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リトテツ(メリバ)

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リトテツ(メリバ)

1 - リトテツ(メリバ)

♥

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2024年08月15日

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完全初作品、ぎこちないけど許してください。












  - - - - - - - - - - - - - - - - - 








リトテツ (       メリーバッドエンド      )




お互い激病み、




     🌩🦒   「     」


         🤝   『    』






- - - - - - - - - - - - - - - - - 






   

   リトくんと喧嘩した 。








    🤝









「もう!!リトくんなんか馬鹿!馬鹿馬鹿!」



『馬鹿馬鹿うっせえよ、元はお前が悪いんだろ??恋人がいるってのに、他の奴にずっとベタベタしやがって楽しいか?浮気性なんじゃねえのお前。俺はほんとに愛してんのに。』



「だからって!あんなにボロクソにするなんてリトくん酷いよ⋯⋯僕の大切な友人だったのに、、」



『お前まだそれ言うか?大切な友人大切な友人。じゃあお前そっちいけよ、俺なんかどうでもいいんだろ?だからそんな他の奴に無駄に執着して楽しいか?恋人の俺が嫌がってんのに』



「それは、ごめんなさい、だからって、縁切らせることなんて!!普通しないでしょ?そのせいで僕嫌われちゃった。」



 『は?そんなのしらねえよ。おれのせいにすんな、全部お前が悪い。おれの気持ち考えろって言ってんの。嫉妬すんの、俺だって人間。 』

 と、言う訳で⋯リトくんは僕の大切な友人にボロクソに悪口を言って暴行をしてしまった、いつもの彼はそんな事絶対しないだろうに、、でも、わかってる僕が悪い事くらい。僕がリトくんいるのに、他の人に執着してるゴミカスだなんて⋯








     🌩🦒





 テツが浮気に近い事をした。前から気にかけては、いたんだよ。何かと最近俺より、ほかの大切な友人を優先して、裏では好きと言い合っているらしい⋯それってほぼ浮気じゃない?俺は、誰に否定されようとそう思う。テツが大好きで好きで愛してるのにテツは俺をそう思っていないんだなって、付き合ってるのに、前はそんなんじゃなかった。お互い好き過ぎて死にそうになってたくらいだ、なのに、突然現れた、大切な友人のせいで俺らの関係はほぼ破局に近い。




   だから俺はあいつら二人の縁を切らせた。




 なんか悪いことなのか?誰が教えてくれよ、俺もうどうすればいいかわかんねえよ。







「リトくんなんか、リトくんなんか、大っ嫌い!!!もうほんとに知らないから!!リトくんなんてヒーローなんかじゃなくて悪者!!」





  ⋯⋯⋯⋯




と吐き捨てられどこかに走って行ってしまった。




 『 ⋯⋯⋯⋯ これ俺が全部悪いなあ 、』




事実だ、こんなことをしなければ俺らの仲は良い方に行っていただろう。でも、俺の精神面は生きていた中で一番今ズタボロだ。配信もする気になれない、しかし今日は配信日だ。仕方ないからするしかないこれが俺の仕事。




  『⋯⋯準備しなきゃ。』




 ⋯  ピコン  、





 ”もうすぐ配信始めるぞ〜〜〜〜〜〜い!!”






 : ついあり〜〜〜!!


 : ついありです!!

 

 : ついえら!!

 こんな俺のツイにすぐ反応して俺の配信を楽しみにしてくれる人達。俺の弱い所を見せる訳には行かない、絶対に、



    『 俺はヒーロ⋯、、だか?ら。』



と言った瞬間、先程のテツの言葉が脳裏に浮かんだ。



「リトくんなんか、リトくんなんか、大っ嫌い!!!もうほんとに知らないから!!リトくんなんてヒーローなんかじゃなくて悪者!! 」





  ⋯⋯⋯⋯⋯




 俺はヒーローじゃない??いや、俺はヒーローだ。いやでも、何もしてない無害のテツの友人にボロクソに言って殴って縁を切らせた、人間。本当にヒーローなのか?というか生きてていいのか?俺みたいな人間なんで、おれは⋯。⋯⋯⋯そう考えるだけ、無駄、か。





