削ってあんたの顔を見ようとしてあげたのに??
心配した私がバカだなぁ…!と思った。
その後、やっと思い出したのだった。おどろくさんの恋を応援しないといけないことに!!
ばっ!!
私はすぐさま、おどろくさんのほうをみて確かめたら、楽しそうに話していてホット胸をなでおろした。
がっ、!
陽キャのことでなぜこんなにも私はメンタルを削らないといけないのか?とシンプルに疑問を抱いて、いらついて
さぁーもんの肩にデコピンしたのだった。