何故私は報われない

○○「1時間目数学なんだけど……」

秋「まじでだるいわー」

美紅「まーまー」

秋「美紅は頭いいからいいよなー」

○○「ほんとだよー」

美紅「そんなことないよー」

府川「美紅頭良すぎで私もびっくりする！まぁ私のほーが頭いいけど」

美紅「そうだねー」

秋「じゃそろそろチャイムなるから席着くよ」

○○「ほーい」

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秋「ぐーzzz」

美紅「秋ほらおきな」

○○「終わったよー」

秋「あ？いやー疲れたー」

府川「寝るなんてバカなんじゃないの？笑」

秋「バカでいいですー」

美紅「とりあえず私は職員室行ってくる」

秋「私も行くー」

○○「私もい」

府川「○○はちょっと来てー」

○○「わかった…」

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○○「何？」

府川「あのさ、数学の教科書盗んだでしょ」

○○「盗んでないけど」

府川「いや教科書ないんだけど」

○○「私知らないけど…他の人に聞いてみたら？」

府川「…そうだね！疑ってごめん」

○○「いやいや大丈夫だよ！！」

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モブ1「ねーねー聞いた？」

モブ2「何を？」

モブ1「なんか○○が府川さんの教科書盗んだんだって〜」

モブ2「そうなの？生徒会役員なのに盗むとかありえないんだけど笑」

モブ1「それなーー笑笑」

礼人「何それ○○が？」

モブ1「あ！礼人くん！らしいよ〜」

礼人「へー」

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礼人も秋達と同じく親友未満友達以上って言う感じの人。優しい……けどたまにうるさいしバカ

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○○「ねぇ秋」

秋「どしたの○○」

○○「なんか凄い見られるんだけど」

秋「なんかした？それか……モテ期？いいなー」

○○「そんなわけないでしょーよ」

美紅「ふー疲れたー」

秋「美紅委員会お疲れ様ー」

美紅「てか○○何したよ」

○○「いや何も」

美紅「なんか知らないけどめっちゃ噂になってるよ？」

○○「いや知らないけど…」

礼人「なぁ」

○○「何？」

礼人「いや女子達が府川の教科書盗んだって騒いでるんだけど、お前ってんな事するやつだっけ」

○○「え？盗んでな…」

府川「そうなのよー○○が教科書盗んでー」

礼人「覚えあるか？」

○○「いや…ないけど…」

秋「○○は盗むようなやつじゃない！」

美紅「そうだよ！盗むような子じゃない」

礼人「だよな、府川なんで教科書がロッカーの奥にしまってあるんだ？」

府川「え、わかんなーーーい」

美紅「確認せずに疑ったの？最低」

秋「てか、ロッカーの中に○○が無くしたやつ沢山あるんだけど。盗んだのお前か？」

府川「違うしーーー！！！礼人くんは信じてくれるよね…？」

礼人「いやむりだから」

○○「礼人ごめん、ありがとう。」

礼人「いや、たまたま」

秋「なにここでイチャイチャしないでくんない」

美紅「そーだーそーだー」

府川「くそ…まじでお前だけは許さないから」

○○「いやそんなの知らないし。さっき言ったじゃん盗んでないって。」

府川「ちっ……」

秋「府川ちゃん逃げちゃったねー」

美紅「そうだね〜じゃあ後の授業頑張ろーか」

○○「そうだね！」