  ⋯⋯⋯ぐす、









    🤝







 さっき感情任せでリトくんから走って逃げてきた、僕話し合いもろくにしないで、リトくんに酷いこと言ってきちゃった。





   ⋯⋯ カチッ



   

  「 ⋯⋯ はあ、」




いつもより美味しく感じることが出来ない煙草

今何も楽しくない




「 まじでなんで生きてんだー!⋯⋯ぼく。」



なんて独り言を言い続ける僕。この独り言が自分の精神をもっと刺激してる事に気付いてない俺は馬鹿だ。今すぐやめろ。




  「 あ、そうだ。薬を飲んでみれば元気になれるかな、抗うつ薬とか色々あるもんな。」




 と思いドラッグストアに駆け付ける俺。色々薬の事を調べてきた、色んなものを買ってみよう!!




   メジコン 20  1500円



  「  え、っ、20錠で1500円⋯めっちゃ高くねえか?」



 でもこれが一番有名な風邪薬だ。買って飲んでみるしかない。




  ブロン錠 60  800円 

  ブロン錠 84  1500円



  ふむ⋯これは比較的さっきよりのは安いな、84入り買ってみるか。



  レスタミンコーク 80  600円

  レスタミンコーク 124  1000円



 おい、待て圧倒的に安いぞコレ。絶対買うべきだろ!!これも買うか⋯



  コンタック 12  1300円



  うーん⋯ 地味に高いなあ、でも買うしかないな。どれが一番効くのか試さなければ。




 大量に薬を抱えレジに向かう俺、予想通り店員さんに変な目で見られてしまった。



  : お客様どうしてこんなお薬を?



  「 え、いや、あの、風邪で、ははー。」



   : ⋯⋯⋯




  な、なんなんだ、何も言わなくなったぞ⋯、いつも通り僕は過度な人見知りを発動してしまった、またここで自己肯定感が下がる。




 「 結構お金出費しちゃったなあ、、⋯リトくん今、何してるのかなあ、、お家帰りたくないなあ、」




 なんて言わなくても帰るとこは、僕とリトくん一緒に住んでる家しかない。買った薬も飲みたいし、一度帰ることにした僕。



   


⋯⋯ ガチャ




 物音ひとつしないどよーんとした部屋の雰囲気がわかる。き、気まずい⋯、部屋も実は僕とリトくんが一緒に寝る用の部屋しかなくて、それぞれの部屋は配信する用の部屋しかない。



 そういえば、今日リトくん配信日か⋯もう時間だけど配信してるのかな⋯。部屋からの声は全くしない、部屋からは、いつもの待機画面の陽気なリトくんらしい音楽しか流れてなかった。



 〈 配信はしてるみたいだな、でも今全く話してる声は聞こえないな、配信見てみるか。〉



 と思い一旦靴を脱ぎ捨て、大量の薬をテーブルに置いてソファに座ってリトくんの配信を見る僕。



 そこには全く話さず待機画面だけが一時間続いてる様子の配信だった。勿論コメント欄は若干荒れ気味、いつものリトくんのふざけだと思っている人と、心配している人様々。流石に心配だと思った僕、何か不吉な事が起こってるんじゃないかと思い、リトくんの配信部屋を覗いて見た。そこで僕が見た景色は。上でちゅうぶらりんと、首を吊っているリトくんだった。





⋯⋯⋯ え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?あ、あ?え?、ああ?は?え?え?え?え?え?え?




 僕は色んな感情と情緒が混ざって、リトくんを下ろした。まだ幸い息はあるようだ。



  「⋯⋯リトく、りとかごめん息ちゃんと吸って、リトくん、ごめんなさい、僕が悪かったほんとに僕が全部悪かったからあ、ごめんなさい、目開けてよ、」



 ⋯⋯ 強くリトくんを抱き締めただりとくんが話し出すのをずっと待っている僕。絶望を通り越して涙が全く出てこない、段々と息が荒くなってくる僕。





 「 ひゅ、ひゅー、はっ、あああ”っ!!はあっ、はあっ、あ” あ”ごめんなさいごめゆかな、リとぐ、ごめんなさい、ごめん、ごめんなはさい、りとくぬ目開けえ、りとか、」




  ⋯そこで俺の意識は飛んだ。








 

