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良い文章ですね~
コツコツコツ___
シャーペンを右手に持ち紙に今日起きたことを書く。人の言動や自分が思ったこと。
スラスラと決して綺麗では無い字で書いていく。自分の部屋にある小さな机で学校がある日は必ずかき、休みの日でも書きたければ書く。
それが私の日常。
どんな感じで書けば良いかは分からないがとにかく日記を書いてみることに少しロマンを感じていた。
「今日は友達とゲームをした。4人程でやっているとやはり楽しい。ある人は楽しみながら。
他の2人は最近このゲー厶を私におすすめされてはじめたばかり。私はこのゲームを数年やっている。」
このような感じだ。
私は文字を書くのが好きで、漢字が大好きだが、漢字をよく覚えているという訳では無い。
ただ好き、これだけである。
私には好きな人がいる。彼はとてもかっこよく、私にはもったいない程である。私は熱しやすく冷めやすい、という自分でも最悪な女だとわかる。片思いが1ヶ月続けば長い方だ。
だが、今回の彼は6ヶ月という今まででいちばん長い片思いだった。なぜかは分からない。
私自身、今まで好きになった人にあまり共通点がなく、好きになった人がタイプなのだ。
彼のことをもっと知りたい。その一心だった 。
彼の友人とは既に仲良くなることができた。その友人をここでは友人sと書く。
私が彼のことを好きだと言うのが友人sになぜかバレてしまった。
私は顔に表情が出やすく、他の友達に誰が好きかすぐにバレてしまう。
友人sはなんとも悪そうな顔をしながら「助けちゃる」といった。私はありがたいようなビビるような気持ちで感謝を伝えた。
最初はもちろん、何も進展はない。まだ彼とは友人ではないし、話したこともない。
だが、そんな私に幸運が訪れた。席替えの際に隣の席がまさに彼だったのだ。
彼は人見知りなのかは分からないが、あまり話しかけてもらえなかった。
私たちのクラスは席替えする回数がとても多いため、その分彼と隣でいれる期間はとても短いのだ
私は何も話さず終わるのだけは避けたかった。 人見知りだったが、全力で話しかけた。 そのおかげか、彼との距離は少しずつ縮んでいってるような気がした。 英語の授業のペアで音読する際、先生から役になりきってねと言われる。
彼はたまたま女の子の言った文を読む番だったのだが、びっくりすることにわざわざ高い声を出して共に音読をした。 ゲラな私は予想外な彼の行動を見て笑い、音読が上手く出来なかった. 彼もそれにつられて笑っていた。
真面目な時は真剣に、ふざける時はふざけるという彼の新たな一面を見ることができ、私はより彼に惹かれていった。
幸せな日々だったが、晴れの日は永遠には続かない。褻《け》の日があるからこそ、幸せはあるものだと、その日に校長が言っていた。
意外とこれが私の頭に残っている。