こんにちは!今回はデリザスタを悪者にしちゃいます!ご了承下さい!
まただ。いつものように本気の夫婦喧嘩が始まる。慣れたもんだ。今回の原因はなんだったのだろう。おそらく些細でくだらなかったと思う。そこからエスカレートしていき今に至るのだ。
セル「いい加減にしてください。もう疲れました」
デリ「は?元々セル坊があんなこと言わなきゃ俺っちだって怒んねぇよ」
『あんなこと』がどんなことなのかも忘れてしまった
セル「はぁ、、怒りっぽいんですね」
お互いイライラが止まらず売り言葉に買い言葉だ
デリ「なんでこんな鬼嫁なんだよ」
ボソッとデリザスタが言った
セル「はい?お望みなら鬼嫁辞めさせていただきましょうか?」
遠回しに離婚してやろうか?と言ってしまった。この言葉に腹を立てたデリザスタ
デリ「は?俺っちは女に困ることなんかねぇから。離婚して困るのはセル坊だろ?」
苛立ちがMAXなのか言葉のマシンガンが始まる
デリ「大体お前と結婚した後も寄ってくる女はいっぱい居んだわ。俺っちの残りの人生をお前みたいな鬼嫁にやって損した。」
セル「は、、」
デリ「男同士じゃ子供作んのも魔法借りなきゃいけねーし、、お前との結婚自体不毛だったんじゃ、、」
デリザスタが顔を上げる
セル「、、、」ボロボロ
そこには大粒の涙を流すセル
セル「確かに、離婚しようって、グスッ遠回しに言って、、意地悪し出したのは僕ですけど」ズビッ
デリザスタが冷や汗を流す
セル「僕と結婚したの、、無駄だって、、やっぱりデリザスタ様、、心の中でそう思って、、いらっしゃったんですね」
デリ「ちが、、!」
セル「やめてください」
デリザスタが伸ばしていた手を払い除ける
デリ「、、ッ待って、話をしよう」
セル「話すことなんてありません。今まですみませんでした」
セルが走り去る
デリ「セル!!!」
セルはずっと走った。走りに走り着いたのはマッシュの家
マシュ「、、、セル君」
セルの目は腫れ、頬に流れる涙を擦った赤い跡があった
マシュ「どうしたの?」
セルが事情を話す
マシュ「それはセル君も悪いよ」
セル「分かってるんだそんなこと、、でも」
マシュ「うん、、デリザスタ君は言い過ぎだね」
セル「僕本当に離婚しちゃうのかなぁ」
目頭が熱くなる
マシュ「セル君は離婚したい?したくない?」
セル「したくないに決まってるだろ」
マシュ「じゃあ直接話して仲直りするしかないんだよ」
マッシュは笑顔だ
セル「、、、うん」
マシュ「そろそろ迎えも来るだろうし」
セル「え?」
ガチャンッ!
デリ「セル坊!!」
息を整えることも難しそうなくらい苦しそうなデリザスタ
デリ「見つけた、、、なぁ、、帰ろう」
不安そうな顔をし手を出す
マシュ「、、、セル君」
セル「、、、デリザスタ様」
デリ「ど、どした?」
セル「ぼ、僕、、離婚したくない、、ズッやだよ、、女の人と会ってもいいから、、子供も頑張るから、、ヒグッ離れていかないで」
デリ「、、、ッ」
ひどく悲しそうな顔をするデリザスタ
デリ「セル坊ッ!ここまで追い込んでごめん、、俺っちあんなこと思ってない。お前との結婚今でもすっげー嬉しいんだ。嘘じゃない」
セルを抱きしめるデリザスタ
デリ「女と会っていいなんて言わないでよ、、嫉妬してよセル坊、、子供だって無理しなくていい」
涙が出てくるデリザスタ
デリ「本当に大切なんだ、、俺はセル坊がいないともう、、」
セル「、、僕なんかでいいんですか?後悔しませんか?」
デリ「するわけねぇだろ。お前がいいんだ」
セル「僕だってあなたが、、、」
2人キスをする
数分後
デリ「よし、、マッシュ。俺っちを殴れ」
マシュ「あーよかった。僕ちゃんとこの場にいるって認識されてたんですね」
では遠慮なく、、そう言ってバチコーンとかまされるデリザスタ
セル「わ、大丈夫ですか?」
倒れ込むデリザスタ
セル「ひぁッ」
デリザスタに引っ張られ上に乗っかるセル
デリ「俺っちの心音聞こえる?」
セル「、、?はい」
デリ「俺っちの心臓はお前のために今動いてる、、お前と話すため、戯れるため、守るため」
セル「へ?」
デリ「お前がいなくなったらするべき事を失った心臓は止まり俺っちは死ぬ、、だから」
分かって欲しいとばかりに顔を赤くして見つめ合う
セル「、、、2度目のプロポーズですか?」
デリ「うん、そんなとこ」
にししと笑い合う2人
夫婦喧嘩はほどほどにしましょう
コメント
1件
ふぁ~~ ‼️🥹🥹続きだ続きだ‼️名様のデリセル喧嘩して甘々仲直りっていう私の性癖をぶち抜いてくるんですよ…😁😁名様のデリセルは何話あってもよい…最高です😣💘💘入籍はいつにしますか💍💍😃