🌩🦒





 ⋯⋯⋯ ぐす、




 『もう、俺、ヒーローじゃないんだ。』



 出したくもない大粒の涙がポロポロと頬と服を濡らした。涙のせいで視界がぐわんぐわんと歪んでいる、ああ、配信しなきゃ、待機画面出さなきゃ、。




  ⋯ ポチ




  ダメだ、俺の弱いとこは見せちゃダメなんだよ。見せたくない。みんなに迷惑かける。




  なんで?俺は本当に生きているんだろう。もう終わりにしたい、。確か部屋にロープがあったはず。




  『⋯あ、った 。 』

 結ぶところを視界が歪んでいるが頑張って見つけ出して、頑張って結んだ。よし、これでいける。首にロープを⋯

  『 ぁ” ッ⋯ぐるっし、あ” 』

足をバタバタさせ段々と意識が遠のいて行く俺。そこで俺の意識は途切れしねた筈、


   


        だった 。





 意識を取り戻し、



   キーーーーーーーーーン


                  

                  耳鳴りが本当に酷い。




 随分と時間はかかったが、意識をまたちゃんと戻し、隣を見るとぐっすりと眠っているテツがいた。




 『 あ、テツ⋯⋯、見られちゃったな、テツ、お前目の周りすごい赤いぞ、よだれも鼻水もすごいじゃねえか⋯⋯⋯、、、笑笑』



  全然楽しくないはずなのに自然と笑顔になる、沢山俺の事心配してくれたんだな。過呼吸になりすぎて意識を飛ばしているテツ。






そんな姿もすごく愛おしいだいすきだ愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる





  今はよくわかんないけど、二人でこのまま手を繋ぎながらずっと眠っていたい。テツの冷たい手をぎゅっと握り、彼が起きるのを待つ。




 








 

  

 

      ⋯⋯⋯














  「あえ、リトくん⋯?」



  『 おはよ 、テツ 。もう体調は大丈夫?』


    

  「 リトぐ、ぐす、生きててよがたよお、」


  安堵してのか、じわじわと涙が溢れ出しているテツ。愛おしい。



  『 っは!笑生きてるぞ俺は。ごめん、めっちゃ心配かけたよな。』



  「 う”ん”、リトくん、いっぱい酷いこと言ってお家飛び出してごめんなさい。」



  『 ほんとだよ⋯めっちゃ傷付いたんだからな?俺笑笑、もういいけどさあ、』



  「あいがと、ごめんなさ、」



  『もういいって笑笑、なあ、そんな事よりさ、テツ俺の願いひとつ聞いてくれね?』



  「ごめんね、⋯⋯ん、?なあーに?リトくんの願いなら絶対になんでも聞くよ!」






                『 一緒に死の。』



 




   🤝




 なんて突然言われて僕は思考停止してまった、でも勿論リトくんの願いは聞かなきゃいけない。俺はリトくんが大好きで大好きで愛しているから。






   ⋯⋯⋯




 「 うん 、!!勿論、リトくんの為なら!一緒に死のっか。僕さっきね、沢山お薬買ってきたらそれ一緒に全部分けて飲んで、飛び降りちゃおっか!!」



 『 ⋯⋯ ありがと。うれしいよ、俺今一番幸せだ、』



  なんて本当に幸せそうな笑みをあげるリトくん可愛らしいなあ。幸せだなあ、リトくんと一緒に死ねるなんて、、



  



  

   二人でリビングに降り、先程買った薬を二人で仲良く体に流し込み、二人で海に行った。






  「 やっと着いたね!海、僕薬で頭ふわふわしてるや。じゃ、早く海入ろうよ!!」




  『 それな、俺も結構ふわふわしてるわ、勿論早くいこっか。』




なんて言ってるリトくんだけど、何かやっぱり死ぬのは怖がっているリトくん。バレてるよ。



恋人繋ぎで冷たい海を入っていく僕達、その時おっきい波が来て飲み込まれた、これはもう戻れないリトくんと僕はまだ手を繋いでいた。波が強くて海水がとても冷たくて今にも死にそうな僕だけど、頑張って寂しくないようにリトくんの手をぎゅっと握り、強くリトくんをハグした。リトくんの温もりがまだ残っていて、僕も安心して海の中でリトくん一緒に息を引き取った。














              リトくん

          

              テツ









                  愛してる   。 



























    メリーバッドエンド











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