テラーノベル
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「ん…んん….?」
私はうっすらと目を開ける。
「あ、れ…..」
私は何をしていたのだろう。
確か….バーを閉めて….
そこから…どう….
「ん….?」
身体を動かそうとするが動かせない。
「…..!?」
そこから急激に意識が醒めていく。
私は身体をもがかせた。
だが、縄が私を離してくれることはなかった。
「っ…..」
そうこうしているうちに声が聞こえた。
それは、とても聞きなれた声だった。
「あ、やっと起きたんですね」
「ぇ…?」
「夢さん、おはようございます」
「….朱里様…..?」
「んふふ、お水代わりにどーぞ」
その言葉と共に私は何かを飲まされた。
「んっ…..」
私はついそれを飲み干してしまう。
「ふふ、どうですか?」
「…..モヒート、ですか?」
「正解です、流石夢さん」
「甘い味がしたのと、ミントが装飾されていたのでそう判断しただけです….」
しかしおかしい、ただのモヒートではない。
身体が熱い。
これはなんなのだろうか。
「っ…..」
身体のどこかがジンジンと疼いている。
まるで何かを求めているように。
「何を、入れたんですか….?」
私は恐る恐る朱里様へ質問する。
「秘密ですよ、言う訳ないじゃないですか」
「そう、ですか…..んっ….」
まずい、非常にまずい。
身体が熱い、脳に甘い何かが拡がっていく感覚がする。
「朱里様……身体が熱いのですが….ほどいていただけませんか……?」
私はそっと懇願した。
しかし、私の願いはかなわなかった。
「嫌です、逃がしたくないですので」
「そんなっ……」
「ふふ、砕けた口調の夢さんを初めて見ました。夢さんもかわいい面を持ってますね」
そんなことを言う朱里様に、思わず恐怖心を抱く。
同時に、胸が焦がれるような感覚もした。
….どこかで、ずっとこうされていたいような
そんな思いを、いだいてるのだろうか
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